この作品はいかがでしたか?
301
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どうも塾のテスト三昧の天です
ほんまに辛いですね
まあ上げられる時にあげちゃおうということで1.クライン・ロボロという人間
です
ワンク
ご本人様には関係ありません
これは完全なる二次創作です
それを理解した上でお読みください
1.天野呂戊子という人間
rb クソがっっ
柔らかく、それでいて程よい反発のあるマットレスにシルクのカバー。
慣れない寝具の上でメイドの叡美御茶子(通称エーミール)にもらった鏡を見て必死に泣くのを堪えていた。
em お嬢様…..?私何かお気に触ることを….?
不意に漏れ出た呟きで、エーミールが今にも泣きそうな顔で尋ねてくる。いや、違うねんエーミール。あんさんに言ったわけじゃない。
いや、まずそもそも『エーミールというメイド』という存在があるこの状況が問題なのだ。
一般中流家庭の「世の金持ちボンボンの部屋ってこんなもんやろ」という想像を詰め込んだような豪華な部屋。
そして、頭の中を巡り続ける“今までの”人生の記憶。
これはまさしくお決まりの悪役令嬢転生ものだ
やはり俺は前世でプレイしていた【華園のシャルル】の悪役令嬢“天野呂戊子”に転生していた
当たり前だけど頭がおかしい奴扱いされた。
エーミールは泣いてしまっていた。
『まあそりゃそうだよな』という感じやな
いつも中々起きないお嬢がやっと起きたと思ったら今度は鏡を持ってこいと言われ、挙句自分の名前を叫び散らかしたのだ。当然恐怖で泣きたくなるに決まっている。
そして医者を呼ばれそうになったので(そりゃそうよな)急いで誤魔化した。
母 呂戊子、本当に大丈夫なの?今日くらい休 みを取ってもいいのではなくて?
rb ありがとうございます、お母様 でも大丈 夫よ。エーミールも本当にごめんなさい。 怖がらせてしまったわよね。
馬鹿みたいにデカいダイニングで父と母と朝食を食べながらエーミールに謝る。当の本人は驚きでプルプル震えていたが。
前世の記憶が復活する前の私はどのゲームの悪役にも負けず劣らずくそお嬢だった。すまんエーミール。
母 疲れているのよ呂戊子。最近あまり休みを 取っていないでしょう。疲れも溜まるわ
私は適当に返事を返す。確かにあまり休みを取っていなかったが、今はそんなことはどうだってよかった。
改めて状況を確認すると、
今の私は天野呂戊子。そして前世は普通の男子大学生。大学からの帰宅途中で記憶が途切れているので、そこで事故か何かに巻き込まれて死んで生まれかわりというものをしたのだろう。今は17歳。現代でいう高校2年生だ。
そしてこの世界は前世でプレイしていた乙女ゲーム【華園のシャルル】、あるいはそれにそっくりな世界だと思われる。
【華シャル】の主人公は超名門『吾吾学園高等科』の生徒会長“智乃 橙歌”(通称チーノ)。美しく、それでいて気高い少女である。
生徒会長故に成績優秀、スポーツ万能。しかしそれを自慢しない謙虚さ。だけど、少し抜けているところもあるという王道ヒロイン設定である。【華シャル】はそんな彼女が金持ちイケメン男らと恋愛を繰り広げるというストーリーだ。そして、私こと天野呂戊子は【華シャル】の悪役令嬢。長い黒髪に童顔の美少女。大企業の社長令嬢で、1つ年上の“西園寺龍我”の許嫁であり、生徒会長の大親友的存在である。
基本どのルートでも終盤で橙歌とヒーローが恋に落ち、呂戊子との仲も険悪に。最後には家ごと乗っ取られて終わる。
だけど、
rb まだ大丈夫。だってこのゲーム、死人は出 ない。
そう、このゲーム、倫理観という言葉さえも存在しないような世界観ではなく、悪役だからどうこうといって処刑や破滅、断罪はないのだ。
rb なら、まだ取り返すチャンスはある。
メインヒーローと婚約破棄をして仕舞えばいい。もしくは今から友好関係を断ち切るなどすれば良い。
ーーー故に、今からが勝負ということ。
転生したのならばそれはもう気にしない。
とっとと対策をして、平穏に令嬢として私は生きてみせる!
どうでしたか?
この後の展開を考えるのが超難しくなってきたなぁと感じる今日この頃です。
まあ頑張って投稿するのでお楽しみに!
ではぁおつ天〜
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