本編へ。
第35話
アザラシは、お母さんに今日の事を話した。
アザラシ「…て言う事があって、」
アザママ「そうだったのね。」
アザママ「でもね、いくらイジメていた子でも
またやり返して仕返しする必要はないのよ。
それじゃあ、全然解決できないし、
被害者って言えなくなるでしょ??」
アザラシ「は‥‥!!そうだよね….」
そっか…と感じた。
アザラシ「明日、勇気を出して言ってみる!」
そう言って僕は部屋に行った。
翌日、僕はお母さんに言われた事を
話そうと決意した。
教室に行くと、やっぱり皆
シロクマ君の所に寄って来なくなっていた。
アザラシ「おはよ….う」
僕はぎこちなく言う。すると、
キツネ「やぁ!!アザラシ!!」
そうキツネが元気よく寄って来た。
キツネ「なぁなぁ、今日ペンギンの家に行かねぇ?」
ペンギン「いいですね!それ!!」
そう話していて、
アザラシ「ねぇ、みんな」
僕は、尋ねた。
アザラシ「もう、シロクマ君とは仲間じゃないの??」
そう言うと、
キツネ「ああ。あいつはイジメてて偽善者ぶってるからな~~」
そう嘘かのようにブツブツ呟く。
自分でも驚いていた。
これが噂か….と。
キツネ「それにさ、ペンギン最近新しいアニメを見始めたんだってよ!!」
そうワイワイ話している二人を見ながら、アザラシは突っ立っていた。
やっぱり、何か足りない….。
シロクマ君がいた時代が一番楽しい。
なんで外れちゃったんだろう…….。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!