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期待は人を駄目にする

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期待は人を駄目にする

1 - 第1話 あの日の結末(1)

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2023年03月25日

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最初は、ほんの出来心だった。つまらない日々に、刺激が欲しくて友達と悪ふざけのつもりだった。だけどもし過去に戻れたら、僕はこの日あそこには行かなかっただろう。いや一生あそこには行かなかっただろう。

「なあ、あも聖剣抜きにいかね?」

「えー嫌だよ。」

「俺達もうすぐ10歳じゃん?」

「でもあそこは15歳以下は立ち入り禁止だよ?」

「忍び込めばばれねぇって。なっ?」

「俺は行くからな!!」

「待ってよ。そー君」

「そー君は怖くないの?」

「俺はお前のスキルと違って、俺のスキル破壊者(壊す者)は、一級スキルだからな!!」

誰でも生れて三年がたつとスキルが獲得できる。スキルにはそれぞれランクがあって、中でもとびきり強いのが特級スキルだ。僕は最低ランクのスキル4級の願望者(願う者)だ。

用途も分からなければ、戦いに置いては、役に立ちそうにないスキルである。

「お前は、俺についてくれば良いんだよ!!ほら行くぞ。」言われるがまま、そー君について行く。

「俺が抜くからな?見ておけよ!!」そう言いそー君は、思い切り力を入れて聖剣を抜こうとするが、何も起きない。

「やっぱし駄目かー」

「ねぇ早く行こうよ。死刑になっちゃうよ?」僕が焦ってる理由。それは見つかると死刑になるからである。神の加護を受けた聖剣を不当にさわるのは神の侮辱となり、死刑にされる。

「誰も来やしねぇって。」

「君達ここで何をやっているんだい?」

不味い。

「えっと。」

「着いてきて貰おうか?」

「誤解なんです。」

「何が?」

あぁ、終わった。

「翌日死刑とする!!」

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