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第1章 大国 バルバドス
第8話 地獄の産声
銃を手に持ちながらフランクに兵士が語り掛けてくる
「よお家族旅行かなんかかい?」
「まあそんな所だよ、」
「家族旅行でここ来るたあいいセンスしてるじゃねえか!名物の銃撃戦でも見てってくれや」ヘラりと笑いながら嫌味を言う彼に対し「気が向いたら見といてやるよ」
「滞在期間は?」
「大体1ヶ月かそこらだよ」
「まあ通っていいぜ…神の御加護があらん事を」
「あぁ…ありがとう」
そう言いながら車を走らせる「ひゃーー怖かったーー」「大丈夫?マリース…すんごい汗ダラダラじゃん」
「フン!ビビりが!!」
「まあ良いじゃねえか…無事に来れた事だし…」
「てかこれからどうする気なの?…あってかヤニ切れたし…」
「これからダチのマイケルって奴の所に行って武器を調達と俺の所属してた軍の知り合いに連絡を取る」
「普通に公衆電話からすれば良くね?」
「そうはいかねえのさ」
「なんでよ?」
「俺の軍は特殊部隊って奴でな…特殊な道具を使わねえと会話が不可能なんだ、それにその道具は彼奴らとの戦いのせいで使えなくなった…んでそのマイケルは俺と同じ舞台に所属してたってのもあって頼りになんのさ。」
「んな事言ってたら着いたぜ…マイケルん家によ」
そこには看板が掲げられており看板には
「マイケルのドキ☆ドキタトゥータイム」
とでかでかと掲げられている
「こ…ここで合ってる…よね?」と苦虫を噛み潰したような表情をするクロエ達に対し俺は
「まあ…少し変わってるやつだから…」
「あれで少しって言えんだったら死刑囚は全員不思議ちゃん扱いになるぜ…」
「は?」
「…」
「はあ…行くぞ」
「えっええ?!行くの!?」
「んだてめえら…」
などと言っているとドアが開き
「んだテメェら!!言い争いなら自分家でしやがれ!!って…レイブスかてめぇ!?」
「あぁ…俺だよマイケル 」
と丸いサングラスを掛け、坊主で顔にライオンのタトゥーの入った上裸のムキムキの親父が出てくる
「おぉ!!待ってたぜ!brother!!」
ガシッと俺を掴みハグをするマイケルに対し俺は
「頼みがあって来た」
そう彼に伝える
その後彼に連れられ家に入ると事情を説明する
「そんな事があったとは…まあ是非とも使ってくれや」
「ありがとう頼りになるよ」
「なんたって俺れはブラザーだからな!
イエア!マイメーーン!」
「んとまぁ…おふざけはここまでにして…ちとタイミングが良くねえな…」
「なんでだ?」そう言うと何とも言いずらそうな表情で「ここ最近ウィーリッヒやらの登場で彼奴らを神だと奉る集団が現れてきた」
「んなっ?!」
「そいつらは元々はゲリラ集団だったんだがウィーリッヒの登場で奴らを神と奉り…そして大量のウィーリッヒを連れ最強の集団を作り上げた…そしてトップの座には今ウィーリッヒの奴が座っている」
「そいつの名前は?」
「そのウィーリッヒの名は…」
「ヤハウェ…だ」