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夜間高校の入学式。
校舎の古い木の匂いと、少しひんやりした風の中、俺は教室の席に腰を下ろした。
隣の席には、見慣れない大人しそうな男の人 。
🌷 わ 、お隣彡ですか、よろしくお願いしますね !
背筋が真っ直ぐで、声も柔らかい。
それにやたら丁寧な敬語、少し緊張しているのが分かる。
🎸 ん、 よろしくな
俺はいつも通りの軽い調子で答えた。相手は小さく笑って頷いた。
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👨🏫 えー… ここはーーとなって~…
🎸 (初っ端から何言ってるかわかんね 、)
授業中、なおきりさんは静かにノートを取り、時折こちらをちらりと見ていた。
俺はそんなことには気づかず、ただ目の前の授業をやり過ごす。
50分の気が抜けそうなくらい退屈な授業が終わって休み時間 。
🌷 うりさん、よろしければ、放課後少しお話しませんか?
なおきりさんが勇気を出して話しかけてきた。
🎸 えッ … 、
突然の出来事で、間抜けた声が出た。
だけどその瞬間 、俺の胸が少しだけ高鳴った。
なぜだか分からないが、この人とは、何か違う。そう直感した。
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泣きの新連載😭😭
今回は不穏というか感動系を書いてみたいと👉👈
次回もお楽しみに👋
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