テラーノベル
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前回に引き続き、解釈違いあったら逃げてね!
nmmn
少し暴力描写あり、Rもあります!メンへらっだあです
それでも良ければどうぞ〜
「…あ」
「ぺんさん…」
じりじりとぐちつぼが距離を縮めてくる
「ちがっ…!違うんだよぐちt」
「うるさい」
ぐちつぼに押し倒され、口を押さえされる、必死に弁明しようとしても、もごもごと声にならない音が出る
「はぁ〜…2回も俺から逃げようとするなんて…とぅーんは悪い子だなぁ… 」
俺の口を塞いでいた手がどけられ、ぐちつぼの顔が近づいてくる
「ぐちつッ…」
言い切る前にぐちつぼの舌が口に入ってくる、
異物感が否めないが、ぐちつぼの舌は温かくて
次第に頭がふわふわと快楽に襲われた
「ん…ふぅッ…」
呼吸が続かなくなった俺がぐちの背中を叩いた
そうするとぐちは俺の口を味わうのをやめて、俺の顔を覗いた
「嫌なら舌とか噛めばよかったのに」
「はあッ…ふッ…」
呼吸が整う前に、俺の首からいやらしい音がする
「ぐち、ぐちッ…やめ…ッて」
強く吸い付けられている感覚がして、ぐちつぼがキスマークをつけているのだと気付いた、
「ああ゛っ…ちょッ…やめッ…」
こんなもの首元に付けられたら隠そうにも隠しきれない
らっだあに見つかったら、と思うと怖くなってしまい
涙が溢れてきた
「これで俺のものだね♡」
そう言ってぐちつぼは満足気に首のキスマークを見つめた、
「えっ…ぺんさん?大丈夫?」
泣いていることに気付いたのか、ぐちつぼは俺の頬を撫でて心配そうな顔をした
「ッ…う…うん…大丈夫」
「…そっか」
ぐちつぼは優しく俺を抱き上げ、頬に優しくキスをした
先ほどのそれとは違い、甘く、温かいそれは、俺の頬を熱くさせた
ぐちつぼside
「っ…!」
ギギギッと先ほどよりも強く、ぺいんとの手首に縄を結ぶ
「痛い?」
「…痛い」
「痛いのに抵抗しないんだ?」
「…うん」
もうすっかり服従したのか、特に抵抗してこない、
それでも瞳の奥に残っている反抗的なオレンジ色が俺の心を踊らせる、ぐちゃぐちゃにしてやりたい、と
…でも、まだその時ではないと思う。だから、抑えなくては
…ふとぺいんとの方を見ると、寝息をたてていて、
眠っているようだった。
本当に天使のような寝顔で、可愛らしかった
天国かと錯覚してしまうほど…
…ぺいんとのスマホから鳴るLINEの通知を除けば
らっだあside
<いまどこ?
<ねぇ
<返信してよ
<どこにいるの?
「…ぺいんと」
部屋に俺の足音が響く、それは一刻一刻と強さを増し、 ダンッ!!と一際大きく音が鳴る、
…ぐちつぼと飲みに行ったっきりぺいんとが帰ってこない 何度もLINEを送り、電話をかけた…のに返信はおろか、 既読すら付かない
事故にあったとか、嫌な想像は後を絶たない
「…寝取られた?」
そんな考えもよぎったが、ぺいんとがそんなことするわけがない……
「!」
それは、唐突だった、長らく未読だった既読マークがついたのだ
<今どこ?
<返信して
<ぐちつぼの家?
<返信くれなかったら行くから
俺はそうLINEして、ぐちつぼの家に向かうことにした
ぐちつぼside
「………らっだあって意外とメンへラなんだな…」
鳴り止まないLINEの通知、あまりにも来るものだから、一度LINEを開いてみた、すると既読が付いたことに気付き、俺の家に行く、と言ってきた。
「…はぁ〜」
「面倒なことになったな…」
スマホの画面を閉じ、テーブルの上に置いた、
一度ぺいんとの様子を見に行こう…
ぺいんとを起こさないように、ゆっくりドアを開けた
先ほどと同じように、ぺいんとはすぅーすぅーと寝息をたてており、やはり天使のような寝顔だった。
しばらく、いや、数十分ほど、その寝顔を見ていた
「…ぐちつぼ?」
「ん、とぅーん起きちゃった?」
「あのさ…ぐちーつ、トイレ行きたい」
「あぁ、ごめん、いいよ」
俺はぺいんとの拘束を解き、トイレの前まで付いていった、
トイレから出てくると、ぺいんとがスマホの通知音に気付き、「…らっだあから?」と聞いてきたので、
「気にしなくていい」と言っておいた
…やっぱりダメだな、まだらっだあのことを気にかけてる、ぺいんとは俺の物なのに…どうしたら俺の物になる?どうしたら逃げずにいてくれる?いつになったら俺に服従してくれる?
……どうしたら…どうしたら俺を見てくれる?
