《お姉様!私くし、とっっっても不思議な夢を見たの》
【どんな夢かしら?教えてくださる?】
《沢山の時計があってね!たくさんのうさぎがいたの!そのうさぎはお喋りができるの!凄いよね!》
【あら、それはとっても楽しそうな夢ね】
その夢を見てからアリスはおかしくなっしまったの
ある日
【お母様今日は天気がいいのでお茶会でもしませんか?】
『あら、いいわね。そうしましょう。アリスもどうかしら? 』
《アハハハハハハお茶会なんておかしー笑 》
【アリス?いつもはやったー!って喜んでるのにどうしたのかしら】
《私はうさぎなの。だからお茶が飲めないの》
『アリス?あなたは人。分かるでしょ?』
《いいえ!私はアリスでは無い!!私はうさぎさんなの!人を食べるうさぎなの》
【人を食べる、、、?】
《こーやってね!》ガブッ
【痛っ 】
『アリス!!お姉ちゃんになんてことをしているの!』
《えー、ただご飯を食べただけだよ?》
《いつかは人なんて消えるんだから食べて上げないと》
『やめなさい!!!』
そんな事があったからアリスの家には今。アリス1人。
アリスの街にはアリス1人
前まで賑やかだった街が今では静か
《あーあ、ご飯、亡くなっちゃったよ。》
《お腹すいたよー》
《やめてよー、無視しないでよー、》
《もう、しんドいヨ》
《ごハん、チョーだい、?》
《メの前がまっしろダよ、?ドうシテ?》
??《アリス、自分のせいだよ》
《うさぎクン、?ドウして?ワタし、アナタのタメにやったのニ?》
うさぎ《僕は人なんか食べないよ!!》
《うさぎクンヒドイよヒドイよヒドイよヒドイよヒドイよヒドイよヒドイよヒドイよヒドイよヒドイよヒドイよヒドイよヒドイよヒドイよヒドい、ヨ》
そうして
狂人
は亡くなった