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冗談だったはずのに

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冗談だったはずのに

1 - 冗談だったはずなのに

♥

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2023年10月31日

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ノベルというのもに挑戦してみました。

ノベルでの小説は初めてなので、温かい目で見ていただけると幸いです。

⚠️注意事項⚠️

・青桃

ご本人様とは関係ありません

ーーーーーーーーーーーーーーーーー



「トリック・オア・トリート〜!!」

「……ないこ、」

秋の終わりを感じ始めた昼下がり。

インターホンが鳴り玄関を開けてみればすぐ目に入ったのはこれだった

魔女の格好をしたないこが元気よく飛び出してきた。

「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ〜?」

なんて言って、今にも悪戯をしてきそうに笑った

「はいはい、wちょっと待ってな」

そう言って一旦キッチンに菓子を取りに行こうとすると服を掴まれた

「……取りに行くのは反則でしょ」

お菓子を貰いに来たんじゃなくて俺にいたずらしに来たのかこいつ。

そんな姿に呆れながらも可愛い恋人のため。

服のポケットの中を探していれば、都合のいいことにズボンのポケットにチョコが入っていることに気がついた

「はい。どーぞ。」

「ちぇ、まろにイタズラは無理か…」

「じゃあ他のメンバーの家にでも行くか…」

「………」

…俺が悪戯されるのはごめんだが、ないこが他のやつにいたずらするのもなんか嫌だ。

そう思ってないこの手に収まった小さなチョコをひょいっと取り上げる

「え、ちょ、!?なにして…」

戸惑うないこはお構いなしに続ける

「それじゃ、魔女さん。トリック・オア・トリート」

「え゛……っとぉ…」

一番初めに俺の家に来たのか肩にかけたカゴは空。

貰うつもりでしかいなかったないこには当然菓子のストックもない。

冷や汗をかき目を泳がせているないこ

あからさまに焦っていることがわかる

「ま、まろ…俺の取った…じゃん、?」

「まぁ…今手元にないなら…しゃーないなぁ?」

「…お、俺家まで取ってくる、!」

「取りに行くのは反則やなかったか?」

なんて言うと逃げ道が見当たらなくなったのか、ぅぐ、…と小さく声を漏らした

「じゃ、お菓子がない魔女さんには悪戯やな?」

「え、あ…ちょ、!」

そのまま、魔女を家に連れ込んだ

この作品はいかがでしたか?

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