テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
注意事項
◾︎人の多いところで閲覧しないで下さい。
◾︎人に見せたり、紹介したりしないで下さい。
◾︎ご本人様、関係者、一般のファンの方の目に触れるようなことはしないで下さい。
◾︎無断転載、引用、スクショ、コピー、拡散、晒し行為は絶対にお辞め下さい。
◾︎コメントされる際は、ご本人様の名前や、グループ名などの正式名称をそのまま表記せずに(ファンマも禁止)、『伏せ字』や『隠語』を使用して下さい。(※追記あり)
◾︎伏せ字や隠語を使用していないコメント等は、こちらから注意させて頂きますのでご了承下さい。
※主の作品では、🦊🐒🧸🐇🐑🐶を使います。
▲
上記を守っての閲覧をお願いします
「………」
まだ、誰もいない?
俺は部室のドアを少しだけ開け中を覗く。
……あんな醜態晒して…、
俺は昨日の事をぼんやりと思い出す。
こいつらの事だ、知られたらきっとつけ込まれる…。
「何してんの?」
「うわぁぁあ!」
思わず叫び声を上げてしまった。
最悪…。
今1番会いたくない奴。
俺の背後からドアをこじ開け無理やり中に押し込まれる。
一緒に中に入ってきたヤクザ先輩は、スクバをソファに放り投げ どかっとソファに腰をかける。
「ん? 座らんの?」
え。
_______________________
「12日公開の映画あんだけどさ」
「あ、俺も見たいやつ」
「まじ?行くか」
「俺も行きたい!」
「お前も知ってんの?意外すぎw」
「知らんけど」
「知らんのかいw」
結局、誰からも昨日の出来事についてふれられる事なく、部員全員集合してしばらく経った。
逆に怖えよ…。
「ヤクザ先輩って不能…?」
「は?」
「え」
ま、
間違った…。
「あ、ちが、……昨日は休んでごめんなさいって、言おうとして…」
き、気まづ…、
無意識にみんなから視線を外す。
「どんな間違いだよw」
隣に座っていた🦊っちゃんが俺の頭に手を置く。
「謝んなくて大丈夫だよ〜w」
「らしくないよ🐇くん」
「1日で熱下がって良かったなあ」
続けて次々に口を開く先輩達。
そんな中ひと言も発さないヤクザ先輩にどうしても目がいく。
バチッと目が合った。
俺はあからさまに先輩から目線を逸らしてしまった。
それがいけなかったと悟るのは数秒後。
俺が座るソファとは別のソファに腰掛けていたヤクザ先輩が膝を伸ばし、そのままゆっくり俺の元まで来た。
周りは先輩を止める声、困惑の声で溢れ、俺の脳にはまるで水中の中にいるみたいに届く。
「へー…」
水中にいるみたいに周りの環境音すべてが濁っているのに、この人の声だけは鮮明に俺の脳に響いた。
俺の隣に強引に座り、胡座をかいていた俺の足を膝に乗っけては、更に強引に先輩の方へと向かされる。
「お前あのまま襲って欲しかったわけ?w」
なッ…!
「ちがッ…ちげーよ!⸝⸝何勘違いしてんだばーか!⸝⸝」
ヤクザ先輩の頬っぺたを力いっぱい押して可能な限り距離を取る。
そんな俺の反応を見てかゲラゲラ笑っている先輩。
腹立つッ!
「ちょっと病み上がりの子に辞めてよ」
「いや俺悪くねえだろ今のは」
「まあそうだけど、こいつそっちの知識に関しては赤ちゃんなんだから大目に見てやれよw」
🐑のお叱りを受け不満を漏らすヤクザ先輩に、俺を抱き寄せ頭に顎を乗せたまま🦊っちゃんがフォローする。
自分でもびっくりな事を言った事は自覚している。
EDか…、なんて…w
それと、
そっちの知識赤ちゃんってなんなの、
俺普通に健全な男子高校生ですけど。普通に知識ありますけど。
お前らと違って倫理観は終わってないけどさ。
あ、そういえば、
「俺、純粋な赤ちゃんじゃないんだけど!」
言ってなかったっけ、
「いやいや無理あるってお前w」
「ただのAV見るだけでもあんなに恥ずかしがってたのになw」
「…それはまた別の話!」
「はいはいw なら🐇くんはどこが純粋じゃないって思うの?」
俺、汚れてるんだよな。
「俺、処女じゃないよ?」
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ➼ ❤︎2300↑
コメント
5件