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#学園パロ
鼻血
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#潔嫌われ
ま-ん-て-ん
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第2話「誰の隣?」「なんで急に取り合いになってんだよォォォ!!!」
潔の叫びが廊下に響いた。
しかし――誰も引かない。
凪「潔、俺の隣」
玲王「いや、潔は俺と組む」
蜂楽「潔は俺と遊ぶの!」
凛「……うるさい。潔は俺と来い」
千切「お前ら、潔が困ってるだろ」
潔「千切ぃぃ!助けてくれ!」
千切「……まあ、俺も潔と組みたいけど」
潔「お前まで!?」
「…………」
一瞬、全員が千切を見る。
千切「……何だよ」
玲王「お前もそっち側か」
千切「そっち側って何だよ」
凪「潔を取る側」
千切「いや、その言い方やめろ」
潔「だから俺は物じゃないって!!」
そのとき。
後ろから低い声がした。
「……随分と騒がしいな」
全員が振り返る。
そこにいたのは――カイザー。
カイザーはゆっくり歩いてくると、潔のすぐ隣に立った。
そして当然のように、
潔の肩に手を置く。
潔「……カイザー?」
カイザー「行くぞ、潔」
潔「どこに?」
カイザー「俺との練習だ」
凛「……は?」
玲王「待て」
凪「それはズルい」
蜂楽「カイザー、ずる〜い」
カイザー「何がだ?」
玲王「今まで黙って見てたくせに、最後に持っていく気か?」
カイザー「当然だろう?」
凛「……潔は俺とやる」
カイザー「断る」
凛「……」
カイザー「潔は俺と来る」
潔「いや、だから俺の意見は!?」
全員「潔は黙ってて」
潔「なんでだよ!!」
――完全に置いてけぼりだった。
すると。
潔のスマホが鳴った。
「ピコン」
潔「ん?」
画面を見る。
潔「……あ、次の予定の連絡だ」
その瞬間。
全員の視線がスマホへ。
凪「誰?」
潔「スタッフさん」
凛「女?」
潔「……そうだけど」
空気が凍った。
玲王「……また?」
潔「またって何だよ」
蜂楽「潔〜」
蜂楽がニコニコしながら潔の顔を覗き込む。
蜂楽「さっきの子?」
潔「たぶん違うと思うけど」
カイザー「……」
カイザーの眉がピクリと動いた。
ネス「カイザー」
カイザー「何だ」
ネス「今、明らかに機嫌悪くなりましたよね」
カイザー「なっていない」
ネス「なってます」
その横で、凛が小さく呟く。
凛「……潔」
潔「ん?」
凛「明日、俺と飯食え」
潔「え、いいけど」
玲王「じゃあ俺も」
凪「俺も」
蜂楽「俺も!」
千切「……俺も行く」
潔「待って、何で全員来るんだよ!?」
カイザー「俺も行く」
潔「もう団体戦じゃん!!」
そして潔はまだ気づいていなかった。
――この場にいる全員が、
「自分が一番、潔の近くにいたい」
と思っていることに。
潔「……まあ、みんなで食べるなら楽しそうだな!」
全員「…………」
潔「?」
凛(……鈍感)
凪(……鈍感すぎ)
玲王(……これは手強い)
蜂楽(……そこが潔なんだけどね)
千切(……本人だけ何も知らない)
カイザー(……俺が教えてやる)
そして――
翌日。
潔を巡る昼食戦争が、
始まる。
コメント
1件
第2話、めちゃくちゃ面白かったです!潔がみんなに取り合われる構図、もう完全に修羅場(笑)。カイザーが最後にさらっと持っていくズルさ、凛の低い声、千切まで「そっち側」に加わってて思わず笑いました。そしてラストの「全員が一番近くにいたいと思ってる」って地の文、グッときましたね…潔だけ鈍感なのがまた可愛い。昼食戦争、続きがすごく気になります!