テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※つづき
※🐷と🍆
※これでこのターンは終わり…次はまた 別視点。
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※作者の妄想ネタです
※ご本人様無関係
※獣人と半獣と人間が共存する世界線※
ゲームスキンが動物の方はそっち側判定しつつ
書いていきますご注意を
※不穏な空気…
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
俺の声が大きく響いた…
「嘘つかないでくださいっ!」
「はぁ?!嘘だぁ??…なんで、俺が嘘つく必要あんだよ!!」
「絶っっ対ぼんさん、なんか隠してるっすよね!!俺には分かるんっすよ!!!」
「…んだよ、野生の勘ってやつか!?」
「そうっす!!」
コロコロ変わるぼんさんの匂いと強さ
絶対何か隠してる…それだけは分かるッ
ただ、その隠していることが何か分かんねぇ…
ぼんさんの出す、この匂い…これが何の感情で何を意味してるのか全く分からん。
爽やかな匂いや、海のしょっぺえ匂いや、その人独特の不調の匂い…あと他にも有るけど、まぁ、そんな感じのなら今まで何度も嗅いできた…
だけど…”甘い匂い”なんて今まで嗅いできたことねぇからマジでわからんっ…
「俺がお前に何を隠す必要があんだよッ!!!」
「わかんないっすけど、絶対何か俺に黙ってることがあるっ!!」
「はぁ???…何だよそれッ!!!」
こう言うやり取りをしている時でも
ぼんさんの出す匂いはコロコロ変わっていく
甘くなったり、匂いが消えたり、しょっぱい匂いになったり、スパイシーになったり、また甘くなったり…
「ぼんさん、マジで隠し事せんでください…俺でよければ話聞きますんで」
「…隠し事って…なぁ……」
しばらくの間、すったもんだする俺達のやり取りに痺れを切らしたのか ぼんさんがため息を一つついて俺の目を見て話してきた
「なぁ…MEN、なんでそこまで確信が持てんだよ」
「え??」
「いくら野生の勘っつても…ここまで食い下がるって事は何か決定的な…なんつーのかなぁ??証拠と言うか…出来事っつーか…何かあるだろう??絶対…」
「…そ、それは…………」
ぼんさんは頭を掻きながら、口ごもる俺に「やっぱりなッ…」と小さくこぼす。
「MEN…隠し事してんのは”お前も”なんじゃねぇの??」
「………」
「図星か…」
「………ッ…ぼんさんもじゃないっすか」
「あ゛?」
「ぼんさん…”お前も”って言いましたよね」
「…」
「それってつまり、ぼんさんも”隠し事”してるってことっすよね」
「……それは…」
「ね、そうスッよね…」
嘘つかないでください。
MENから言われた一言が、重く心に乗ってきた。
心配から来る一言ってのは分かってる…
分かってんだけど、なんか…こう、ズンッと重く来たんだよな
嘘はついてない…ただ、隠してるだけだ
俺がMENに向ける感情と
MENが俺に向ける感情が違うということを
言い争いをしたいわけじゃないのに…つい、噛みついてしまった。
言葉に棘のある言い方をして…最低だ俺…
そんな俺に対してもMENの声のトーンはいつもと変わらない
俺の事が心配なんです…って声色で話しかけてきてくれる
どこまで優しいやつなんだよ…お前って奴は
しばらく沈黙が続いたあと… ぼんさんが、声を出した
「…MEN、ごめんなさい」
ぼんさんが俺の方に頭を下げて謝ってきた。
その動きに合わせて匂ってきたのは甘い匂いに混ざる海のしょっぱい匂い…
ずるいなぁ、ぼんさん…
その匂いはズルいっすよ、俺…もう何も言えないじゃないっすか笑
「何がっすか」
「…」
「俺、なんでぼんさんが頭下げてんだか…サッパリ分かんないっすね〜」
「…」
「なにしてんすか、ぼんさん??ほら、顔上げッ………」
「……ッ」
俺の声にぼんさんが顔を上げた…………
俺はその顔を見て言葉に詰まってしまった
なんで今にも泣きそうな顔してんだこの人は…
俺よりも年上で、グループイチの最年長者なのに
そんな顔しないでくださいよ… ほっとけなくなるじゃないっすか…
気づけば俺は、ぼんさんの頭を撫でていた…
甘い匂いが辺りを包む…
やっぱこの匂い、いい匂いだ…ずっと嗅いでてぇなぁ…
サワッ…
にしても、柔けぇ髪の毛…
ふわふわして、相変わらず綺麗な黒色だなぁ
色白のぼんさんによく似合ってる…
指に髪の毛を絡めながら撫でていると「めん?」
ぼんさんが俺の名前を呼んだ…
「………ッ!!!っぅぁっあ!!!!す、すんませんっ!!!」
ッ俺は何をしてた???え、ぇえ!? なんで、ぼんさんの頭撫でてた?!? てか、指に髪の毛絡めながら撫でるとかっ!!!
