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16 - 駄犬

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2025年06月12日

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ニキ視点


「それでボビーがさぁ…」

「もう忠順な犬じゃんw」

「どっちかと言えば駄犬じゃない?w」

「お前ら好き放題言いやがってよぉ」

 俺がボビーについて色々話していた際に、キルちゃんと弐十ちゃんから茶々を入れられた。本来ならばボビーも俺もそんな弄りを無視するが、残念ながら今は撮影だし、ボビーもボビーで根っからのyoutuberなので正直おいしいと思ってる。だって俺も思ってるもん。





 先の撮影後に俺はボビーの家にアポ無し凸をしに行った。

 別に何か理由があった訳じゃないけれど、ここは顔を見にきたくなったとでも言っておこうか。ちなみに人と会うしと思って、お風呂には入った。

 ズカズカと我が家のように歩き、一目散に寝室に向かい、彼のベッドへダイブする。そのまま寝転がって、だらだらと心地良さに溺れる。私物にもそこそこのお金をかけている布団は普段俺が使っている布団よりも気持ち良く、寝落ちてしまいそうだ。

「ふは、眠たそ」

「ぅん、…」

 後から寝室に入ってきた相方に眠たそうと指摘されたが、あまりにもこのベッドが心地好くて頭がふわふわする。

「このまま寝ててもええよ、と言いたいんやが今日はちと付きおうてもらうで」

「ぇー…」

 ギシ、とベッドのスプリングが音を鳴らす。薄れる意識の中、その音だけが鮮明に聴こえた。これから彼は俺をその気にさせようとしてくるのだろう。

「俺は命令の聞けん駄犬やが、お前は手網を離さんでくれんねやろ」

「……?…んっ、なに…?」

 いきなり何を言ってきたと思えば、口付けられる。

 その間にもどんどん俺との距離を縮めてくる。太腿に手を添わせ、服の内側に手を入れて腹を撫でられる。

 少し冷たい手のひらが気持ち良い。今は性欲よりも眠気が勝つ。彼の手のひらがひとつの睡眠導入剤になっている。

「今夜は止まれ言うても辞めんから」

「ぇ…ちょ、…だ、め」

 もう一度口付けようと彼が近付いてくる。彼の発言にそれだけは避けたいという本能が俺の目を覚ました。だが、先程まで朦朧としていた頭じゃぼんやりとしか状況を飲み込めない。

 俺は咄嗟に彼の口元を両手で抑えた。

「ひ、ッ…なに、してッ」

 不意に彼の舌が俺の手を撫でた。予想だにしていなかった行動に思わず声を上げる。欲情を孕んだ瞳でキスさせろ、といわんばかりの視線を浴びせられる。

 別に性急な彼に求められるのが嫌という訳では無いが彼の口を抑える両手を離さずにいるとまた、彼の舌が手のひらを撫でる。生暖かい、しっとりとした舌の感覚が少し気持ち悪くて生理的な涙が出てくる。

「っ、…ぃや、ぁッ…、な、ッ…、ぁっ…」

 意識の逸れていた腹部辺りからの感覚に力が抜けてしまった。そんな俺の様子を見逃さまいと、手の平を割って更に距離を縮めてくる。

「お前はほんまにガード硬いねん…」

「っ、ん…ぅ……、ふッ♡…んん、ッ♡」

 そう言いながら彼が近づいてきて、次は深い口付けをする。そのままの流れで彼の手のひらが腹部から胸部の方に登って来て、俺の胸のお飾りに触れられる。

「ぅ、ッ♡ん”んッ♡…ッひ、♡♡…ぅ、〜ッ♡♡そ、れや、ぁ…ッ♡」

 押して、摘んで、抓って、引っ張って…。

 彼の好きなように弄られて、ほんの僅かに理性を残してギリギリで意識を保つ。そんなんだから、声を抑えるだなんて思考には至らなくて、ただ与えられる快楽に声が漏れる。

「ッぅ”…♡…おまぇ、こす、いッ♡♡」

「ふは、」

 指にローションを垂らして、普段通り後孔に指を入れにくるのかと思えば、鼠径部辺りに指を添わせるだけ。

 彼を睨みつけても、鼻で笑われてお終い。

「…っ、あ♡あッ、♡…ぅ、うッ♡♡」

 弄ばれていたが故、突如として指が入ってきて驚きながらも嬌声をあげてしまう。

 今日はとことん焦らされて、翻弄される。それに、今日の彼はやけに強引で普段とは醸し出す雰囲気が違う。そこに少し興奮を抱いてしまう俺もやはり何処かおかしいんだろうな。

「…なんかいつもよりやばいな?ニキ」

「ぁ、ッえ♡な、にが…?♡」

 いつもよりやばい、だなんて言われても俺には分からない。

 流れでもう一本指が入ってきて、少し質量が増す。

「ぁ、あぁ…♡♡…ぁ、ッ♡ん、ぅ”ッ♡♡」

 二本の指でくに〜っと拡げられ、情けない声が出る。

 そのままバラバラと指を動かして、ローションが俺のナカで混ざりあってぐち♡と音を鳴らす。

 ナカを弄るのもそこそこに彼が太腿辺りに手を添えて、俺の足を持ち上げられる。

「ちょ、…ぼ、びー…」

「たまには俺の好きにさしてや」

 そう言った後にここに手を乗せろと言わんばかりに自身の首を指さしていた。不服ながらに大人しく両手を彼の首に巻き付ければ、「よくできました」と褒めてくる。あんまし褒められない分どんな反応をすればいいのか分からなくて口を噤んだ。

