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【 細い 】
同棲輝茜。下品なネタがあります
「………そろそろ離して貰えませんか」
「いや、……ええ……??蒼井さ、いつもちゃんと食べてる?足りてないんじゃないの」
会長に突然抱きつかれてからかれこれ10分が経とうとしている。会長は今は僕の腹を掴んだり服を捲ったり、腹をさすったりを繰り返し、その度にええ……?やらなんやらぼそぼそと。いい加減うざいしくすぐったい。
「言うてそんなにでしょうよ。ていうか、アンタだって細いじゃないですか」
「流石にここまでじゃないよ。肋骨浮いたりもしてないよ」
「へえ、そうですか。」
「疑うなら触っていいよ」
「そう言われて触るの嫌なんですけど」
会長は僕の腕を掴んで無理やり自分の腹に持っていく。なるほど、確かに骨ばってはない。というか、筋肉があるから分からないのか。ずるいな。
「ほら言ったでしょ」
「まあ……筋肉がちゃんとあってうざいですね」
「嫉妬?」
「クソ野郎」
「あはは。……それにしたって細いね。本当にこれにいっつも僕のがはいってるの……??」
「真昼間からなんてこと言うんですか」
「だって信じられないくらい細いよ。こんなに肉なきゃそりゃいつもすぐへばっちゃう訳だよね」
「黙れ」
「やっぱりいっぱい食べた方がいいよ。軽いのもヤりやすくていいけど健康に良くないし」
「本当に黙れ」
顔が熱くなっていっているのが自分でも分かる。コイツが真昼間からこんな話するからだ。それに気づいた会長はにやにやしながら覗き込んでくるし、ホント最悪。
「……顔真っ赤だね。する?」
「しません。」
「ええ〜、そう言わずに」
「……そういうアンタこそ、自分がしたいんだったらハッキリそういえばいいんじゃないですか?」
「うーん、確かにそうだね。したいな、蒼井」
「しません。」
会長の顔が、体が、更に近づいてくる。マズい、このままだと流される。どうしようかと思案していたら、ふわり、と嫌な浮遊感。
「よーし、そうと決まればベット行こう」
「は!?最低ですよ!?!?はなせこのクソ会長!!!!」
「やだよ。こうなりたくないんだったら体重増やしなね。」
クソッ、体重をどれだけ増やしたって結局は持ち上げて運んでいける癖に。……仕方ない、かくなるうえは。
「…………?あお、い゛っ、!?!?」
「しないっていってますよね。じゃ。」
「嘘でしょ……腹パンはないでしょねえ……っ、」
「そっちだって無理やりしようとしたくせに。自業自得ですよ。」
そのまま立ち去ろうとしたら、会長に足を掴まれて第二ラウンドが始まるのはまた別の話。
久しぶりな上にヘッタクソでごめんなさい〜〜🥹リハビリします
コメント
6件
尊…確かに茜くん時計守の時は別だけど結構痩せてる気がする…
好き……………あのもう同棲って言葉が好きなんですけど……輝兄がベタベタ蒼井茜のお腹触ってるの可愛いね……肋骨という言葉でうちは元気がでる、ありがとう😇やだ、輝兄筋肉ついてるのめろいわ…ッ!!!下品な下ネタと書いてあったから一体どんなのが来るんだと身構えてるうちの頭ン中が一番下品だった…。最終的に腹パンしちゃうの好きw😚
うわぁぁ!書き方好きです! 確かに2人とも痩せ型だ…話の内容がなんか…好き!笑 というかどこからそんな神ネタが出てくるんですか?