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#YJ
23,099
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🩷「一緒に帰ってくれますか…?」
みんながまだ俺のことを必要としてくれていて、またあのステージに自分が立ってもいいんだと思うと、純粋に嬉しい…けど……
💛「……おれ、正直怖くて…」
💙「仁人……」
💛「いい大人だし、自分の身は自分で守らなきゃいけないのに……いざその時になると…身体が動かなくて……ッあ、、あの時も…、おれ、何もできなくて……ッ 」
2人がかりで襲われた時のことを思い出し、身体が震えてくる。
首筋と項を這う舌の感覚、無理やり唇を奪われた嫌悪感、逃げられない絶望感━━━
辛い記憶に、涙が目に溜まる。
❤️「仁ちゃん…!思い出さなくてもえぇよ…!!」
舜太が隣に座って、無意識に首を触っていた俺の手に優しく自分の手を添え、頭を撫でてくれた。
🩷「仁人。それについては安心して。必ず俺らが仁人を守るから。」
💛「それじゃ、ダメじゃん…!おれ、自分の身も守れないようじゃ……」
🤍「あのね、よっしー。こんな辛い目に遭ったら自己防衛できないなんて当たり前だと思うよ、俺は。 」
💙「…もし俺達が同じ目に遭っても、怖くて自分で対処なんてできないと思うで。」
💛「そ……う、なの…?」
🩷「暫くは、仁人の個人的なスタジオ収録が無いようにしてさ。常に俺達が隣に居るような環境を作るから。だから、」
安心して戻ってこい━━━
優しい言葉に涙が溢れた。
💙「俺、ステージで活き活きパフォーマンスする仁人が好きや。…仁人の歌をSNSで聞いて嬉しかったんやけど、何で別々の場所でパフォーマンスしてんのって思った。仁人は、こんなことでアイドル辞めてもいい奴やないよ。またm!lkとして同じステージに立ちたい。」
💛「太智…。うん。俺も、また歌いたい。ダンスしたい…。」
もう一度、5人で、あの場所に戻りたい━━━
❤️「仁ちゃん、嬉しい…!最高のステージ、み!るきーずに届けよ。俺達だけじゃなくて、みんな、仁ちゃん戻ってくるの楽しみに待っとるよ。」
💛「…ん。本当にありがとう。俺、東京に戻るわ。」
皆の後押しもあって、あの場所に戻る決心がついた。
またあの頃のように、5人でパフォーマンスができるなんて嬉しすぎる。
💛「俺、今日のカフェでのライブを最後に、アルバイト辞めるんだ…。だから、今日のライブだけはやらせてもらってもいいかな…」
恐る恐る聞くと、柔太朗が優しく頭を撫でてきた。
🤍「当たり前じゃん。そういう責任感強いところも好きだよ。…ねぇ、よっしー。俺らもあのカフェで歌聴いてもいい?」
💛「え!?き、聞くの…?」
🤍「うん。見えないところに居るからさ。ね、ダメ?」
💛「う……///」
柔太朗がしょんぼりとした顔をして俺を見つめる。
そんな綺麗な顔で見つめられたらイヤとは言えないじゃんか……
💛「マスターの許可が降りたら…その代わり!恥ずかしいから俺の見えないところでこっそり聞いて、終わったらすぐ車に戻って…!」
🩷「えーそんな寂しいこと言うなよー仁人ぉー」
勇斗が不満げな声をぶつけてくるが、知るか!
恥ずいもんは恥ずいんだよ……
何がなんでもこのお願いは聞いてほしい。
💛「だ……だめ?」
🩷「ゔ…その顔はずりぃよ……」
勇斗が顔を真っ赤にして項垂れる。
なに、俺?その顔?どんな顔?分からん…。
🤍「はぁー……無自覚でこれだからなぁ。守る側は大変だわ。」
❤️「誰かに狙われるなんてちゃんと考えれば分かることだったのに…よく俺達も今まで気付かんかったなぁ…」
さっきからなんのこと?
よく分からないが、なんだか呆れられてるらしいことだけは分かった。
💙「まぁ、吉田さんの願いやし。今回は言う通りにしよか。」
💛「…!太智、ありがとっ!」
皆の言ってることがよく分からんが、条件のんでくれた!
良かったぁ……
安心感から、ふにゃりとした笑みが浮かぶ。
💙「……ッ!だぁから、そういうとこなんよーー勘弁してやぁ吉田さぁん……!」
💛「だから、何なんだよ…わっかんねぇ…」
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