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10 - 第10話_これからもずっと。_最終話

♥

72

2025年06月08日

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未来を想いながら、今日という時間を大切に抱きしめるように。←これめっちゃ好き(自分で書いておきながら何を…)

最終話です。


季節はまだ冬の終わり。

冷たい空気のなかにも、どこか柔らかな温もりが混ざってきたころ――

おらふくんとおんりーは、静かな部屋の窓際で並んで座っていた。


「もうすぐ、春だね。」

おんりーがぽつりと言う。

「うん。俺たちの、新しい季節。」

おらふくんの声は、いつもより少しだけ優しく響いた。


窓の外では、小さな芽が土から顔を出しはじめている。

まるで、ふたりの気持ちを映し出すかのように。


「おんりー。」

おらふくんが、手を握る。

「これからも、ずっと隣にいてくれる?」

おんりーは、その手をぎゅっと握り返す。

「もちろん。」


しばらく沈黙が続く。

その時間さえも、心地よく感じられた。


「俺ね、これからの季節、全部君と迎えたいと思ってる。」

「うん、俺も。」

「来年の春も、その次の春も。」

「ずっと。」


おらふくんの瞳が、真剣に輝いた。

「俺たち、まだまだこれからだよね。」

「そうだね。」

「ずっと、よろしくね。」

「ずっと、よろしく。」


ふたりは顔を見合わせて、自然に笑った。

未来を想いながら、今日という時間を大切に抱きしめるように。


しばらくして、おらふくんがそっとおんりーの手を取り、優しく話し始めた。

「おんりー、これからも色んなことがあるだろうけど――」

「うん。」

「一緒に乗り越えていこう。俺たちなら、どんな未来も怖くない。」


おんりーは深く頷き、ほほえんだ。

「そうだね。君となら、どんな日々も幸せだよ。」


窓の外には、やさしい春の光が差し込み、ふたりの影を長く伸ばしていた。

未来の扉は、今まさに開かれたばかり。


「じゃあ、行こう。」

「うん、ずっと一緒に。」


2人の手は、離れることなく、強く結ばれていた。

これから続くすべての日々を、ふたりで紡いでいく約束を胸に。


きゃ!!!いいですね!

この作品で全国のqnor推しが少しでも増えますように!

よかったらコメント、お願いします!

ではおつら!✌!

この作品はいかがでしたか?

72

コメント

4

ユーザー

全部読ませていただきました! 最高です! ありがとうございました!!

ユーザー

全部まとめて読みました!! まず一言、天才ですね☆ 私もうずっと、尊ッッッッ‼︎⁉︎⁇⁇ ってなりながら読んでましたよ ずるいですね、、、!!!?

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