TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

放課後、教室の片隅で静かに座る雷。

過去の経験で、心の内を誰にも見せられない――そう思い込んでいた。


しかし、兄の電気だけは、違った。


「あのさ、雷!」

電気が笑顔で近づいてくる。

「俺は、雷が自分のこと『俺』って言うの、かっけーと思う」


雷は表情一つ変えず、ただ静かに視線を向ける。

口も動かさず、うなずくこともせず、ただそこにいるだけだ。


だが、その一言が、雷の心の奥に届く。

過去に言われた無神経な言葉や、傷ついた出来事の数々――

すべては消えなくても、少なくとも理解者がここにいることを感じる。


(電気だけは……分かってくれる)

心の中で呟く雷。

その思いは表には出さない。

無表情のまま、冷静に、次の行動へと意識を切り替える。


それでも、胸の奥にわずかに温かさが広がる――

無表情な雷にとって、それは小さな、しかし確かな希望だった。

上鳴電気くんには妹?!がいた!

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

37

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