「ぐちーつ!」
「ワァァァ!!」
「どうしたの?なんかぼーっとしてたけど…」
「…あ、あぁいや、なんでもない」
「ふぅん…そっか」
そんな会話を遮るように、インターホンが鳴った、
それも、何回も
そんな光景にびっくりしたのか、ぺいんとは腰がすくんで尻もちをついていた
しばらくしてインターホンが鳴り止み
鍵を閉めていたはずのドアが、ガチャリと音を響かせて開いた
「…え?」
らっだあside
「開いた♪」
ガチャリと音をたてて目の前のドアを開ける、その先の光景は、驚いて尻もちをついているぺいんとと、唖然として棒立ちしているぐちつぼがいた
「…うちのぺんちゃんを返してもらおうか」
「はぁ…?なんで…開いて…」
ぐちつぼは何より、閉めていたはずのドアが開いたことに驚いたようだ
「ただのピッキングだよ、それより… 」
俺はぺいんとの方を向いて、ぺいんとに手を伸ばした
「ッ…!やめろ!」
ぐちつぼが俺の手を叩いた、まるでぺいんとは俺の物とでもいうような表情で、
「…はぁ…あんまり使いたくなかったんだけど…」
俺はポケットからスタンガンを取り出し、ぐちつぼに当てた
「…!?待って!らっだあ!」
ぺいんとがそんなことを言っていたが、気にしない
クロロホルムが染み込んだハンカチをぐちつぼの口と鼻に当てる。
「…や…めろ!!」
何度も抵抗してきたが、次第に意識を失い、床にぐったりと倒れた
「…はぁ…?らっだあ、?」
ぺいんとは床に横たわるぐちつぼを見て、声が震えている
「…はぁ…ぺんちゃんが悪いんだからね」
「…ッん!」
先ほどと同様に、ぺいんとの口と鼻にクロロホルムを当てた、
「…?」
手首を掴まれた、その力はいつもより数倍強く、跡が付きそうだった、その力も徐々に弱くなり、最終的にだらりと 脱力しきっていた
「ふふ…かわい…」
俺はぺいんとを抱え、部屋を後にした
「はぁ…」
思わずため息が漏れる、ぐちつぼとの飲み会を許可した
俺がバカだった…
「…そろそろ効果切れる頃だけど…」
…ふとぺいんとの方を見てみた、すると、少し、まぶたがキュッと閉じたように感じた
「ぺいんと〜?起きたの? 」
返事はなく、ただ部屋に俺の声が響くだけだった
「ぺいんと」
ぺいんとの首筋を指でなぞる
「…ッう」
ぺいんとの身体が少し揺れ、小さく声が漏れた
「ほら、やっぱ起きてた」
「…らっだあ…ごめん」
「うるさい」
今はそんな言い訳聞きたくない、ぺいんとを持ち上げて
ベッドに運ぶ、ぺいんとは今にも泣きそうな表情でうるうると瞳を揺らしている
「らっだあ…?あ゛ッ! 」
乱暴にぺいんとをベッドに落とす
「あと、これ着けて」
ポケットから手錠を取り出し、ぺいんとに投げる
「いった……… 」
金属が擦れる音がする、ぺいんとは黙々と自分に手錠をかけ、「これでいい?」とでも言うかのように俺を見つめた
「はッ!?」
ぺいんとを倒して、壁に追い詰める
「ねぇ、ぺいんと?自分のしたこと分かってる?」
「わかっ…てるよ」
ぺいんと、俺はね、ぺいんとを俺だけの物にしたい。
なのに…なのにぺいんとは…
「らっだあ…?顔…顔怖いよ…」
ぐちゃぐちゃにしたい、誰が見ても俺の物ってわかるようにしたい、もう誰のところにも行かないで、
俺だけ見てて、お願い、俺の物になってよ、
「らっだぁ…痛い…力強いってぇ…」
壊したい、誰も知らないぺんちゃんが見たい、俺だけのぺんちゃんになってほしい、一生俺の側にいてほしい
「ッぐぅ…ケホッケホッ…らッ!だぁ…!!くるしッ…やめッ!」
そうか…そうだ!全て俺だけの物にすればいい、俺がぺんちゃんの全て奪えば…俺だけの物に…
そう思ったとき、俺はぺんちゃんの首を絞めていて、
ぺんちゃんは泣きながら声にならない声で苦しんでいた
「はあッ…!う゛…ケホッ…ケホッ…はぁっ…はぁ…」
俺が手を離すと、心底苦しそうな表情で、必死に呼吸をしだした。
苦しめたい、もっと、もっと苦しんでほしい
「らっだあ…!怖いよ…やめて…」
俺はぺいんとの肩を掴み、胸元に引き寄せた
俺だけの…俺だけのぺんちゃんに、泣いて、苦しんで、
絶望して、誰も知らない顔、俺だけに見せてほしい
もう、何処にも行かせない…
ガリッ…っという音が部屋に響き、ぺいんとの肩から血がどくどくと出ている、俺の口に鉄分の味が広がる
俺はそれを飲み込んだ、 ぺいんとの悲鳴が耳に響く、
ぺいんとの顔には、 恐怖、悲しみ、驚愕、苦しみ、全てが混ざったような表情が広がっていた
「ぺいんと…」
これで一生一緒だね…
コメント
2件
はあ...好きです...