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🩷 side
仁人がM!LK加入を決断してくれたことを早速 マネージャーに報告すると、
マネージャー「皆さん吉田さんのことをめちゃくちゃ推していたので、既に加入前提で進めちゃってますよ。まぁ…KISSPLANのレコーディングの時点で気付いてたかも知れませんが…」
と笑われた。
スケジュールを見せてもらうと、衣装合わせやMV撮影など、当たり前の様に全てに仁人も含まれている。
🩷「さっすが敏腕マネージャー!ありがとうございます」
マネージャー「吉田さん、歌もダンスも上手いので、もう少し動き出しが遅かったら他のチームに取られていたかもしれないですよ。実際、新規チーム立ち上げのメンバー候補に入っていたみたいですし。」
🩷「……マジすか」
衝撃だった。
仁人にも直接伝えたが、やっぱり吉 田 仁 人のM!LK加入は運命だと思う。
誰かに見つかってしまう前に俺らが見付けられて良かった。
マネージャー「僕はまだ直接ご挨拶できていないので…会えるの楽しみにしておきます。」
🩷「はい…めっちゃ良い奴なんで楽しみにしててください。」
💛 side
今日はMVの撮影日。
今日に向けて、完成した曲を聴き込みつつ自主練を重ねたから問題なく撮影できるとは思うが、修斗と輝の騒動があってから引越しをしてなるべく自宅に引き篭っていたため、メンバー全員と全く通し練習ができていないことに不安を感じていた。
皆には申し訳ないと思いつつ、朝に通し練習を入れさせてもらって午後に撮影という流れにしてもらった。
💛「おはようございまー……って、流石にまだ誰も居ないか」
誰もいない、静かなダンススタジオに足を踏み入れる。
イヤホンを着けKISSPLANを再生し、一人でダンス練習を開始した。
何かと不安な俺は入り時間がめちゃくちゃ早い。
これは前のグループに所属していた時から続けていること。
自分が遅れることで誰かに迷惑がかかるくらいなら、自分が犠牲になった方がいいという思いがベースにある。
💛(……自己犠牲精神、俺は苦痛でもなんでもないけど、これせいで修斗と輝に抵抗するのが遅くなった節はあるんだよな…)
拗れてしまった修斗と輝との関係。
またいつか一緒に笑い合って楽しく活動できる日が来るんじゃないか。
ならば、その日が来るまで自分さえ耐えればいい。
そう思って頑張ってきたけど、奴らからの執着は日を追うごとに悪化していった。
💛(そういえば…ダンスの練習中にも何回かあったな……)
音楽を止め、イヤホンを外す。
スタジオの鏡に近付き手を這わすと、あの時の事情が蘇る。
『ほら、前見ろよ。仁人のやらしい顔が見れるよ?気持ちよさそうだね。あー…お前のナカ気持ちいいわー…』
『ダンスすると興奮してやらしくなっちゃうとか…そんなエロい身体でこれからどうするの?』
💛「―――ッ、」
ダンスで火照った身体が、一気に熱さを帯びる。
奴らから長いこと与えられ続けた甘い疼きが、徐々に、じわじわと広がっていく。
呼吸が早くなり、嫌な汗が身体を伝う。
『今のお前はパブロフの犬。その疼きはお前一人じゃどうしようもないんだよ。諦めろ。逃げるなよ。』
奴らに言われた言葉が脳内に木霊する。
💛(くそ…ッ)
疼く身体を慰めるように両手でぎゅっと抱きしめると、幾分かマシになったような気がした。
🤍 side
早めにダンススタジオに着くと既に先客が居た。
キュ、キュ、と床と靴が擦れる音の中で、イヤホンを着けたよっしーが踊っている。
しなやかな腰使い、美しく揃った指先、そして艶やかな目線遣い―――
🤍「めっちゃキレイじゃん…」
思わず見惚れてしまった。
🤍(そういえば、勇ちゃんも初めてよっしーのダンス見た時に見惚れちゃったって言ってたっけ…)
この後M!LK全員でKISSPLANを通しで合わせるわけだが、間違いなくよっしーのダンスは目を引くだろう。
ミュージックビデオも最高のものが出来上がるに違いない。
高揚を感じつつ自分もダンス練習に加わろうとスタジオに一歩踏み入れると、イヤホンを外したよっしーが鏡に手を合わせはじめた。
ぼーっとしている彼を眺めていると、いきなり床に膝を着き震え始めてしまった。
🤍「よっしー!?」
驚いて、急いで彼の元に駆け寄る。
🤍「大丈夫?体調悪い!?」
よっしーの方に触れた瞬間、大きく彼の肩が跳ねた。
🤍「よっしー……?」
💛「……柔太朗」
ゆっくりと、彼の顔が上がる。
彼と目が合った瞬間、自身の鼓動が早くなるのを感じた。
赤く染まった真っ白な肌、とろんとした目、半開きの艶のある唇…
🤍「……、」
あまりの妖艶さに思わず息を飲んだ。
💛「じゅうたろ……」
甘えたように俺の名を呼ぶ声。
よっしーが身体を起こし、俺の首に腕を絡めてくる。
すり…と俺の胸に顔を擦り寄せ甘えてくる姿に目が離せない。
🤍「仁ちゃん……」
至近距離で見つめ合い、唇と唇が触れ合う…寸前で、よっしーがいきなり飛び退いた。
💛「あ……ご、ごめん!俺……!!ちょっと…トイレ行ってくる……!!!」
我に返ったであろうよっしーが顔を赤らめ謝罪をしてきた。
訳も分からずただただ呆然としていると、逃げるようにダンススタジオから出ていってしまった。
🤍「…なんだよあれ……反則だろ」
意識を別に向けようとしても再生されるよっしーの艶やかな姿が、脳裏に焼き付いて離れない。
あのまま唇を合わせてたら、彼はどんな反応を見せてくれるのか…と想像しそうになり、はっと我に返る。
俺、どうしちゃったんだよ―――
熱くなった頭を抱え、ずるずると床に座り込んだ。
💛 side
💛「……ッ、さいあく…!」
適当な会議室の中に入り座り込む。
身体が火照る。吐息が熱い。身体の疼きが一層強くなる。
『身体が疼いて仕方なさそうだね?』
『仕方ないよ。俺がそうなるように躾けてやったんだから。』
『我慢するな。気持ちよくしてやるから。』
ここには自分一人しか居ないのに、あたかも修斗と輝がそこに居るかのように、甘い囁きがはっきりと脳内で響き渡る。
💛「落ち着け…呑まれるな。大丈夫、大丈夫……」
『仁ちゃんには俺が絶対必要だよ。それを自覚する日が、近々、必ず来るから』
あの日、輝に言われた言葉が脳裏を過ぎる。
💛「……きっと、大丈夫」
木霊する声を振り切るように、身を縮め、ひたすら自身に声をかけ続けた。
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aka
コメント
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ひぇぇ、吉田さんエロかわすぎます(///∇///)今後のメンバーとの関わり楽しみにしてます💛