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こんにちは!
先輩が放送室の常連になって、私はもう寿命のことなんて綺麗サッパリ・・・忘れてません。
ああ、でも、なんて素敵な殿方なのかしら!!
私の隣に座る桜街先輩の空気は、いつもよりピリピリしてる。
先輩は手元に置かれた古い記録に一度も目を落とさず、ソファの隅で金平糖を齧る少女を見据えいていた。
桜街「詩。どう? 百年願い続けてきた願いが叶うときって、嬉しいものなのかい?」
え?先輩は普通に過ごしてる女子高生で、ただの助手・・・
あ、そういえば100年以上願い続けてるって言ってたっけ!?
詩ちゃんは金平糖を一粒、パチンと音を立てて噛み砕いた。
怖いよ、ここでバトルとか、始めないでよ!?やめてよぉ!?
桜街「それとも、叶っちゃったら意味ないから、悲しい?」
詩「・・・いいえ、私のずっと願ってきたことだもの。・・・うれしいわ」
・・・いつも思ってる気がするけど、重いよ・・・
なんで神様ってこんな根暗陰キャなの?
ちょっとは人間見習いなさいよ!
この、神様の力の無駄遣いばっかりしてー!!
でも、そうなんだね。
「面白い冗談」だと思っていた彼女の言葉、それは・・・
全部、本当だったんだって、瞳が語っていた。