こんちゃっするりです!
前回同様ペアは桃紫!
でも話は繋がってないです!
ノベル上手くなりたくて頑張ってる()
すたーと!
桃side
今俺は寒空の下1人寂しく歩いている
コートに手袋、マフラーを身にまといとある場所へと行く為に…
何が起きたかって?
それは遡る事約ほんの数分前の事
ピコンッピコンピコンピコンピコン
唐突に煩く鳴り響く俺のスマホ
通知を確認すれば相手は俺の恋人。
S「こりゃなんかあったな」
普段メッセージが連投されるのは同じグループのメンバーであるが故にさほど珍しい事では無い
だが今日は少し違った
某緑のアプリの恋人の欄を開けば既に削除されたと書かれたメッセージ達
普段取り消す事の無い彼
何かあったかと察するには充分で
手近にあった鞄に財布とスマホを突っ込みコートと手袋を乱雑に掴み家を飛び出す
紫side
……やってしまった
彼も忙しいのに俺は何してんだ…w
それは遡る事ほんの数分前の出来事
俺は彼にメッセージを送ってしまった
仕事の内容とかならまだいいのだ
よりにもよって
【寂しい】
【会いたい】
【疲れた】
【助けて】
送って直ぐにやらかしたと思いメッセージを消す
既読着く前に消したから大丈夫だろう
でももし見て家に向かってたら?
いくら恋人とはいえこんな時間にあんなメッセージ送られたらウザがられるだろう
……あぁ、もうむりやっていけない
1人自己嫌悪に陥り自分を責める
だがメッセージを消してから1度も連絡はなし
これは見てないって思っていいのか…?
N「これはラッキー…なのか?」
来て欲しいが来て欲しくない、そんな矛盾した気持ちが頭をぐるぐる駆け巡る
この気持ちを忘れたくてベッドに向かう為に立ち上がる
な〜な!
……嘘でしょ?
うん、いつも通り…いつも通りに…
シラ切ればきっとバレないはず
桃side
今俺は途中で呼び止めたタクシーの中
どうやったらあの人は素直に話してくれるか
とりあえずスタッフに連絡して俺達を休みにして…
その後……
んな事を車の中でずっと考えてるんだよね
待って…いい事思いついたニヤ
て事で家に着いたし作戦実行!
あ、視点はななにしとく
紫side
視点渡されました紫です
今すんごい困惑してます
来てそうそうさとちゃんが
S「ねぇなな〜…ムギュゥ」
ずっと甘えてくるんです
どうするか考えてた過去の俺を殴りたい
杞憂に終わるぞって
N「えっと…さとちゃん?」
S「ん〜?」
N「こんな深夜にどうしたの?」
S「え〜だってさぁ……」
ここで急に耳元に口をちかづけるさとちゃん
S「メッセージ、見たから」
………ゑ?
連絡全く無かったじゃん!?
なに?さとちゃんの甘えは芝居?
嘘でしょ?
S「で?どーしたのなな」
S「すごい顔真っ赤ですけど?」
N「〜〜〜〜//!!さとちゃんのばか!」
S「そーだな、俺馬鹿だよ」
え?は?何言ってんのこいつ
バカって認めちゃったんだけど
え?うそ?ほんとに?
S「ななの限界に気づけなかったから」
……馬鹿なのは俺の方だった
…さとちゃんはこういう人だった
かっこいい台詞を照れもせずに言う
そうやって相手を照れさせるのが手口
チュンチュン…
気づけば朝で…
鳥の鳴き声で目を覚ます俺
……全く覚えてない
昨日さとちゃんにハグされて…その後…
〜〜〜〜〜〜!!
ダメだ思い出すだけで顔が火照る
…張本人は隣で呑気にスヤスヤ寝息立ててるし
N「よし…仕事仕事」
気合いを入れる為に呟き布団を出る
………はずだった
……なんでこうなった?
俺は今桃くんの腕の中にいる
いや玄関ならまだいいよ
お別れのハグとかさ?
……何故にベッドの上なわけ?
N「さとちゃん?俺仕事が……」
S「やだ行かせねぇ」
N「さとちゃん?俺s((」
S「だから行かせねぇって」
うん…どうしてこうなったのか
それは俺が布団を出ようとした時
S「グイッ」
N「うわぁっ!?」
急に服掴まれて引き戻された
そのまま腕の中にがっちりホールドされて
全然離してくれない
S「なな今日仕事休みだから」
N「いや…え?俺休みじゃないよ」
S「昨日俺が連絡した」
N「え?ちょ、何勝手に」
S「勝手なのはどっちだよ」
完全に手の上で転がされとる
S「昨日ななからのメッセージ見たの俺は」
N「うん、それは昨日聞いた」
S「俺ん家からななん家タクシー使うだろ?」
N「うん、結構遠いもんね。んで?」
S「車ん中でスタッフさんに連絡したの」
S「俺とななの仕事の休みの連絡」
いや、メッセージみて俺ん家来るのは理解できるよ
俺がさとちゃんの立場でもそうするもん
でもなんで休みの連絡?
S「ななって結構鈍感よな」
聞きましたか皆さん
俺が鈍感だってどこがだよ
S「ここまで言われてまだ分かんない?」
まったく理解できないよ俺
S「じゃあ俺の立場で考えてみ?」
S「恋人から会いたいだの寂しいだの…」
S「深夜に連絡きてすぐ取り消しされてみ?」
うん……俺ならすぐ家向かうね
S「だろ?ななならどうするよ?」
N「どうするって次の日の予定確認する」
S「次の日相手が仕事だったら?」
N「勝手に休みのr……」
………OK全部分かった
やっぱり馬鹿なのは俺の方だった
さとちゃんは馬鹿じゃない
S「カッカッカッwwwwww」
N「て事は俺今日休みなの?」
S「話聞いてた?休みっつったろ?」
N「一応の確認だ馬鹿!」
S「誰がバカだって?」
……これ俺やらかした…よね?
これ襲われない?
え、俺もしかしてフラグ立てた?
S「なな、俺腹減ったんだけど」
N「俺も!早く下行こ〜」
N「だからこのホールド解いて?」
あ、これセーフじゃない?
S「いただきま〜す」
ドサッ(ベッドに押さえつけられる)
………ダメだセーフじゃなかった
見事なフラグ回収お疲れ、俺。
おまけ
桃くんが紫くんを犯(た)べた次の日
会議室にて
N「さとみくん?」
S「はい、なんすかなーくん」
N「今日俺仕事なんだけど?」
S「そりゃ今から会議だもん知ってる」
N「腰痛いんだけどどうしてくれんの?」
S「スゥ……すいませんでした」
N「今日ふわふわオムライスね」
S「え、なーくん許してくれんの?」
N「チュッこれで分かった?」
S「……それはずりぃわ」
N「さとちゃんのせいだからね!」
とそれを見ていたメンバーが一言
「目の前でいちゃつくなバカップル」
青(こいつら馬鹿かよ)
橙(目の前でキスとか相当やぞ)
黄(あれで同棲してないんですね)
赤(仕事の前日にヤるのはやばいだろw)
「目の前でいちゃつくなバカップル」
とメンバーは口を揃えて言ったのであった
コメント
11件
ま゛っでーーー可愛すぎる♡
と”お”ど”ーーーーーーーーい”……ねぇ…神…?
ああああああああぁぁぁ可愛い可愛い可愛い( ˶´⚰︎`˵ )✲*゚♡°