コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『五章 ハッピーエンドのその先へ』朝起きた時から胸騒ぎがした
何かおかしい。変な感覚がする
雷「…瑞稀、舞園」
辺を見回すと誰もいなく、俺1人だった
瑞稀たちを探すために立ちあがろうとすると
雷「うっ…」
吐き気と眩暈で立ち上がれない
苦しい。息がしにくい
意識、が…遠のいてく
【1時間後】
俺が目を覚したのは1時間後だった
雷「あれ、俺…」
舞「…あっ、ミライさん!大丈夫ですか?」
雷「俺、寝てた?」
舞「寝てるっていうか、気絶してましたよ!」
雷「あぁ…」
舞「大変なことになってるんです…!」
雷「大変なことって…?」
舞「その…朝早くに瑞稀さんが血を吐いちゃって」
雷「…え」
舞「今は少しトイレにいます…、それで三神さんのことで」
雷「三神さんがどうしたんだ?」
舞「三神さんが…」
舞「いないんです…パーティーの片付けをしてくるって言ってから」
雷「…それって」
舞「もし、動けるなら一緒に来てくれませんか?…万が一もありますし」
雷「わかった」
重苦しい体を起こし、ゆっくりと歩いていった
【食堂前】
悪い予感がする
食堂の扉を開けるのが怖い、帰りたい、逃げ出したい
でも、開けなきゃいけない
ゆっくりと扉に手をかけ、扉を開けた
【食堂】
目の前に広がる、光景に俺たちは絶句した
三神さんの死体が、そこにはあった