ぼんさん絶対嫌だったろ?!?
やばいって、これ、セクハラか?!
え…だって、なんか…ぼんさん、泣きそうで…ほっとけなくて
なんか気づいたら……
いや、まずは謝ろう!!! そうだ、まずは謝罪だ!!!!!!
「ぼんさんっ!!!すんませんっ!!!」
今度は俺が頭を下げていた。
沈黙が続く…
凄く嫌な沈黙… 俺が100%悪いのは確か、MENの言葉に噛み付いて棘のある言い方したし悪態もついた…
喉が開かない…
言葉に詰まりそうだけど振り絞って出した
ごめんなさい。
謝って頭を下げたら、俺の情緒は不安定なのか一気に目頭が熱くなる…
やべぇ…泣きそうだ。泣くな…泣くなよ…俺っ
ぐっと堪えてMENの言葉を待っていたら、届いた言葉は
「何がっすか」
いつも通りのMENの声。
「…」
「俺、なんでぼんさんが頭下げてんだか…サッパリ分かんないっすね〜」
何で…なんでなんだよ、MENッ……
堪えていた涙が一気に瞳に溜まっていくのがわかる…
「…」
「なにしてんすか、ぼんさん??ほら、顔上げッ………」
MENが俺の肩に手を置いて身体を起こす…その弾みで
ポタポタ…と溜まっていた涙が落ち
起こされた勢いでMENと視線がぶつかり合う
MEN表情は困惑してた…そりゃぁそうだよな…顔をあげたら、こんなおっさんが泣きそうな顔してんだもんなッ…
視線を少しだけ外して体勢を整えようとした時
サワッ…
(……ッ!!!!)
MENの大きくてあったかい手のひらが俺の頭を撫でていた
優しく…壊れ物を触るかのように…包み込むように… 撫ででくれる
(あぁ……すげぇ、気持ちぃなぁ……)
MENの表情も、柔らかい…陽だまりみたいに微笑んでいて
なんだか少しくすぐったくなる…
(もう少し……もう少しだけ…撫でてて欲しい…)
目をつむり、MENの体温を感じながら撫でられていると
「ッ……」
MENの撫で方が少し変わった…
指に髪の毛を絡ませて、より大切に大切に撫でてくる…
なんというか…こう…普通の撫でられてる感覚と違って
愛おしさが…入っているって言うか…
なんだか少し恥ずかしくなってしまい思わず
「めん?」
名前を呼んでしまった…。
俺の声に我に返ったMENは変な声を上げて
ワタワタしたあと
「ぼんさんっ!!すんませんっ!!!」
地面に穴が開くんじゃねぇか?ってくらい地に頭を付けていた
「MEN、大丈夫だからw」
「いや、もう、ほんとに…なんて言ったらいいかッ」
「ハハハッ。気にしすぎだって」
「一歩間違えて…そうですけど、セクハラになりそうな…」
「俺が良いって言ってんだから、な?」
ただでさえ垂れているMENの可愛い耳がより垂れて見える
それくらいMENは落ち込んでいた。
無意識とはいえ俺の頭を撫で、指に髪を絡めて…
俺は嬉しかったけど…MENは「やっちまったぁ…」と猛反省
何を言っても、許すよといっても…垂れた耳が上がることは無かった…
(ま、MENの耳は元々垂れてるから上がることはないけどなw)
「なんか、俺たちお互いに謝ってばっかだなw」
「…そう、すね」
「もう、やめやめやめぇええ〜!!!おーしーまいっ!!」
「へ??」
「もう、コレからはお互い謝るの禁止な」
「でも…」
「いーーの、こーでもしねぇと、終わりが見えねぇよ」
「…まぁ、そーっすね……」
「よし!今から、俺が手をたたいたらもうダメだかんなっ!」
