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わんくっしょん
初夜のsrkn
※こちらはnmmn作品になっております。
ご本人様とは全くの無関係です。
文が拙い、ちぐはぐな部分がありますが脳内変換していただけると幸いです。
地雷の方は自衛のため、お戻りください。
「奏斗、緊張してる?」
耳元に顔を寄せ、そう口にするとわかりやすく肩がビクッと跳ねる。
手で隠されているためにどんな表情なのか見れないが真っ赤に染まった耳と隙間から覗く頬に想像が着く。
何を隠そうお互い今夜が初めての行為なのだ。
最初こそ余裕そうな表情でいたのだが、だんだんと崩れていき、今まさにこの状態である。
「せら…ぼく、ちょっとこわい、かも…」
普段と変わって弱々しい声の風楽にそっと手を伸ばす。
ひと回り小さく、それでいて男らしい手に自分の手を重ね、指を絡ませた。
そのまま口元へ寄せ、ちゅっ、とリップ音を立てる。
ようやく見えた顔は林檎のように赤く、オーロラの瞳は涙で潤んでいた。
「痛くしないようにする」
その言葉に小さく頷くと、ぎゅっと目を閉じて背に腕を回す。
セラフもそんな風楽に応えるように抱きしめた。
痛くないようにと時間を掛けて解した秘部に大きくなった自身を宛てがう。
ひゅっ、と息を呑む音が鳴り、回された腕に力が入る。
いつもの上品な香水の匂いではなく、仄かな石鹸と風楽自身の匂いが鼻を掠めた。
柔らかい髪にそっと触れ、耳にかける。
「挿れるよ」
「…ぅん」
ゆっくりと腰を進めていき、半分まで入ったところで一度止める。
「かなと」
「ぁ、んっ…ふ…ッ、な、にッ」
「ゆっくり息吸ってみて」
初めての感覚に精一杯の中、言われた通りにゆっくりと息を吸うと力が抜け、そのタイミングに全て収められる。
セラフと風楽の間は隙間無く合わさっていた。
「あぐッ、せ、ら…せらぁ…ッ」
「ふ、ぅ…ッかなと」
溢れる涙を掬い、寄せられた身体を抱きしめる。
気持ちいいかと聞けばコクコクと頭を上下させる恋人が愛おしい。
赤くなった目元をそっと撫で、頬を這い、唇に触れる。
唇を合わせるだけの子供のような軽いキスからだんだんと深いものに変えていく。
「んんっ、あ…ぅんっ、ふ…ぅ…ッ」
歯列、上顎をなぞり舌を絡ませ、唾液を注ぐ。
くちゅくちゅ、という水音が脳を甘くどろどろに溶かしてゆく感覚に顔だけでなく、全身が熱く火照っているのが分かる。
その後、快楽に溺れて身体を重ね、途中から記憶が殆ど無かったが朝日に目が覚めると首から胸、腹にかけた赤い印と腰の鈍痛を忘れて悲鳴を上げるのはまた別の話。
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