『確か、こっちの方で音が…』
音のした方へ歩いていくと、そこには1人の執事っぽい格好をした男の人と、馬車が1台止まっていた。
『え、馬車…?』
『何でこの時代に?』
そう思ったが、ここはきっと転生した世界。
私が元々いた世界とは少し違うのだろう。
そもそも、まずこの世界で私が何者なのかもわからない。
もしかしたら何処ぞの令嬢かもしれないし、その辺のモブかもしれないし、貧乏かもしれない。
まあ、確かめる術は無いに等しいのだが。
『とりあえず、あそこにいる人に話しかけてみるか…』
まずは何か情報をゲットしなければ。
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