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消された記憶を命がけで

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消された記憶を命がけで

15 - 第15話 黒いものに心からの愛を込めて

♥

510

2022年03月25日

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はい!15話です!


どぞ(`・ω・´)


あ!紫黄?、黄紫?かわからないですが、


とりあえず苦手な方は、自衛をよろしく


お願いします!









るぅと視点。


助けてあげれなくて、ごめんね。莉犬

あれでも、よく耐えた方です。流石だよ。莉犬。かっこよかった。


本当に僕は、最後まで何もできなかったな。あの時、治療してあげれればよかったけど、ジェルくんが逃げたことで、暴走してるななもり様がいちゃ、ろくに治療もできなかっただろう。


ごめんね。僕は弱者だから。、、でも、ななもり様を沈ませれるのは多分、僕しかいない。このまま暴走し続けていると、多分ジェルくんを無理やりにでも、捕まえて、ジェルくんが自我を失うくらいの強力な魔法をかけて、一生ジェルくんが、ななもり様に囚われて、死ぬこともできない人間にされていただろう。


だから、僕がななもり様を沈める。多分これが、莉犬が僕に願う、最後の願い。必ず成し遂げなくちゃ。









シュパンッ   ( ワープした時の効果音です)



【、、ハァ、、ハァ、、つ、疲れた。、、】


ここは、人気のない山奥。

本当に限界を超えたなこりゃ、体が震えてる。

僕は強いオーラを放ってるななもり様を捕まえながら、この長い距離をワープしたんですから、 そりゃそうなりますよね。




、、、!!!


【、、ななもりさm、((バンッ))、、!


ななもりが、とんでもない魔力を放ちながら立ち上がった。そして、るぅとの方へ向く。


【ルゥト、、!オマエ、ヨクモジャマシテクレタナ、、!!ゼッタイニコロシテヤル、、!】


もうななもりの、屋敷でのあの優しい眼差しは0に等しいほど、なくなっている。


、、もうななもり様じゃないなこれは。完全に闇に囚われてる。


僕は、ここで死ぬんだと少し、確信しながら、ななもり様を切ない表情で見つめた。


【、、、ァァア”ァァァァ、、!、!】


ななもりは、まるで、別人なのではと思うくらい、暴れ苦しんでいる。



辛いんだよね、苦しいんだよね。もう、あんなことされたくないんだよね。




、、、 大丈夫 、、、


、、、、僕がいますから、、、




、、、チュッ、、、







【、、、!!】








【、、ななもりさま、、】











((ドスンッ、)) (床に倒れる音)


【 大丈夫ですよ。わたしは絶対ななもり様から、離れません。、、だから、どうか元のななもり様に戻ってください。、、どうか、、!】


僕はななもり様を押し倒しながら、再び、触れるだけのキスをした。心からの愛を込めて。


すると、ななもりの、体に纏われていた黒いものが、チリとなって剥がれていく。ななもりは何が起きたかわからない、ような顔をして、るぅとを見ている。


【、、る、ゥ、ト、、お、マエはオレをキラッテ、たのでは、ない、ノカ、、?あれだけの、罵声、ヲ、アビセテシマッタ、というのに。】


【まぁ、たしかにそれは結構心にくるものがありましたけど、僕はななもり様を愛しているので、!そんなことで嫌いにはなりません!】


【、、フッ、そうか、、、】ッポロ、


黒いものが完全に散っていった。


【、、、ごめんな、、俺、、どうしても、、どうしても、昔のことがトラウマで、人に裏切られることが、怖くなってしまって、力を抑えることができなくなり、闇に囚われていた。お前は知っていたんだな。】



ななもりは、昔、心から愛していた人に、

裏切られたことがあるのだ。

その人は、ななもりがどんなに泣いても、

悲しい顔ひとつせずに、笑顔で、

さようならといい、冷酷な顔をして、

ななもりの元を離れた。

ななもりは、それがトラウマとなり、自分が

愛したものに、暗示の魔法をかけ、

自分しか見れないよう、闇に葬ってきたのだった。

その過去をるぅとは知っていた。

昔からるぅとはななもりに密かな恋心を

抱いていたから。



【もちろんですよ、わたしはななもり様のメイドなんですから、、!】


ドヤ顔で言う僕に、ななもり様は、鼻で笑い、俺を見上げた。


そして、、





ッチュッ、、


ななもりが、上に乗っていたるぅとのネクタイを引っ張って、るぅととは少し違った、荒いキスをした。


【な、ななもり様、、‼︎////】


ななもりは、優しい笑みでニカッと笑う。


【、、ありがとう、、。るぅと。

俺やっと目覚めれた。

お前にいままで酷いことをしてきたことを承知の上でこんなことを言うのは、いけないと思ったが、俺は言いたい。言わせてくれ。】






、、、、これからも俺と、一緒にいてくれませんか?、、








【⁉︎!!////はい!もちろんです!大好きです!!】


そう言って、思いっきりるぅとはななもりを抱きしめた。とびっきりの笑顔で。


【、お、俺も、ダイスキだ、、///】


【、、フフw、何赤面してるんですか!?wななもり様らしくない!!w】


【俺は元々ピュアなんだよ!】


【自分で言うんですね、!w】


【ほっとけ、!】


【、、ッアハハッ!!】


そして、二人はさっきの2回とは違った、深い甘いキスをした。






莉犬、、。

僕はあなたの願いを叶えれたかな。















はい!15話終了です!


最近、まぁまぁ忙しいもので、


読者様方のコメントに返信出来ず、


すみません、、、


コメントはもちろん読んでいますので!


そこは、ご了承ください!


今回は、個人的には、番外編扱いとなってます


この二人の距離感も、絶妙で好きです!私は!


ということで!


最後まで読んで頂きありがとうございました!


次回も楽しみに!


ハートもぜひ!


では!

























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コメント

1

ユーザー

今回も感動しました(*T^T) いつも素敵なお話をありがとございます‼️ これからも頑張ってください✨

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