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#クロスオーバー
さこ吉
1
#小野篁
꒰ঌソラ໒꒱
23
#歴史上の人物
🌟金剛力士象🐘
14
「俺もう疲れたから寝る」
「んぬ」
「おやすみドッグ」
「おやすみエロス…ぐおっぐがっ」
「ったく寝付きがいい犬だな…ごめんドッグ…俺やっぱり自分で決着つける…行ってくるね。ドッグの服借りるぞ」
「ぐがっ」
ドッグは天国では黒のレザーライダースの格好をしている。最近の流行なのかドッグは百年この格好一辺倒であった。
暢気に寝てる間にエロ鹿に裸にされた。
「パンツはいいか…」ちらっ…中身を覗き込むエロ鹿。やんっ…ぽっ。小さなエロ鹿はドッグの手乗りサイズ、脱がせるのも一苦労である。
大きなドッグのほっぺに「ちゅっ」
「ぐがっぐぅ〜っ」ドッグの楕円形の大きな口から突風が吹いた。
「おわっ」どびゅーんっっ。
ドッグのいびきに吹き飛ばされた。
服を丁寧に折り畳んで頭に抱え空を抜け出す。
エロ鹿は今度はパラシュートを背負って地上に飛び降りた。大気圏突入直後落ちながら器用に服を着て変身する。
「ばっ」パラシュートが開いて地上に着地…すたっ「今度は決まった…でもないっ」降りたのはビッグベンのてっぺんだった。
2nd 聖犬エクスカリバー
先刻までは格好良かったのに…渋々降りるエロス。
地面に降りると待ち構えていた警官に捕まった。
「不法侵入及び器物破損の疑いで逮捕する」
「えっ何でっ」まったく理解できないエロス。
「これだ」見ると螺子が靴底に付いていた。
警察署で取り調べを受けるエロス。結局螺子は別の物だとわかって釈放される事になるが 「身元引き受け人は居るか」
「うぬぅいる事はいるけど人じゃないよぉ」
「じゃっ何だ」
「犬」
「警官をからかっているのか」
「からかってない本当だよ」
「それじゃ此所へ呼びなさい」
「わかった、またドッグに叱られるぅ…ぐしっ」涙目になるエロス。天国に電話をかける。天国では時代遅れの黒電話しかないから繋がるのに暫し時間がかかる。
「ドッグゥ俺警察に捕まったぁ…うぬぅ…ごめんよぉ…そんなに怒るなよぉ…うぬ…わかった」
「で犬は何だって」
「直ぐ迎えに来るって」
「こいつ薬でもやってんのか」疑う警官。
直後、「あっ来た」 警官が後ろを振り向くとそこには犬が居た。
「うわんっ」 見ると白い犬がさも迎えに来ましたという態度で佇んでいる。警官は絶句するしかなかった。
「もう帰ってもいいだろぉ」
エロスは警官がまだそう言ってしまわないうちに既に椅子を立ち上がり解放される気でいる。
「二度と時計塔には登るなよ」これには警官も逆らう気も失せる。
「うぬっもう降りない」
警官が犬に餌をやろうと食べかけのチキンの骨を見せた。
「ほらっポチッ食うか」
「がるるるるっ」誰が人の喰い残しをっ。睨みつける犬。
多少怯んだ警官にエロスが助け舟を出した。
「ドッグはドーナツが好きなんだ」
警官は渋々おやつのドーナツを箱ごと差し出す。
全部犬とエロスに食べられた警官は「がっくり」肩を落とした。エロスと犬はお腹一杯にして署を後にした。
署を出ると空気は澄みきって清々しい。
「ドーナツおいしかったねっドッグ特にあの苺味最高だったねぇ」
「それより俺の服返せっ」僕は苺味食べてないぞっ。
「わかったよぉ」ぬぎっ…エロスは素直に服を脱ぎ始めた。
「・・・いっいや今は脱ぐな…見たいけど…街中で脱ぐなっ」
「じゃ着てていいの」
「あ…ああ仕方ないだろ」
「ドッグはパンツ何処に隠してんの?」
「着ぐるみの中だ」犬は胸のファスナーをちらりと見せた。
「えっドッグって着ぐるみだったの?脱げっH出来るっ」 エロスはドッグの着ぐるみを無理矢理剥ぎ取ろうとした。
でもドッグは着ぐるみを脱いでも犬だった。視るとしかと下着がある。
「ちぇっ何で犬がパンツはいてんだよ」残念。
「悪いか」
「悪い」反応できない。反応できない。反応できない。
「・・・」しょんぼり。しょんぼり。僕だってエロスと・・・、
「小さい」がっかり。がっかり。
「がるるっ」いったい何に対して言っているんだっ。僕は人型だとそうでもないぞっ。
ドッグの戯言を無視するかのように「さてと行くか」エロスは先の未知を行こうとする。
「何処に」
「ベラを捕まえにだよ」
「僕がひとりで行く」
「いやだっ俺も行くっこうなったのは俺がベラより超かわゆくてセクシーでもてもてだったから…」
「それ以上何も言うな…ベラじゃなくても反感買う」ああ、確かに君は世界中の男を魅了した過去があるからな、ああっ、もう、兎に角こいつは僕だけのものだっ!!
「俺もう行くぞっ」
「だめだっ何が何でも連れ帰るっ」 エロスの脚に噛み付く犬。それを振り払いエロスはキーがさしっぱなしの白バイに股がり猛スピードで其所から走り去った。
しかし犬も足が速い。 「まてっ」逃がすかっ。
追いかける犬を振り切ろうと更にスピードを上げるエロス…またしても時空を超えて過去に戻ってしまう。
時空は99%プラズマで占めていてメビウスの輪の形をしている。電磁フィラメントのねじれをエロスは一足飛びに突き破って現代から過去へタイムスリップしたのだ。いや突き破ると言うより光速のエロスがフィラメント(電波の霧)の電子を透過したと言うのが正確な表現に近い。宇宙は無限の過去と考えればそれも不可能な事ではない。現在と言う瞬間は存在せず刻一刻と時は過去を刻む。未来は存在せぬ時ならば存在する過去には行けるのだ。
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