「…わかりましたっ」
…パンッ!!!…
響く破裂音、俺とMENは目を合わせながら
「「ッぷははははwwwなんだよ、これwww」」
と、笑い合った…
ソファに二人で腰掛けて雑談したり、動画見たりして時間を過ごしていたら気づけばもう明け方近く…
さすがの俺も眠くなってきて仮眠室に移動するか悩んでいたら
コテンッ…と肩に何かが触れた
「……ぼん、さん??」
ぼんさんが俺の肩を枕に夢の中へ
規則正しい寝息が聞こえて完全に熟睡モード…
そんな、ぼんさんは手にペットボトルを握っていて…
こぼさねぇか、心配だなぁと見てみると
ぇえ…キャップが空いてますがなぁ……まじかよ、ぼんさん
なるべく揺らさないように、起こさないように
ぼんさんの手からペットボトルを取り上げてテーブルに置こうとした時…
グラッとぼんさんの身体が傾いた
(うおっ!!やべっ!!!)
俺は咄嗟に肩を抱き、勢いよく倒れるのをなんとか阻止した…
(あっぶねぇ………さて、どうしたものか)
このまま、また肩の位置まで戻すってのも…なかなか難しいよなぁ
あーーーー…んーーーーー…
……ぼんさん、嫌かもしんないっすけど我慢してくださいね
俺は座る姿勢を整えて、ぼんさんをそっとそのまま横に寝かせた
そう、膝枕……本当は女の子にしてほしいと思うけど…
俺の膝でがまんしてくだせぇ…ぼんさんっ
「…………ッふぁぁあ〜〜〜俺も流石に寝みぃなぁ……………ま、このまま……………スゥッ…」
俺はソファに座って背もたれに寄りかかりながら…
そして、ぼんさんは俺の膝を枕にソファに横になりながら…
俺たちはそのまま眠るのだった……
…翌朝…
ドズルとおんりーが同じタイミングで事務所に着く
「おんりー、昨日はありがとね」
「いえ。」
「僕、MENの様子が気になって早くきちゃったよ笑」
「俺もです…」
あー、やっぱりー?と、呑気な返事をするドズル
2人はMENが寝てるであろう仮眠室へと足を進めた
コンコンコンッ…
「めーん!開けるよ〜」
ドズル、おんりーは仮眠室を開けるがそこにはMENの姿がなく
お互いに「ん?」と顔を見合わせた
じゃぁ、どこに??
そうしていると、撮影部屋の方から聞こえる
二人より後から来たであろう、おらふくんの声が響く
「うわぁ〜、”二人”とも仲良しさんやねぇ〜」
「二人??」
そのワードに過敏に反応したのはおんりー。
ドズルは「なになに?」とおんりーに話を聞こうとしたが
話を聞く前に仮眠室を飛び出して、撮影部屋の方に足早に向かった
「あ、おんりー、おはよぉ〜」
「おはよ、おらふくん…さっき、二人って…」
「ふふふっ…ほら、見てみぃ…おんりぃ…めっちゃ仲良しさんよなぁ〜”ぼんさん”とMEN…」
「……は」
「みてよぉ〜おんりぃ…ぼんさん、MENに膝枕してもらってるでぇ…ぇえなぁ〜、羨ましぃよなぁ〜…おんりー 」
「…………ッチ」
眠る二人にエメラルドグリーンの瞳が濃く深く… 突き刺さった…
(ふふっ…これは、面白くなりそうやなぁ…)
つぎへ
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膝枕⁉︎……え、口角どこか行ったんだけど。
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