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次の日、任務前

寝た気もしないまま

ぼんさんにもう2度と会えないかもなぁ

そんなことを考えながら、どこに向かっているかもわからない自分は、ただ長い廊下を歩いていた

「!、…、」

ようやく自分が足を止めたのは目の前におらふくんが居たときだった

「おんりー、…」

いつもより、違った表情をしている、おらふくんに自分は、横を通りすぎようとしたときだった

「そのままでええの?」

不意にその言葉で足が止まった

「最近のおんりー変よ?ぼんさんやろ?」

ぼんさんという言葉に自分は、体が跳ねた

「おらふくんには…関係…ない、…よ」

「じゃぁ、なんでそんな悲しげな表情をしてんの?」

わざと素っ気ない態度を取っても、おらふくんは俺を突き放さなかった

「おんりーにとってぼんさんはなんなの?」

再び質問をしてきた


俺にとってぼんさんは


『お前なんて生まれなきゃよかったんだ!』


『なんで…この子を産んでしまったのッ…』


『お前が唯一役に立つ、方法がある』


『殺しに優しさなんて必要ない!』


〖絶対に行かせない!〗

〖500万?おんりーチャンにはもっともっと価値がある!〗

ぼんさん、…

あなたはこんな溝で生きていたような自分に、生きる意味をくれた

自分に、優しく、声をかけてくれた

それが今の俺にとってどんなに嬉しかったことか

「ぼんさんは、ッ、俺にとって光ッ…、」

気づけば自分は、そう言っていた

その答えにおらふくんは微笑んでくれた

「ぼんさんは絶対おるから、さ、任務行ってらっしゃい」

自分の背中を押し、勇気を与えてくれた


❤️2000

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