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「(おれは…こんな所で死ぬ訳には行かねェんだ…………!!!おれにはやらなきゃいけねェ事があるんだ!!!
約束したんだ……!!!おれはこんな所でくたばる訳には……!!!!)」
ゾロの野望、それは大事な刀を受け継いだ自分より強い死んだ友達との強い約束。
天国まで名が届くような大剣豪になることだった。
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「ゴムゴムの…」
『わわ、ルフィ?二回目はきつ……』
「ロケット!!」
海軍基地本館内ではエマが再び恐怖を実感することになる。デジャヴ。
涙目でゾロの刀を一生懸命抱えながら、ルフィの腕を腰に巻き付けられ飛んで行った。
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「射殺しろ!!!」
モーガン大佐の掛け声と共に、全ての銃から発砲される。
もうダメだ…とコビーが諦めた瞬間、ドンッと何かが前に立ち痛みは来ない。
ゾロも驚きを隠せずに前を見る。
「………お前らっ!!!」
「エマさんっ!!!ルフィさんっ!!!」
「あの二人…」
ゾロとコビーの代わりに銃弾受けたのは、間に飛んできたルフィと、それに巻き込まれたエマ。
海兵も銃を構えながら目をガン開きにし、モーガン大佐は忌々しそうに二人を見る。
ゾロもコビーも心配そうに二人を見るが、それは全くもって無意味だったみたいだ。
ルフィが受けた銃弾は後ろにびよーんと伸びながら跳ね返され、エマも体を変形させルフィと同じように全て跳ね返した。。
「効かーん!!!!」
『じいちゃんのげんこつの方が痛い』
「「「「うおおおおおっ!!!」」」」
「んなっはっはっはっは!!!」
『ししっ久しぶりの戦いだ、わくわくする』
二人のふざけよう、というか規格外の体に全員驚きコビーに至っては泡を吹いて倒れたようだ。いや唯一コビーだけだよ、能力知ってたの。
「てめェら…!!一体何者なんだ!!!」
「おれは海賊王になる男だ!!!」
『うん、同じく』
「ほら、お前の宝物どれだ?」
『三本持ってきたんだけど』
二人の発言に先程からずっと驚くゾロ。エマが宝物を差し出すと、ゾロはそれを見ながら言った。
「三本ともおれのさ…おれは三刀流なんてね」
「ここでおれらと一緒に戦えば政府にたてつく悪党だ」
『このまま死んじゃうのと選べるよ』
「てめェらは悪魔の子かよ…まァいい…ここでくたばるくらいならなってやろうじゃねェか…
海賊に!!!」
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