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今回は早く読めた
──────Hれいまり視点──────
ラテさんの案内によって私たち一行はシスターがいるという教会へと向かう。
行く途中、シスターについてある程度の情報を得ることが出来た。
「ん?シスターについて?…この国の中でもキャラが濃いやつだよ。珍しいよ〜」
…キャラが濃いのはめめ村全員だが、と心の中でツッコミを入れる。この世界のメイン登場人物が我々めめ村である。そりゃ濃くもなる。
「キャラが濃いって…八幡さんよりですか?」
「うーん…まあ、でもどっちも常識人じゃないよ。門を守らない門番と神を崇めないシスター。ほぼ同じだよ」
今回のルートは常識クラッシャーが多いらしい。まともな感性が少ない分、ラテさんが常識人のように見えるが、服装は常識人ではない。
「なんでシスターに会う必要があるんですか?」
私がふと疑問を問うと、ラテさんは豪快に笑いながら話してくれる。
「そりゃ、神様に挨拶するためだよ。私達にこの金色の瞳を授けてくださった神に感謝を伝える。こうでもしないと神になんて会えないからねぇ。」
「…?めめ、今の話聞いてた?どういうこと?」
ラテさんの発言に違和感を覚えたらしいいえもんさんはめめ──────【死神】に呼びかける。
その呼び掛けに答えるように死神が呼び出される。
「ふわぁ…何、いえもん。道案内はもうしたでしょう…。」
眠そうな目を擦りながらその少女は目を開ける。そう、目を開ける。その瞬間瞬時に空気の色が変わり、見られた瞬間威圧感と恐怖に思考する前に肉体が確信する。
──────彼女こそが神だと。
金色の代わりに星を宿したその瞳は私たちを腹の底から見透かし、生者を嘲笑うかのような蔑みを感じた。
「──────は!?神様ッッ!?」
ラテさんが驚きのあまり肩を跳ね上がらせ、一気に距離を置く。その判断の速さは惚れ惚れするほどだった。足にはうっすら炎の影を纏わせており、反射神経についていける瞬発力はそこからだと理解できる。
「ん、人の子よ。そう、私こそが神である。【死神】だ。よろしく。」
偉そうな態度をとるのはその幼げな姿だが、その神々しさで相殺され、なおかつ神秘的なオーラでこちらを圧倒する。
当たり前のように受け入れていたが、生きてきた中でこの世界という空間での神は初めて見た。
神というのはここまで神々しくて、威圧感のあるものなのか。前見た時は一瞬であまり感じなかったが、今はそのオーラを全身に浴びて萎縮してしまう。
「な、なんで神様がこの下界に…?この世界に干渉してはならないから普段降りてこないはずでは?」
ラテさんが驚きのあまり言動がやや不安定になる。ラテさんの声にハッとする。先程まで神の御姿に見とれていたのだ。気付かぬうちに思考のほとんどをその存在に圧倒されていたのだ。
格の違い。
次にその四文字が私の脳内を支配する。けれども今はそれ以上にこの情報を脳に焼き付けなければならない。そして、その焼き付けた記憶を次に、次に活かさねば。
「その通り。あなた、神についてよく知ってるわね。めめんともりポイント5ポイントあげるわ。」
「え、あ、ありがとうございます?」
「こら、めめ。意味の無い言葉で困惑させないであげて。サクッと本題を話すべきでしょ。」
「ちょォ!?あ、あなた…!!神に対して何たる不敬じゃない!?!?」
「別に構わない。彼とは親しい仲にあるからね。あなたもめめって呼んでもいいのよ?」
「え、遠慮しときます…」
「そう?残念。」
3人の仲良さげな声が耳に残る。
───まただ。また、私は除け者扱い。いつの間にか、話についていけず孤立する。
ああ、ああ…。どうして。いつも、ついていけない。私が弱いから?私が悪い子だから?私が最初のルートで助けることが出来なかったから?
私が───
ずっと、ずっと。ぐるぐると回る劣情感は沸き上がり、吐きそうだ。
結局はみんな私を置いていくのだ。
「あれ、皆さん!どうしたんですかー?そんなに集まって!」
遠くからアホっぽい明るい声が響く。3人は同時に振り向く。私もみなにならって振りもこうとすれば、その前に誰かの手によって塞がれる。
「わぁッ!?」
「ふふっ、だーれだ?」
目元にじんわりと広がる温かみ。この声は、前の世界では何回も、何回も聞いたことがある、どこか安心できる声。
でも、この世界では初めてだから、分からないふりをする。
「だ、誰ですか!?!?」
「んーっとね!正解は〜…!!」
パッと視界が明るくなり、鮮やかな赤色の巫女服が目に入る。その両目は仮面によって見えないが、その闇の奥からきらりと光る、金色の瞳。
「ばあ!ようこそ!黄金の国へ!ここの守り人、【ガンマス】だよ〜!!」
そう、彼女?彼?こそがガンマスさんである。
ここで切ります!いやー今日は塾があったので書くのに時間がかかりました…申し訳ない。
時間が無いのでチャチャッと切ります!おつはる!