「えっとぉ~…」
「俺、ふっかになんかしちゃった?」
今目の前で頬を膨らまし、怒っているのは
俺の恋人のふっか。
最近会えてなくて久しぶりに会ったら
なぜか怒っていた。
「…わかるまでお触り禁止。」
「えぇ!?!?」
俺にとってはお触り禁止はタヒねと言っているもんだった。
「ふっかぁー、何かしちゃったなら謝るよ~、」
「だから、許して?」
「…やだ。」
そう言ってプイッ って俺とは逆側の壁に目線を向けてしまった。
え、かわいい
じゃなくて!!!!!
「俺、ふっかとイチャイチャ出来るの楽しみにしてたのになー、。」
「ふっかは俺とイチャイチャしたくないんでしょ?」
「…」
どうしたら機嫌を治してくれるかなー、
あ!ふっかに悪戯して、取り消してもらおう!
…
自分でも引くほど幼稚な考えが思いついた。
でも案外ふっかは効くかも、!と思い、早速実行することに。
「俺佐久間と遊んでくるね。」
「…!!」
そう言ったら慌てたようにするふっか。
いつもだったら「もうそんな手には乗らないぞ!」
って言うんだけど。
今回は携帯を弄って本当に遊ぶ約束をするような演技をしてみた。
「、、おし。行ってくるね。」
「、、え、?」
「え?」
「い、いや、ほんとに行っちゃうの、?」
「いや、だってふっかは一人の方がいいのかな~って。」
「ぅぅ、、」
下を向いて考え始めたふっか。
ついに顔を上げて
「…いっちゃやだ。」
と、俺の袖をつかみながら言ってきた。
その顔はほんのり紅く、涙がうるうると目尻に溜まっている。
なにこのかわいい生物はぁぁぁ!?!?
普段だったらこのまま即ベットin♡ なんだけど、
今日は無性に意地悪したくなってきた。
「でも、ふっかは俺と居たくないんでしょ?」
「…ちがう、あべちゃんと居たい、、」
「でもなぁ、お触り禁止なんでしょ?ふっかが居ても触れないんだったら
佐久間のとこ行こうかな~。」
「、、」
ついにふっかが黙ってしまった。
何を言い返すのかなぁ。なんて期待してたら、
ふっかの方から鼻をすする音がした。
「えっ、!?」
急いでふっかのもとにへ行って抱きしめた。
「ごめんね?いじめすぎちゃったね…」
「…あべちゃんのばか、、」
「ほんとに、さくまのとこ行っちゃうのかなって、」
「ごめんね?でも俺は生涯ふっかしか見てないから。」
「、、よかった。」
「うん、ごめんね?」
そう言ってふっかのふわふわな髪を優しく撫でる。
「あべちゃん、」
「ん?どうしたの?」
「今日はいっぱいおさわりして、?」
なんて、上目遣いで言われたら
YES 以外の選択は一切ないだろう。
「いいよ。ふっかが嫌嫌言うまでお触りしてあげる♡。」
後日
「そういえばさ、なんであの日怒ってたの?」
もぐもぐとご飯を口いっぱいに頬張っているふっかに聞く。
「あ~。まだ分かんないの?」
「あべちゃんさ、共演者さんと距離近すぎ。だめ。」
「…え?」
「え?俺なんか変なこと言った?」
「いや、そんな可愛いことで怒ってたの?」
「っ、!?/// だ、だめかよ、、!」
顔を真っ赤にして怒りながら言うふっか。
「いや、可愛すぎてむしろ大歓迎なんだけど。」
「、、~/// あべちゃんのバカ!嫌い!///」
「えぇ!?!?!」
リメイク兼再投稿失礼します🙇🏻♀️
コメント
6件
リクエストできますか??