注意事項は粗筋に記入
↴START
☃️:「MEーーN!!!!」
🐷:「うわ、逃げよ」
☃️:「なんでやねん!」
🐷:「まぁ落ち着けって、迎えに来てやったんだから」
☃️:「いやぁ…助かりますわ〜、一人やったら迷子なっちゃう…」
今日から高校生。
楽しみな半分、不安も沢山ありながらMENと駅まで歩く。
☃️:「制服似合っとるやん〜!」
🐷:「おらふくんもな、中学は学ランだったから、ブレザーがすごい新鮮」
俺とMENは同じ中学で仲の良い友だち。と俺自身は思っている。
中学の頃は人見知りで、というか今もだが、そんな俺に声をかけてくれて今も尚仲良くしてくれている。
🐷:「アオハルするかぁ!?アオハルぅ…」
☃️:「ん?恋人作んの?」
🐷:「え?作れるなら作ってますけど?おらふさんこそどうなんよ、中学は作ってなかったけど」
☃️:「んぇ〜…俺に振るんかいな…昔言わんかったっけ?好きな子おって未だに思ってるの…」
🐷:「あー、?言われたような言われてないような」
☃️:「いやぁ〜…名前もうろ覚えなんやけどねぇ…やっぱり忘れきることができひんくて…」
🐷:「ふーん?青春してますねぇ〜?」
☃️:「…青春か?」
☃️:「ふぅ…今日から高校生やと思うとなんか身が重いわ…」
🐷:「今まで通りでいいっしょ、それよりそっち高校への道じゃねぇけど。どっか寄るん?」
☃️:「え?あれ、こっちじゃなかったっけ?」
🐷:「ちょいちょい…wしっかりしてくれよー?」
俺らがこれから通う学校はまぁまぁな進学校。
家から1時間弱で、電車通学になる。
本当はもう少し下の方を目指していたがMENがここを受験すると知って勉強を頑張り無事合格できた。
🐷:「おらふくんさぁ、なんで俺と同じところにしたんよ。あ、別に嫌とかじゃなくてね??普通に気になって」
電車を待っている間に会話をする。
☃️:「んー、MENともっと学校生活たのしみたかったから」
🐷:「へ、…?ぁ、ふーん…」
☃️:「そりゃ勉強きつかったよ?でも、仲いい友達と同じところ行きたいやん?高校って新しい出会いも沢山あるけど…俺は昔の繋がりもそのままにしときたいし…」
🐷:「友達、…正直言うとおらふくんが合格できると思わんかったわ…頭良かったんだな」
☃️:「な!それ俺のこと舐めとるやろ!勉強したら俺もできるんです」
俺と違ってMENは中学ではテストで上位に常にいたし俺なんかと絡むべき人ではないだろうが……
☃️:「…MENはやっぱり大好きな友達やん!今まで助けてくれたり…色々世話になっとるし、まだまだMENと過ごしたい」
🐷:「…ッ照れるだろ」
☃️:「いたッ!」
べちんと額にデコピンをされる。
☃️:「ひどぃ………」
🐷:「ほら、電車来たぞ〜、足元気をつけて!」
☃️:「うぅ、…」
電車内は通勤ラッシュなとで座る場所はない。
人が少ないところへと移動するとMENは俺の後ろへと立った。
☃️:「?なんで?横入らへんの?」
🐷:「俺ここでいい」
☃️:「?そっか」
高校の最寄り駅に着き、改札を出ると俺達と同じ制服を着た人が沢山いる。
☃️:「おぉ…なんか、…高校生だぁ…」
🐷:「そりゃ高校ですからねぇ」
☃️:「うし、!高校生活楽しむぞ…」
そう言い校門を通る。
🐷:「その為にはまずクラス発表だなぁ」
☃️:「、へ?」
🐷:「俺とおらふくんは同じクラスになれるかなー???」
☃️:「へぁ、ぁ…忘れとったぁ……いややぁ…俺ぇ…MENと一緒がええよぉ…ー!!」
🐷:「まぁまぁ、祈れ祈れ」
☃️:「もー、怖えよぉ…」
二人で人が群がっている、掲示板らしきものがある場所へと向かい、なんとか俺とMENのクラスを見る。
☃️:「ん、んー、……ぁ!あ!!!あった!MEN!!!同じや!!!やった!MEN!!一緒!!」
🐷:「おーおー、良かった良かったー」
両手を出してMENにハイタッチを促す。
