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ノゾミ「―――ここは?」
ノゾミはみんなが思っているであろう事を口に出した。カンナギはすぐには言わず、一息ついてから「オントオースの墓」と答えた。
アイカ「死んでるの…?」
アイカはさり気なくカンナギに聞くと、カンナギはこくっと頷いた。
カンナギ「あいつが生き返った影響で、色がなくなったんじゃねーかなってさ」
カンナギはカチっと電気を付けるとそこな辺に散らばっている機械を一つ一つ見ていた。
カンナギ「あの機械の本当の名前は第0264Xrevival」
フォロベイダ「だいぜろにひゃくろくじゅーよんリバイバル?」
フォロベイダはカンナギの方へ向くと、カンナギはまた喋りだした。
カンナギ「第0264Xrevivalは、本当は作られない予定だったんだぜ?だって、故人を生き返らすなんて…良くない話、だろ?」
ノゾミ「なんでじゃあ作ったのよ?」
ノゾミはカンナギの横で機械を見つめて答えた。
カンナギ「…オントオースが作ったんだ。ワタシはまだいきたいってな。それで…だれにも知られず作った。私は見てしまったから、オントオースは私に目に障害をつけた。そうすれば意識はそっちに行くだろ?」
カンナギはそのまま続けていった。
カンナギ「そして…オントオースはついに死んだ。けど第0264Xrevivalで生き返った。でも、それと引き換えに…色が消えた、そんなとこかな」
カンナギは話に区切りをつけると、ぱっと顔を明るくしてみんなの視線を集めた。
カンナギ「あったぞ…第0264Xrevival」
コメント
1件
今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!! え、墓があったんだ??!! この世界に限らず大体の世界では、 故人を生き返らす事はNGだからね。 カンナギの目に障害を付けたのは、 目の方に向く様になるからって事か…(?) 次回も楽しみに待ってるね!!!!