類目線
結局、返事をしたとしても犯すだけ。
冬弥は犯されるのがトラウマなため、よく過呼吸になったりしていた。
「冬弥、これ。」
僕は冬弥に新しい首輪を、首につけた
『逃げたい。この人から逃げて学校に行きたい』
機械の声が聞こえる。
「僕が冬弥のために心の声を代わりに言ってくれる機会を作ったんだよ!」
「なんで……こんなことを……」
「冬弥の想いを聞きたいから。」
「こんなの……やめてください……」
震える声でそう伝えると、類は目付きが変わり、冬弥の首を絞めた
「冬弥、これは僕からの”アイ”なんだよ?僕には僕なりの”アイシカタ”があるのに、僕からして暴力、性行為は”アイジョウ”なのに」
「類さッ」
「嗚呼…その苦しんでる顔……最高に可愛い……♡」
違うんだ、僕はこんなことを言いたいんじゃない、ただ純粋に冬弥のことを愛したいだけで……
「冬弥……僕を…殺して……」
あれ…?なんで僕…泣いてるんだろう
「類さん……泣かないでください……」
冬弥、違うんだ。僕は君を苦しめたいんじゃない。死にたいわけでもない。でも…これ以上冬弥といると…僕が……
「僕じゃなくなる……だから…その前に…殺して……」
「……類さん。俺は貴方の愛し方がおかしいとも思いませんが、普通とも思いません。あと、俺は類さんを愛しています。でも、今の類さんは嫌いだ。自分のことを殺せと、自分じゃなくなるから殺せ、そんなの言わないでください」
「冬弥……?」
「類さんには、類さんなりの愛し方があります。普通の愛情、狂った愛情、そんなのない。この世に普通なんて、ないから。」
「でも……このままじゃ冬弥を苦しめるだけで……」
「いいんです。類さんがそれで幸せなら、俺はそんな愛でも。」
嗚呼、僕は何をしていたんだろう。
冬弥のことは確かに好きだ。
でもこんな優しい子を…監禁なんてして
でも…
「冬弥、冬弥がいいなら、まだここに冬弥を監禁しててもいいかい…?」
「類さんが幸せなら、大丈夫ですよ。」
そう言って、冬弥は僕を抱き締めてくれた
暖かい、人に抱き締められたのは何年ぶりだろうか。
そう思いながら、僕は冬弥を抱きしめ、泣いてしまった
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝100
これね、エビ炒飯さんが考えてくれたのをアレンジした!結構これ好きかも(考えながら泣いてた)
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