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僕の終わりの物語

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僕の終わりの物語

7 - 第7話給食

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2024年07月29日

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桃:りうらさぁ、また保健室行ったの?


赤:えぇっと..行ったよ..?


桃:それさぁ、おかしいよ。授業受けてないとかやばいよ。


赤:あ、そうだよね..。



毎日のようにこんな会話が繰り返される。


最近は給食も教室で食べれてない俺。


資料室で音楽の先生と給食を食べる。


給食は毎日、初兎ちゃんが持ってきてくれる。


そうゆうところが信じられる。






赤:ないくーん!今日、一緒に帰ろぉー!


桃:むり。


赤:えぇー!なんでー!?


桃:だって保健室行くじゃん。


赤:だって、それはしょうがないんだよ。


桃:給食、教室で食べたら帰ってあげるよ。


赤:ほんと!?頑張る‼︎



赤:あの、今日は教室で給食を食べようと思います。


保:わかった。音楽の先生にも言っておくね。


赤:ありがとうございます。






赤:給食の時間きちゃった…。


赤:教室行かなきゃ。


白:あれ?りうちゃん?今日教室行くん?


赤:あ、えっと…。


やばい。涙出てきそう。泣いちゃダメ泣いちゃダメ。


白:どうした?


赤:えっと、あの..ポロポロ

あーあ。出てきちゃった。


白:おいで。


手を引っ張ってくれている。


資料室の扉を開けて椅子に座らせてくれた。


白:ちょっとまっててな。


迷惑かけちゃった。どうしよう。


初兎ちゃんに嫌われちゃうかも。


コンコン

白:しっつれーい。給食の量これでいい?


赤:コクン


白:おいてくなぁー!無理しないでな。


ガチャン

扉が閉まる。


ぶっちゃけ今、食べれる状況じゃない。


はぁ、どうしよう。


コンコン

扉が開く。


担任が入ってきた。


担:やっぱりダメだったかぁ。

いいよ。無理しないで。

音楽の先生呼んでおくね。


赤:ありがとうございます。




音:りうらくーん!やっほー!

食べれそう?


赤:えっと..フルフル


音:そっか。でも、一口は食べてみようね。


赤:はい。





音:何口ぐらい食べれた?


赤:3口くらい..です。


音:おお!頑張ったね。片付けちゃおっか。


赤:はい。




心を落ち着かせ資料室から出る。


ないくんに会う。


桃:また、資料室で食べたの?


赤:ごめん..。一緒に帰って..!おねがい!


桃:しょうがないなぁ。いいよ。



ないくんのそうゆうところが好き。


結局は許してくれる。


一緒に帰ってくれる。


だあいすき。


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