テラーノベル
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俺はバカだ
スマホショップまで来て気がついた
予約してないことに‥‥
このまま待つと二時間半はかかるらしい
とりあえず予約券だけはもらって来た
二時間半も一人で何しろってんだ?
ショップを出て歩道に立ち尽くす
何が辛いって暇を潰せるスマホが使えないって事
近くのコーヒーショップでも探して時間を潰すか
そう思って歩き出すと‥‥
「小柳くん?」
「‥‥あぇ?」
聞き覚えのある声
そちらを見ると車の窓を開けて俺を見てる星導がいた
「珍しい‥‥外出なんて」
「俺だって出たくて来た訳じゃねぇよ。スマホが壊れたから新しく買いに来たんだ」
「あぁ、そこで買ったの?」
「買えんかった」
「え?小柳君には売れないって?」
「んな訳ねぇだろ!予約忘れて三時間近く待たないと買えないってさ」
「予約忘れんなよ。だったらさ、今時間ある感じ?」
「あるね。売るほどあるね」
「俺これから友達の開店祝い行くんだけど一緒に行く?人は多い方がいいし」
「人いっぱいいるところはちょっと‥‥」
「そんなに多くいる訳じゃないよ。猫カフェなんだけど」
「猫カフェ⁈行く行く!」
俺は猫と聞いた瞬間、星導の車に乗り込んだ
車で10分も離れていない所にお店はあった
中に入ると様々な猫達がお出迎えしてくれる
「写メ撮ろっと」
スマホを出して気がつく
壊れてることに‥‥
「星導、子猫と俺の写真撮って」
「いいですよ」
「この子とも撮って」
「何その子、可愛い!」
「俺このラグドール好きなんだよね。色合いとかもいいし、ブルーの瞳が綺麗だよな」
写真を撮ってもらう為に子猫に顔を近付ける
すると星導もその子猫に顔を近付け、結果的に俺の顔とぶつかった
そのままスリーショットを何枚か取り続ける
「お前っ!俺はラグドールと撮りたいのに」
「いいじゃないですか!俺撮ってあげてるんですよ?」
「騒ぐなよ‥‥まったく‥‥」
俺の膝の上でラグドールの子猫が頭を俺にスリスリしている
可愛すぎるっ!
「星導!これも撮って!」
「はいはい」
楽しい時間はあっという間に過ぎ、スマホの予約時間が迫って来た
また星導にショップの前まで送ってもらうと、帰りがけの星導に声をかける
「今日撮った写真さ、暇な時でいいから俺に送ってよ」
「OK、送っとくわ」
そのあとショップに行き、結局買って出てくるまでも時間がかかり、出て来た頃にはすっかり夜になっていた
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コメント
2件
はしゃいでる こや 可愛すぎるᐡ⸝⸝> ̫ <⸝⸝ᐡるべ お兄ちゃん感があって好 師匠も好♡
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