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るな
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「ねえ、オットー。私、貴方がいてくれて嬉しかった。だから、さ。」
「一緒に生きてくれてありがとう。」
ゴホゴホと、口から血を流しながらも答える彼女。そんな貴方を見て、僕は体も動かせずに手を握ることもままならない。
「カラっ……サワさっ」
「動かないで、傷口もっと空いちゃうよ」
この体が頑丈じゃないことが嫌になる。
もっとガーフィールみたいに強く、守れる存在で入れたら。この子を助けることも出来ただろうか。
本来商人に必要ない、ナツキさん語で言うと すきる が今は欲しくて欲しくてたまらない。
そもそもカラサワさんの傷だって血が僕以上に出ている。それで立っていられるのも不思議な位だ。
「……カラサワっさん……僕、言いたいことがっ……あるんです」
「……何?」
カラサワさんが数週間前、王選が終わり、僕に告げた告白。きっと、今。答えなければ今後……いや、来世も後悔する。
「僕っ……貴方のこと最初は子供だと思って っごほ…………たんです」
貴方は聖域の事が終わって、僕にくっつくようになりましたよね。僕はあの時、カラサワさんは甘えたいのかな……と思ってましたけど、違うんですよね。今考えたら分かります。
「けどっ……こくは”く……されて、言いたくなったんですっ……」
今までしてきた、カラサワさんの勇気のある行動を気づかず、意味も汲み取れなかった。僕が言うもの駄目かもしれないが。どうしても言いたい。
「カラサワさっ……ん、…………いつも……話してくれ”で……ありがとうございます。」
「好き……なんて、分からなくてこんな状態になっても、言えませんでしたがっ……言いたいんです。今。不甲斐なくてごめんなさい」
「……エミリア陣営に来て、1番話す時間が長かったあなたにいいたいんです。っ……ありがとうございます。いつ”もっ……助けになってくれで!」
──カラサワさんの瞼に雨が滴る。
……いや、涙だ。
きっとカラサワさんが求めてるのはこの言葉では無いのだろう。
しかし、地獄のような空間だが、カラサワさんはこれにも無いくらい嬉しそうな顔で、……いや
エミリア陣営の護衛兼、メイドの
カラサワ・シソウは笑った。
「こちらこそっ……ありがとっ……うね、オットー!」
暗転。
─────────────────
「兄さんどうかしたの、……あ、入学式だからって腹痛めたの?」
「違いますけど!?」
「いや……なんか……変な夢を見て。いいような悪いような」
コメント
1件
うわああああああ😭💦💦 読んだ直後なのに泣きすぎて文字が滲むんだけど…!オットーの後悔と「ありがとう」の言葉が重すぎて心臓ぎゅってなった…カラサワさんの笑顔が最後に来たの、エモすぎて反則だよ…!「一緒に生きてくれてありがとう」って、もうその一言で全部だよ…続き気になる〜!!🌸