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コメント
1件
第1話、読ませていただきました🌷 「世界最強の♡♡♡屋」と呼ばれながらも「傷つけたくない」と語る日本さんと、心配で仕方ないmoon orderの皆さんの距離感がとても好きです。テーブルに紅茶と優しさがある日常の裏で、フィンランドさんが捕まっているシーンへの切り替えもグッと引き込まれました。「あいつはな──」の続きが気になりすぎます…! これからの展開を楽しみにしていますね🤍
ーーこの世界には、二つの大きな組織が
存在していた。
一つは、moon order。
そしてもう一つは、dark order。
長い間、両者は敵対していた。
そんな二つの組織の中でも、
誰もが知っている名前がある。
日本。
世界最強の殺し屋。
✳
夜
日本は一人。静かな路地を歩いていた。
日本「………」
その瞬間ーー
敵「ーーいたぞ!!」
日本が足を止める。
敵「お前が日本だな!」
日本「はい。そうですが……私になにか御用でしょうか?」
敵「moon orderの殺し屋だろ!」
日本「……そう呼ばれることもありますね」
敵「ふざけるな!!」
男が一気に襲いかかる。
日本「……危ないですよ」
ーードンッ!!
敵「ぐっ!?」
一瞬だった。
日本は相手の腕を掴み、そのまま地面へ
倒した。
別の敵「な、なんだ……!?」
日本「申し訳ありません。」
日本「ですが、これ以上は危険ですので……やめておきましょう」
敵「お前……本当に世界最強なのか……?」
日本「……?」
日本は少し首を傾げた。
日本「私はただ、皆さんを傷つけたくないだけですよ」
そして日本は、その場を立ち去った。
誰も追わなかった。
✳
ーーmoon order。
日本「ただいま帰りました」
ドイツ「日本、おかえり」
イタリア「おかえりなんね!日本~!」
ドイツ「……怪我は?」
日本「ありませんよ」
イタリア「本当なんね?」
日本「はい。本当ですよ」
ドイツ「…………」
イタリア「…………」
日本「……?」
日本は二人の視線に気づき、
首を傾げる。
日本「どうしましたか?」
ドイツ「……いや、何でもない」
イタリア「今日も無事で良かったんね〜」
日本「ふふ……心配しすぎですよ」
少し離れた場所では、フランスがこちらを見ていた。
フランス「日本、おかえりー!!✨️」
日本「ただいま帰りました、 フランスさん」
フランス「怪我ない?」
日本「ありませんよ」
フランス「良かった!」
さらにその奥。
イギリスは紅茶を淹れながら、静かに微笑んでいる。
イギリス「お疲れ様でした、日本さん。紅茶はいかがですか?」
日本「ありがとうございます。いただきます」
イギリス「どうぞ」
日本「……美味しいです」
イギリス「それは何よりです」
日本「…皆さん。今日は随分と心配性ですね……」
ドイツ「お前が心配なんだ」
イタリア「そうなんね!」
フランス「だって日本だし!」
イギリス「ええ。心配するのは当然でしょう」
日本「………」
日本「私は、そんなに弱くありませんよ?」
全員「………」
日本「……?」
moon orderも今日は平和だった。
ーー世界最強の殺し屋がいるとは思えないほどに。
だが。
その頃、別の場所ではーー
dark orderが動き始めていた。
薄暗い部屋に、一人の人物が座っていた。
???「……準備できたぞ。」
国連「そうですか。」
???「捕らえた人物は?」
国連「こちらです。」
ガチャッーー。
扉が開く。
そこにいたのは。
フィンランド。
両手を拘束され、静かに国連を睨んでいた
フィン「……俺を捕まえて、なにがしたい。」
国連「少し聞きたいことがあるだけです。」
フィン「……日本のことか?」
国連「………… 。」
一瞬、国連の表情が変わる。
???「……気づいてたのか。」
フィン「最初からな。」
国連「では、話は早い。」
国連はフィンランドの前まで歩く。
国連「なぜ日本が殺し屋になったのか。」
フィン「……………。」
国連「知ってますか?」
長い沈黙。
やがてフィンランドは、小さく息を吐いた
フィン「……ああ。」
???「やっぱな」
国連「理由を話して下さい」
フィン「……あいつはな。」
フィン「ーーーーーーーーーーーーーー、ーーーたかったんだ。」
???「………。」