☃️:「えへへ…嬉しぃ」
喜びで身体が動いてしまったとき、人とぶつかってしまう。
☃️:「ッ、あ…すみません…ッ」
「こちらこそ、すみま、せ、……んッ」
ぶつかった人は目をぱちくりさせて俺を見た。でも俺はこの人を知らないし、、多分ぶつかった事にびっくりしたんだなと思って謝ったあと、振り返ってMENの方に戻ろうとすると肩を掴まれた。
☃️:「!?ひッ、え!?なに!?」
「ッぁ、…ごめん、」
☃️:「あ、…ッすみません、…」
よく見ると俺と同じぐらいの身長で多分新入生なんだなぁと思う。ガタイも良い訳ではない。
ただ、すごい顔が整っており、眼鏡から見える眼は綺麗で下まつげもあって俗に言うイケメンである。
☃️:「、すみません、ぶつかってしまって、あの、友達待たせてるんで、また機会があったときに…」
まじまじと顔を見てしまい、また、変な姿を見せてしまったため気まずくなり、その場をそそくさと離れる。
🐷:「なんか話してた?」
☃️:「ん?あぁ…人とぶつかっちゃって…」
🐷:「あんなはっちゃっけるからだろ、おらふくん可愛らしいんだから…気をつけないと」
☃️:「なんで可愛らしいのと関係するん?」
🐷:「え、?あぁ、…特に深い意味はない」
☃️:「てか俺はカッコイイって言われる方が嬉しいんやけどぉ…」
🐷:「ほらーそろそろ入学式ですよー」
☃️:「無視せんといてや!」
入学式が終わり、教室へと向かう。
🐷:「ふわぁ…校長の話長くねぇ?」
☃️:「うーん、なんか呪文みたいに聞こえて眠たくなってもうたぁ……」
🐷:「俺寝たわ」
☃️:「初日からすご…」
教室の前に着くと中からワイワイと人の声がする。
☃️:「ぅー、MEN〜…やっぱり緊張するぅ…」
そんな俺を無視してMENはおはようございまーすと教室へと入っていった。クラスの人もおはようと返していたのでMENの後ろへついて行き、教室に入る。
入ると黒板に座席表が貼ってあったので確認するとどうやらMENは俺のななめ右らしい。
☃️:「わ!やった!俺MENと近い!」
🐷:「おー、何かと運いいなー、しかも窓際じゃん」
☃️:「ほんまに…!なんかどっと安心したわ…!」
と、話していたが先生が入ってきたので一旦自分達の席に座る。
隣の席を確認するとそこには今朝ぶつかってしまった人が座っていた。
☃️:「!」
🍌:「…よろしくね」
小声でボソリと言われる。
にこりと笑ったときの顔が不意にもカッコイイと思ってしまった。
まぁ顔が良い人は何してもイケメンなのだろうが。
☃️:「こ、こちらこそ…今朝は、すみません…!よろしくお願いします、!」
そう返したら眼鏡のイケメンさんは今朝と同じように目を開かせてから顔が暗くなって下を向いた。
あれ、なんかやらかした…?
どうにかしようとわたわたしていたら自己紹介が始まったようで俺の番になってしまう。
先:「じゃあ次の人ー」
☃️:「へ、あ、…ひゃいッ」
初っ端から噛むなんて…何処からかクスクスと笑い声が聞こえる。
☃️:「ぅ、あ…えーと、おらふです、!好きな…食べ物ー…は、数の子で、…あ、よろしくお願いします…」
短い紹介だが多分乗り切れた…
拍手をされ、席に座ると眼鏡のイケメンさんが俺の方をじっと見ている。
🍌:「ははッ…wめっちゃ噛んでたね」
☃️:「う”、…やって、緊張して…急やったし…」
🍌:「、やっぱり可愛い」
…
え?
☃️:「…ん?」
この人今なんて
🍌:「…おらふくん、よろしく」
☃️:「あ、…よろしく、です」
先程と同じ笑顔。
しかし、今のは何かを懐かしむような顔をしていた。
𓂃𓈒𓂂⚝
やばい、ボツりそう
コメント
8件
えええー!?!スッッッッッッゴイ好き!!?。・゚・(ノ∀`)・゚・。。・゚・(ノ∀`)・゚・。 ボツにはできればならないように祈ります…!
面白いからボツらないで〜