桃:りうらさぁ、また保健室行ったの?
赤:えぇっと..行ったよ..?
桃:それさぁ、おかしいよ。授業受けてないとかやばいよ。
赤:あ、そうだよね..。
毎日のようにこんな会話が繰り返される。
最近は給食も教室で食べれてない俺。
資料室で音楽の先生と給食を食べる。
給食は毎日、初兎ちゃんが持ってきてくれる。
そうゆうところが信じられる。
赤:ないくーん!今日、一緒に帰ろぉー!
桃:むり。
赤:えぇー!なんでー!?
桃:だって保健室行くじゃん。
赤:だって、それはしょうがないんだよ。
桃:給食、教室で食べたら帰ってあげるよ。
赤:ほんと!?頑張る‼︎
赤:あの、今日は教室で給食を食べようと思います。
保:わかった。音楽の先生にも言っておくね。
赤:ありがとうございます。
赤:給食の時間きちゃった…。
赤:教室行かなきゃ。
白:あれ?りうちゃん?今日教室行くん?
赤:あ、えっと…。
やばい。涙出てきそう。泣いちゃダメ泣いちゃダメ。
白:どうした?
赤:えっと、あの..ポロポロ
あーあ。出てきちゃった。
白:おいで。
手を引っ張ってくれている。
資料室の扉を開けて椅子に座らせてくれた。
白:ちょっとまっててな。
迷惑かけちゃった。どうしよう。
初兎ちゃんに嫌われちゃうかも。
コンコン
白:しっつれーい。給食の量これでいい?
赤:コクン
白:おいてくなぁー!無理しないでな。
ガチャン
扉が閉まる。
ぶっちゃけ今、食べれる状況じゃない。
はぁ、どうしよう。
コンコン
扉が開く。
担任が入ってきた。
担:やっぱりダメだったかぁ。
いいよ。無理しないで。
音楽の先生呼んでおくね。
赤:ありがとうございます。
音:りうらくーん!やっほー!
食べれそう?
赤:えっと..フルフル
音:そっか。でも、一口は食べてみようね。
赤:はい。
音:何口ぐらい食べれた?
赤:3口くらい..です。
音:おお!頑張ったね。片付けちゃおっか。
赤:はい。
心を落ち着かせ資料室から出る。
ないくんに会う。
桃:また、資料室で食べたの?
赤:ごめん..。一緒に帰って..!おねがい!
桃:しょうがないなぁ。いいよ。
ないくんのそうゆうところが好き。
結局は許してくれる。
一緒に帰ってくれる。
だあいすき。