私にとっての死とは? 私にとっては死こそが希望だ。
私の生とはなんだったのか? 私の存在価値はどこにあるのだ? 私の存在意義は? 私の生きる意味は? 私の存在する理由は? 私が生きてきた道程に、 果たして本当に意味があるのだろうか? 私は一体誰なのだ? 私は一体何をしているのだ? 私は何故生きているのだ? 私はただ息をしているだけだ。
私は何のために生まれて来たんだ? 私は何のために生かされている? 私は一体何なのか? 私は……
「私には、わからない」
私は、私自身が理解できない。
「私自身のことがわからない」
私は何を求めているのだろう? 私は何を求められているのだろう? 私は何を求めて良いのだろう? 私は何を望んでも良いのだろうか?
「私は何も望んでいない」
いや違う! そうじゃない。
私は何かを望んでいるはずだ。
「そうだ。私は何を望む?」
私はそれすらもわからなかった。
「私の望みは何だ?」
しかしいくら考えてみても答えなど出るはずがなかった。
なぜなら私は、私自身について何も知らないのだから。私の中に存在するものは全て偽りに過ぎないのだ。
私は自分自身のことを理解していない。
自分のことがよくわからない。
しかしそれでも構わない。
なぜならそれが人間というものなのだから。
自分がどういう存在なのかを知らないまま、それでもなお生き続けることができる生き物こそが人間なのだ。
私は私自身のことを深く知りたいと思う。
そして同時に、誰にも知られたくないとも思う。
矛盾しているかもしれないけれど、これが私の正直な気持ちだ。
私はただ純粋に、ありのままの自分でいたい。
誰かを傷つけたりすることなく、 誰からも傷つけられることなく
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