テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
前回の話ちょー期間空いてたんですね…
驚き
※私はhbrさんakrさんの口調を完全に把握してません。ご了承ください。
※伏字なし
※キャラ崩壊あり
前回の話と繋がってますので前回の話見てない方は前回の話から見るのを勧めます
雲雀視点
出来る限りの私物は片付けた。いつでも出られる準備は出来てるしアキラの家に置いていく用の金。自分のための金も頑張って4年間ずっと使わずに貯めた。親、祖父母の遺産が大半を占めているのだが。
雲「…アキラが1人で生活出来るようになるまでは居座らせてもらおう」
ア「…たらい?」
雲「あっごめん起こしちゃった?寝てて良いからね」
ア「……ん」
その後すぐにまた寝た。ストレスとかも溜まっているのだから休ませてあげるのが安牌だろう。
雲「アキラ、俺が居なくなっても大丈夫になろうね」
雲「…俺アキラの側に居られる人間じゃないよ。アキラは俺なんかよりよっぽど良い人見つけて幸せになってね」
そこからしばらく経った。アキラのストレスも治ってきたのか前みたいな健康的な生活を送れるようになってきたし朝ごはんも軽めな物なら自分で作られるようになった。
ア「少し味噌汁作ったんですけどどうですかね?」
雲「美味いよ!!ちょー美味い!!天才じゃんアキラ!」
こう言ってアキラが自信を持つようにする。そのためには作りでも笑顔を振り撒く。自分の思いがバレないために。
今日は良く晴れた日だ。今日なら俺が出ていって元の家に戻ることが出来る。こんな生活いつまでも続けてられない。甘えられない。
雲「今日は良く晴れるってね」
ア「そうですね月がよく見えそう」
雲「月ってさ太陽によって照らされるじゃん。それは月が太陽の優しさに甘えて結局は月が太陽無しでは光れない。そのような関係ってことじゃん」
ア「…私の考えでは月は1人では輝けない。ただ太陽は空を照らすだけの仕事じゃない。太陽は寂しがり屋だから月無しでは生きていけない。ようするにお互い無くてはならない存在なんだと思います」
雲「…そっか」
アキラと俺の考えはいつも逆だ。俺がこれは必要だと思ったらアキラは要らないという。そういう決して交えない関係だ。
もう夜になった。月が夜道を明るく照らしている。
雲「アキラもう眠いやろ?寝た方が良いと思うよ」
ア「…たらい」
ア「なんか私に隠してる事ありますか」
雲「…え?何も無いよ」
ア「…じゃあ何でこんな必要に私に構うんですか」
雲「え?いやほらアキラ最近忙しかったからやっぱ何かサポートしてあげないとさ」
ア「私たらいの部屋行った事ないと思うんですよ。一回行ってみても良いですか」
雲「え!?いやいや!汚い汚い!辞めた方が!!」
ア「そこまでして隠すってことは何かしてるんですか」
雲「そんな事してないって」
ア「じゃあ私行っても良いですよね」
雲「ちょっ待って!」
そう言ってアキラは急いで俺の部屋まで走った。
ア「…何これ」
雲「……」
アキラ視点
最近たらいは良くコソコソと部屋に行ったりしている。最初は気づかなかったがここまでコソコソしてると逆に気づきやすい。そう思って全力でたらいの部屋まで行った。
たらいの部屋はほぼものが無かった。段ボールが何箱かと大きめな荷物に質素なベッドのみ。
ア「…何これ」
雲「……」
ア「一体何しようと思ってたんですか?」
雲「…アキラには関係ない事だし」
ア「教えて」
雲「…正直ずっと疑問だった。アキラが何で俺に優しかったのか。俺のことを家に置いてくれたり家賃とかも両親が負担してるじゃん。最初はありがたいって思ってたんだけど後からこのままだと俺は…」
雲「アキラ無しじゃないと生活出来ないみたいな依存になっちゃう。このまま居たって迷惑な話。アキラの両親だって俺が居ない方が家に帰りやすいし見ず知らずの子供を居候させるだなんて迷惑極まりないでしょ」
ア「そんなことあるわけないでしょ!」
雲「…え?」
ア「私も両親も一回も迷惑だと思った事なんてないし寧ろずっと1人だった私を貴方は助けてくれた!ずっと!!今みたいに2人でご飯作ったり登校したり!そういう些細な幸せが私は好き!!貴方みたいな私を孤独から救ってくれるような人が居たから私は…!!」
ア「最近は料理も教えてもらえれば出来るようになったし早起きだって出来るようになった!!貴方のおかげで…!!私は変われたの!」
ア「ずっと誰とも話せなくて1人で孤独な私から人と話せて渡会雲雀が居て孤独じゃない毎日になったの!!」
ア「だからっ…!貴方には行かないで欲しい…!私を一人にしないで欲しい…!また一人なんて嫌だ…」
雲「……アキラ」
雲「ごめん。何も考えてなかった。自分のことに手一杯でアキラの事何も考えてなかった。ごめんアキラ」
雲「こんな俺でもこれからも側に居てくれる?」
ア「…もちろん!」
雲「まずは涙拭けって。感情的になりすぎだよ」
ア「ご、ごめっ…」
雲「もうどっか行かないって決めたし、これからアキラにはたくさんの料理覚えてもらおうかな〜?」
ア「良いですよ。後50年は作ってあげますから」
雲「…それ何言ってるか自覚ある?」
ア「え?」
雲「じゃあ50年は彼女作らずに俺だけのために料理作ってね?」
どこか少し重いが別に良いだろう。多少の我慢なんだから。
ア「たらいってどんな物食べるんですか?」
雲「たくさん食べるけどアキラのシチュー食べてみたいかなー」
ア「じゃあ今度教えてくださいね」
雲「アキラこっち見て」
ア「はい?」
雲「大好きだよ。また明日ねおやすみ」
ア「………え?」
私の眠気がピークなのでここで終わります。
#にじさんじBL
#ばぁうくん愛され
コメント
7件
あざらしさん、第12話読みました。 雲雀がこっそり去ろうとしてたの、切なかったです…「月は太陽なしでは光れない」って会話、本当に二人の関係がそのまま出てて。 でもアキラが「私を一人にしないで」って本音ぶつけたシーン、すごく胸にきました。最後の「大好きだよ」も、雲雀から素直に出た言葉って感じでじんわり来ましたね。50年って台詞、重くて好きです。