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3人は飛行船に乗っていた
使用人を上手く巻き
連絡を取りあってもバレない飛行船に
アルカは疲れたのか寝ていて
キルアは誰かと連絡を取りあっていた
そして少女は安心してメッセージを見る
『今どこら辺?
現状の報告は他の人からも貰ってるけど
タイミングあれば報告よろしくね』
『私たちは今飛行船に乗っています
アルカ様キルア様計3名での乗車です。
キルア様は誰かと連絡しており
アルカ様は寝ております』
『了解。
もうすぐで追いつけるからね』
思ったより早い返信にびっくりする
少女の親は情報部隊に属しているため
アルアの情報は耳にしていた
しかしなってみると感じることは全く違う
暗殺部隊の情報共有はとても優秀
現在地は当然共有されているし
一つ一つの動きで報告が行く
そしてその報告を聞き
情報部が分かりやすく まとめている
こんな大規模のことは初めてだが
連携は素晴らしいほどできていて
情報部隊のすごさが伝わる
そのおかげで敵は手の上
念能力で作り出される針人間も意味をなさない
きっと作戦は成功する
そう思っていても緊張感はなぜか無くならない
どんな修羅場でも抜けてきたはず
でもアルアになってみたからか
感情移入をしてしまうのだろうか
そして日は下がって行く
飛行船から降り車に乗換える
キルア様の操作によって降りる地点が分かり
共有をしていた。
しかし
アルウェン達の現在地が近づいてきていた
それが示しているのはイルミが近くにいる
それもヒソカも一緒に
その節を打つとすでに
『把握済み』
というメッセージが来る
止めるのにもすで気遅いから
この際合流してしまおうというのが少女の意図であった
「どうした?!」
「前に人が」
そういった先に居たのは針人間たち
暗殺部隊がイルミにバレないよう倒している
ということはここにいる針人間は倒したらバレるということを示している
『A地点針人間全滅』
『B地点針人間全滅』
『病院付近複数発見撲滅』
と少しずつ報告が上がっているのがその証拠
「ヒシタ!ぶっ飛ばしていけ!」
「あいつらはもう助からない!」
「無理ですキルア様」
その言葉でハッとする
執事の頭にはすでに針が埋め込まれている
そしてイルミも森からでてくる
そして車から外に出る
「キル俺に隠してることがあるね?」
「アルカのことで 」
「なぜここがわかった?!」
イルミの問いには答えず
質問で返すキルア
「教えたら
アルカをそっちに渡してくれるかい?」
その言葉で少女も前にでる
そして少女のことを疑い深くみるイルミ
「じゃあいいや聞かねえよ」
「あたしですよ」
そう言ったのは使用人の1人ツボネ
「まんまと1杯食わされたマヌケはね」
ツボネが着けているスコープから映像が送られゾルディック家がみているらしい
そこで少女はまた息を飲む
『後数分耐えて』
アルアからのメッセージを見ていたからだ
イルミの全容を把握していないからこそ
判断に迷う数分耐えるかアルウェン達を呼び
飛行船などで逃げるか
「ツボネ!中指の爪ちょうだい!」
緊張が流れているなか
アルカ様は緊張せずオネダリをする
「ええ喜んで」
そう言ってツボネは爪を投げる
「ツボネ薬指の爪ちょうだい!」
お願いが3つ揃った
情報部隊から聞いた話だと
3つおねがいをかなえるとなんでも聞いてくれるらしい
「はいな
お易い御用でございますことよ」
そしてアルカの雰囲気が変わる
ピリッとした雰囲気に少女も意思を固める
「さあキルア様好きにお願いなさいませ
尻拭いは私とアマネがいたしますことよ」
そしてツボネは一言もイルミを殺せなど言っていないのにイルミは
殺せるならころせと挑発する
その景色は少女にとって衝撃でしかない
「あらまあなんという
言葉遣いは良いですが
見 た目が貴族みがありませんわ!」
「ツボネは貴族じゃないからね」
「いつ出るんですか? 」
「2人が兄と片割れに攻撃したら」
「家族間の殺しはご法度だけど
お前がおねがいするそれは家族じゃないから」
そのイルミの言葉でキルアが涙を流す
そしてヒソカとイルミはそのタイミングで
トランプと針を最大限の力で飛ばす
きっと追っ手に薄々気づいていたのだろう
そして殺意はないことは確認している
なら目的は?
当然キルア、アルカの護衛
ならば攻撃すれば引きずり出せる
そして予想通りトランプと針は威力を失い
土の上に落ちる
そして奥から165cmぐらいの
ローブを被っている女性が2人でてくる