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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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今日は放課後、いつものように詩音と一緒に帰ることになった。俺たちが学校の外に出ると、詩音がにやけながら俺に近づいてきた。「お前、最近愛梨のことよく見かけるな。まさか、愛梨のこと好きなんじゃないの?w」

「はぁ?何言ってるんだよ!」と俺は照れ隠しに返した。もちろん、愛梨のことが気にならないわけじゃないけど、恋とは違うってことは分かってる。


「だって、お前いつも愛梨に絡んでるじゃん!冷たくあしらわれてるのに、懲りずに話しかけてるしw」と詩音は笑いながら言った。


「それは、ただのからかいだろ!愛梨は俺に対して冷たいだけだし、俺も別に本気じゃないよ」と俺は強調した。


「本気じゃない?でもお前、愛梨のこと気にしてるじゃん!俺から見たら、ちょっと好きなのかと思ったけどなw」と詩音はからかうように続ける。


「そういうわけじゃないって!」と俺は反論した。「単に面白いから絡んでるだけだし、そんな気持ちじゃない!」


詩音は大笑いしながら、「まぁ、そんなこと言いつつ、実は好きなのかもしれないけどな!愛梨もお前のこと少しは気にしてるかもよw」と言ってきた。


「だから、そういうのじゃないって!」と反論する俺に、詩音は「でも、愛梨のツンツンした感じ、ちょっと可愛いよな!」と笑顔を崩さない。


「お前、冷たくされて喜んでるのか?」と俺が問い返すと、詩音は「俺もああいうの、結構好きかもなw」と冗談交じりに返した。


そんなやりとりをしながら、俺たちは街を歩いていた。気になる愛梨のことをからかわれるのは少し恥ずかしいけど、詩音と一緒にいると楽しい時間が流れていく!


「でもさ、愛梨にもっと素直に接するのも悪くないかもな!お前が愛梨を好きじゃないなら、今の関係を続けるのもいいと思うし」と詩音は少し真剣に言った。


「まぁ、そうかもしれない……でも、愛梨のことを理解するのは簡単じゃないし、どう接すればいいか分からないから……」と俺は少し悩んでいた。


「だったら、次に愛梨と話すときに、素直な自分を見せてみろよ!それでどう反応するか、楽しみにしてるからw」と詩音は励ますように言った。


「お前、またからかうつもりだろ?」と俺は警戒したが、詩音は「いや、応援するよ!頑張れ!」と笑顔を見せた。


その言葉を聞いて、少し勇気が湧いてきた。もしかしたら、愛梨との関係も変わるかもしれない。俺は詩音の応援を背に受けながら、心の中で何かが変わる予感を感じていた!


次回最終回!

ツンツン猫と明るい風

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