『五章 ハッピーエンドのその先へ』舞「三神、さん…?」
雷「…これって、死んでるよな?」
モノクマ『死体が発見されましたー!一定の捜査後に学級裁判を開始します!』
あぁ、本当に死んでしまったのか
もう少し話したかった、わかってみたかった。
でもそんな後悔はもう遅い。俺たちはクロを見つけて、生きなければいけないのだ
【捜査開始】
荒「…心」
舞「瑞稀さん!?」
雷「瑞稀!大丈夫なのか?」
荒「…あぁ、捜査ぐらいは手伝うよ」
舞「無理しないでくださいね…」
荒「………あぁ」
瑞稀はいつもより返事が遅く、顔色が悪かった
かくいう舞園も、目が充血し、手には蕁麻疹が出ていた
雷「舞園…目が」
舞「…気づいてます。気にしないでください」
雷「でも…」
舞「ここで足手纏いになりたくないんです」
雷「…わかった、無理だけはするなよ」
コトダマ…舞園の充血・蕁麻疹、瑞稀の体調不良
雷「まず、死因はなんだろう」
外傷はなく、特に大きな手がかりはない
ただ…
雷「…血を吐いてるな。」
荒「…毒じゃないか?なんとなく」
雷「だよな、毒なら…昨日の食事に混ざってた可能性があるな」
舞「でも毒なんてこの学校にはありませんよ?」
モノクマ「はいはーい、ここでボクの出番だねー」
雷「呼んでない」
モノクマ「えー?せっかくヒントを与えようと思ったのにー」
荒「…ヒント?」
モノクマ「そう!大大大ヒント!」
舞「お、教えてください!」
モノクマ「実はねー、ある人に頼まれて特製の毒を2種類用意したんだよねー」
雷「ある人?」
モノクマ「個人情報のため人の名前は教えられないよーうぷぷ」
荒「…せめて特製の毒について教えてくれよ」
モノクマ「もちろん!特製の毒のサンプルをプレゼント!取り扱いに注意にねー」
そう言い、モノクマは消えていった