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(家)
千代:こうやってお兄様と一緒に料理出来て嬉しいです。(嬉しそうに笑う)
沖田総司:そうだね~。
千代:野菜切って…煮込んで…完成!
沖田総司:ご飯とお味噌汁ついでくるね~。
千代:はーい。よし、千代はおかずの盛り付けを。
(数分後)
千代:今日はご飯、カブのお味噌汁、魚の干物、青菜の漬物ですよ。
沖田総司:食べよ食べよ~。
二人:いただきます。
千代: モグモグ美味しいですね、お兄様。(ご飯を美味しそうに頬張る)
沖田総司:あはっ、何か餌を詰め込んでいるリスみたい~。
千代:お兄様だって負けず劣らずいっぱい食べてるじゃないですかー。
沖田総司:ゴメンゴメン~。
(数分後)
二人:ごちそうさまでした。
千代:ふー、お腹いっぱいです。
沖田総司:俺もいっぱい食べたな~。それにしても千代いっぱい食べてたね~。
千代:別にいいじゃないですか~。美味しかったんですし。
沖田総司:それは同感~。
(外を見るともう既に暗くなっていた)
沖田総司:千代と過ごせるこの時間も後少しか…
千代:ふあ~、そろそろ眠いです…(目が少し閉じかけている)
沖田総司:今日は色々あったから疲れたんだろうな~。(布団を敷くと千代をお姫様抱っこで運ぶ)
千代:お兄様…今日はお隣で寝てほしいです…(少し甘えた声でお願いする)
沖田総司:(少し驚いた顔をするも優しい表情に変わる)そうだね~、隣で寝よっか。(千代を優しく布団に寝かす)
千代:お兄様、今日はまたあの時みたいに一緒に過ごせてすっごく嬉しかったです。お兄様が元気そうにしているのを見て千代安心しました。
沖田総司:ありがとう、千代。俺も千代と一緒に過ごすことが出来て嬉しかった。
千代:お兄様…私のせいで…
沖田総司:千代…
千代:ごめんなさい…私のせいで…お兄様が死ぬことになって…
沖田総司:俺のほうこそ…千代が力を失っていくところをただ見ていることしか出来なくて…
千代:お兄様…
沖田総司:ん…?
千代:千代はお兄様にとって自慢の妹になれたでしょうか…ちゃんとお兄様を支えられたでしょうか…(涙をぼろぼろ流して言葉を詰まらせながら言う)
沖田総司:千代…(千代を優しく抱きしめると優しく頭を撫でる)そんなこと言わないでくれ…血は繋がっていなくとも千代は俺にとってこの世でたった一人の大切な妹だ。千代のおかげで俺は何度も救われた…千代は俺を何度も苦しみと悲しみから手を差し伸べてくれた…俺のほうこそ自慢の兄になれただろうか…
千代:沖田様も千代にとってこの世でたった一人の大切なお兄様ですよ…お兄様がいてくれたから今の自分がいます…私こそお兄様には感謝しかありません…
(二人の体がほんのり光り始める)
千代:これは…お兄様…どうやらお別れの時間が来たみたいですね…
沖田総司:もう会えなくなるのか…(視界が涙で滲む)
千代:お兄様泣かないでください…せめて別れは二人とも笑顔でいましょう…
沖田総司:(泣きながらもぎこちない笑顔をつくる)そうだな…
(光が強くなる)
千代:もう時間がないみたいなので気持ちだけ伝えさせてください…
沖田総司:あぁ…
千代:いつも一緒にいてくれてありがとうございます…一緒にご飯を食べてくれてありがとうございます…一緒に笑ってくれてありがとうございます…後…私のお兄様になってくれてありがとう…大好きです…お兄様…
沖田総司:泣かないでくれ千代…俺たちはいつかまたきっと会えるよ…
千代:そうですよね…私たちは心で繋がっていますから…
沖田総司:ありがとう…千代にもう一度だけ会うことが出来て良かった…
千代:私もです…お兄様ありがとう…
コメント
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尊い