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心臓移植をするためという嘘で1週間後からは会えなくなる。
それまでに行きたい場所をまとめて
二人で行った。
今日は君が一番好きだと言う場所に行く。
「こっちだよ〜！」
いつにもましてキラキラした瞳にこっちまで嬉しくなった
彼女の手招きする方に足を進めていった
○月○日
君のお気に入りの場所だと言っていたのは、古びた公園だった。
そこには町が見下ろせるぐらいの小高い丘があった。
聞いたことの無い君の話をたくさん聞いた。
君は
真剣にとか
一所懸命とか
真面目に、とかがわからないらしい。
言葉としてじゃなくて、どうすればいいのか
わからないらしい。
でも大丈夫。
もう十分頑張ってるから。
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