「ちゃんと息吐いてな」

 今日はやけに強引なのにあくまでも俺を労る言葉をかけてくれるのだから彼も優しい。

 そんな事を考えていれば、ピトと質量のあるソレが当てられて、待ちわびた感覚に身体が疼く。

「ふーッ、♡…ッぅ”ぅ…♡♡!?!?ッッ゛〜〜〜〜♡♡♡♡」

「っあは、かわえ…♡」

 最奥近くまでの不意をつかれた動きに驚きながらも身体は快楽を享受する。本来ならば痛いところなのかもしれないが、昨晩、自分で少し弄ったのもあって痛みよりも快楽が全身に駆け巡る。

 ビリビリと身体が痺れるような感覚に襲われて、彼に縋る一心で自身の腕を必死に掴んだ。振り落とされてしまわないように、力が抜けないように意識を保つ。

「まっ、…ぼび、ッ♡♡とまっ、て…♡」

 未だ余韻に浸っているというのに彼が動き出して、このままじゃ何も抵抗できずに堕ちて、理性なんて無くなって情けなく縋る道以外無くなってしまう。

「俺は駄犬やから…ごめんな?♡」

「お゛、ぉ゛ッ♡♡♡こん、にゃろぉッ…♡」

 隙間から射す光に照らされて扇情的に映る彼の瞳には奥底に眠る獣が顔を出していて、身体が震える。こんな時だけ都合のいい言葉を使って俺を求めてくるのは頭が良いのか悪いのか。

「…あ、ぁあ゛ッ♡♡ま、てッ♡♡」

 待てと言っても、止まってくれやしない。これじゃあ本当に駄犬じゃないか。

 嫌だって言っても、もっと嫌がる素振りを見せろと返されるだけ。何度も身体を重ねて、開発されたこの身体でどう足掻けば良いのか。

 その間にもバチバチと目の前で弾ける火花と共に快楽の波が押し寄せてきて、否定の言葉とは裏腹に迫りくる快楽に身体は歓喜する。

「…ぁ、ああ゛ッ♡♡♡そ、れ…ッ♡♡…ッぁ、♡♡」

「ほおら、お前がいっちばん大好きなとこや」

 彼の言うように快楽の波が最高潮に達するそこ。

 コツコツと壁を打ち砕くように抉られて、あまりの気持ち良さに何が何だか状況が飲み込めやしない。唾液ははしたなく口から垂れているし、手も、足も、指先さえも動かない。一突き、たったそれだけでも恐ろしいほどの快楽に襲われて、余韻だって他の所を攻められた時の何倍も気持ちいい。

「ッ、ひ…♡ぅ、う゛ッ♡♡♡」

「気持ちええやろ、♡」

 気持ちいい、それは間違いない。けれど、気持ち良すぎて駄目になる。

 もうなにもかもぐずぐずだ。

 それでいてカヒュ、と呼吸が危ぶまれるレベルの快楽が喉から手が出るほどに欲しい。そんな欲に忠順になって、彼の頭に震える手を添えて、こちらに引き寄せた。

「ッ、♡♡…んぅッ♡、ッん♡…んん”っ♡♡」

 次第にバードキスじゃ済まなくなっていって、舌が入ってきてどんどん深くなっていく。口付けをしながらも揺すられて、パチュ、パチュと卑猥な音を立てる自身の後孔からも歯列を舐められて、上顎を吸われて、口内で暴れる彼の舌からも快楽を享受する。

「ん、…んッ♡…ん、ーッ♡ん、ん”ッ♡♡」

 息苦しさに彼の胸を軽く叩いた。それでも、口が離されることはなくて、どんどん酸素が行き届かなくなる。

 苦しい、気持ちいい、くるしい、きもちい…。まるで花弁を一枚ずつ切り離す好き嫌いゲームかのように、脳が二種類の感覚を交互に認識する。

「!ん、ぅ゛ ッ〜〜♡♡♡ぁ、うッ♡ッは、ー…♡♡」

 脳味噌がシェイクされている気分のまま、ググ、と更に奥に攻め込んでくる。

 そのうち苦しさも全部快楽に変換されるようになってしまい、キスをされながら絶頂を迎える。

 酸欠になって頭がクラクラ、彼に支えられないとふら、と力が抜けてしまう。

「ほんまにお前はマゾやな」

「ッちがぅ…」

「それはどうだか」

 酸素を求めて浅く、何度も呼吸をする。俺が呼吸を整えている間にも話しかけられて、Mだと言われる。

 こんな身体にしたのは何処のどいつのせいだろうか。

「ぁ、…っあ…も、ッ♡おしま、い♡♡」

 そう思った矢先、腰を激しく打ち砕かれた。正直もう満身創痍だ。

「…俺が言ったこと忘れたんか」

「な、…ぉ゛ 、ぁあ゛〜〜〜ッ♡♡♡♡」

「今夜は止まってやらんって」

 待ても出来ないこの駄犬に勝手に手網を持たされて、離すなと命令されて、果てしなく、淡々と快楽を拾うくらいに調教された俺が飼い主側だなんてふざけてる。そんな事を思っても、きっと取り返しがつかないくらい物事は進んでしまっている。

 もう抵抗する気力も起きやしない。何度も奥を穿たれて、何度も稲妻に打たれたかのような感覚に陥って、徐々に気持ち良さだけが脳を埋め尽くす。

「ぁ、゛ッ♡♡…ぁ、♡…ぼ、びぃ゛ッ♡♡」

 こりゃあ明日は身体も声も使いもんにならないだろうなと思って、もうどうにでもなってしまえとやけくそになって、彼の背中に腕を回した。

「まだへこたれんなよ。ニキ」

 ギラりと獣のように輝かせた瞳と、薄らと犬耳のような幻覚を見ながら、今、正に堕ちていく。



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