ガチャ________
ーー千冬「た、ただいま、、」
ーー千冬母「…死になよ。アンタ。」
ーー千冬「ごめん、、」
ーー千冬母「出来損ないなんていらないの。」
ーー千冬「母ちゃん、、」
ドカッ______パリンッ________
ポタッ、ポタッ、________
さっきまで使っていた鏡で千冬を殴る。
ーー千冬「うっ…はぁっ、はぁっ、泣」(怯)
倒れるように座り込む
ーー千冬「はぁっ、はぁっ、ごめんなさい、泣(怯)」
ーー千冬母「チッ、気持ち悪い。」
ーー千冬「…泣(怯)」
ーー千冬母「さっさとどっか行けよ。」
ーー千冬「は、はい、、泣(怯)」
ガチャ________
血だらけのまま、なんにも用はないけど、
見知らぬ道を歩く。
人に会いたくなかった。怖いから、
震えた体を支え、ぎこちなく1歩1歩歩く。
おい
死にたい。そんなことを呟きながら、知らない場所に向かう。
おい!
生きたくない。死にたい、消えたい。、
誰かに言われ、ビクッとする。
振り向くとマイキーくんと、ドラケンくんだった。
ーーマイキー「千冬!!」
ーードラケン「お前どこ行くつもりだよ?」
行き場所だなんて分からなかった。
ただ人がいるところを避けていただけだった。
ーードラケン「お前、頭から血が…」
ーーマイキー「何があったんだよ?」
言えない、言えない、
言ったら、きっと、この人たちも…。
ーー千冬「なんでもねぇッス!泣」
ーーマイキー「お前、笑えてねぇよ。」
ーー千冬「え、?泣」
上手く、いつもみたいに笑ったつもりだった。
けど2人には、
ーードラケン「…我慢すんなよ。」
ーーマイキー「相談乗るから。大丈夫。」
優しいな、ほんと、、
だけど、、2人には悪いけど、
ーー千冬「なんでもないんで!!泣笑」
ーーマイキードラケン「……。」
ーーマイキー「っ、お前、いつもそうだったんだな、、」
ーー千冬「え、?」
ーードラケン「いつもそんな感じで俺らを騙しながら生きてきたんだな、」
ーーマイキー「俺らそんなに信用できねぇの?」
違う、、違う、、いや、、そうかもしれない、
ーー千冬「…。」
ーーマイキー「っ…!!」
ーーマイキー「そんなもんだったんだな、」
ーードラケン「ガッカリだ。」
次の日___
ーーマイキー「…。」
ーードラケン「…。」
ーー千冬「あ、あの、昨日はすみません、」
ーーマイキー「あっ!!タケミッチ!!」
ーードラケン「よー元気そうだな!!」
ーー千冬「っ、、涙」
その場に居られなかった、、
ーーマイキードラケン「(違う、こんなことがしたい訳じゃないのに、)」
ーーマイキードラケン「(なんで寄り添ってやれないんだろう、、)」
他の隊員は俺の母ちゃんのことを知ってて、いつも、害虫扱い。
場地さんは、気づいてない。
三ツ谷くんはいつも、泣きながら謝って俺を抱きしめてくれる。
三ツ谷くんがただ、心の支えとなった。
そんなことが続き、数日後______
ーー千冬「あの、俺、東卍やめます。」
ーーマイキードラケン「は、?」
ーー千冬「それでは、」
ーーマイキー「お、おい!!待てよ!!」
ーー千冬「…?」
ーーマイキー「本当にやめんのか?」
ーー千冬「はい。」
ーードラケン「っ、そんなの、!」
ーー千冬「役に立たない、ただのゴミなのであれば、邪魔者は消えた方がいいし、東卍のためにもなりません。」
ーーマイキー「お前っっ!!」
マイキーくんが俺の胸ぐらをつかみ、殴り込んだ。
ーー千冬「うぐっ!?」
ーーマイキー「そんな言い方ないだろ!?」
ーードラケン「マイキー!!放っておけ!!」
ーーマイキー「チッ、、」
ーー千冬「…。」
俺は静かに立ち去った。
ーー場地「マイキー!!千冬今日も来てねぇんだけど??」
ーーマイキー「……やめたから…」
ーー場地「は、?」
ーー三ツ谷「っ!?」
ーー場地「どういうことだよ!?マイキー!」
ーー場地「なんで言ってくれなかったんだよ!?」
ーー場地「そんな大事なこと!!」
ーーマイキー「仕方ねぇだろ!?あいつが言ったんだ!!」
ーーマイキー「そもそもあいつのこと俺は!!」
ーーマイキー「大っ嫌いなんだよ!?」
ーー場地「っ!!テメェ!!」
その後、大喧嘩になったとか…。
このことを三ツ谷くんが教えてくれた。
わざわざ俺の家まで来てくれたんだ。
泣きながら、
最近三ツ谷くんの笑顔を見たことがない。
笑って欲しいのに…。
コメント
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千冬ちゃん… ってかマイキー許さねぇ… しれっと千冬ちゃんの胸ぐらつかんで体を間接的に触るな! 私も混ぜろ!(変人の叫び)
八戒)ち、千冬···、。 タカちゃん笑ってぇ···!!
続きいつも楽しみに待ってます!