コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
収録を無事終えて、ラウールと舘さんは2人で写真撮影を始めた。
ラウールが記念に撮っておきたい!というので、仕方なく付き合わされる形で、舘さんも撮影に応じていた。
💚「ラウ舘で百合とか尊すぎぃっ♡」
際どい格好もありながら、ノリノリのラウールが撮影だけならオッケー!と言い出したもんだから、メンバー全員で各々のスマホにその姿を収めていた。
💜「もうちょい2人で胸寄せてー!あ、いいよー!そんな感じ!!」
🩷「セクシー通り越してエロいっ!!」
🤍「綺麗に撮ってよー?」
❤️「ねぇ、まだ?」
少々呆れ気味の舘さんだが、レンズを向けられるとそこはプロで。
大人の色気を最大限に発揮して、とても世に出せないツーショットが収められていく。
🧡「舘がエロい!」
🩷「ホントそれなー!」
💚「今度はちょっと可愛く、小悪魔的なのお願い♡」
阿部ちゃんは完全にゆり組と百合組の強火担になってしまったようだ。
🤍「綺麗に撮れたの俺に送ってね!」
自撮りしながらラウールは皆に写真の提供をお願いしている。
🤍「見て!舘さん、めっちゃいい感じー!」
自分の撮った写真を見せながら、舘さんに即送信してるラウールはとても楽しそうだ。
❤️「もういいってー」
眉を下げながら、困ったような笑顔で応える舘さん。
結構、参ってるな…
彼の様子に気付いて、盛り上がるメンバーに声をかけた。
🖤「もういいでしょ?明日も早いメンバーいるんだから、そろそろ解散しません?」
不満の声も上がる中、リーダーである岩本さんの解散の掛け声で、撮影会はお開きとなった。
🖤「舘さん!」
帰りかける舘さんを呼び止め、駆け寄ると、少し迷惑そうな顔をして振り返った。
❤️「…何?」
🖤「疲れたでしょ?」
❤️「そりゃあ、もう、ね…」
ため息を吐きながら、原因となった自分の胸元を見下ろす。
🖤「…平気?」
♥️「ん、まぁまぁ」
服に隠れているものの、厚手の上着越しでもわかるその豊満な胸は、彼のため息を一層深くさせた。
🖤「送りますよ、家」
❤️「大丈夫」
🖤「大丈夫じゃ、ない!」
♥️「目黒…?」
舘さんの腕を掴み、引き寄せる。
怪訝な顔をする舘さんを、ぎゅうっと抱きしめた。
❤️「っ目黒!離して…っ」
🖤「ダメ。嫌でも付いて行くから」
♥️「…もう」
スタッフにお願いして、舘さんのマンションまで送ってもらった。
俺は自分で帰れるからと、送迎してくれたスタッフを見送り、舘さんの肩を抱きながら、彼の部屋へ向かった。
🖤「舘さん、何かして欲しいことある?」
大丈夫?って聞いても、きっと大丈夫って答えるから。自分の意思を伝えられるように問いかける。
❤️「…とりあえず、お風呂、入りたいかな」
ぽそっと呟き、俺の指先をきゅっと握った。
🖤「わかった。用意するね」
舘さんの部屋、久しぶりだけど勝手はよく熟知している。
風呂を溜めている間、何か飲む?と問えば、
♥️「…ビール。冷蔵庫にあるから」
整えられたキッチンの冷蔵庫から、冷えた缶ビールを取り出し手渡す。
❤️「目黒、一緒に飲も?」
🖤「じゃあ、いただきます」
自分の分を取り出し、ソファに力なくもたれかかる舘さんの横に腰を下ろした。
ぷしっと缶ビールのプルタブを開け、軽くぶつけ合うと、ぐっと煽った。
はぁっと息を吐き、舘さんは一層深くソファに身を沈めた。
♥️「あー!疲れた!!」
急に大きな声を出した舘さんに少し驚きながら、飲みかけの缶を置くと、
🖤「おつかれさま」
と、優しく背中を擦る。
❤️「…優しいね、目黒」
🖤「恋人なんだから。当たり前でしょ」
❤️「くすぐったいセリフ笑」
ふふっと笑った舘さんが、いつもの舘さんで、少し安心した。
❤️「何で、こんなことになったんだろ…」
自分の豊満な胸元を見つめながら、再びため息を吐く。
🖤「原因に思い当たることは?」
❤️「んー、ないんだよねぇ」
缶ビールを空け、頭を抱えるように項垂れる。
❤️「…ラウールは大丈夫かな?」
こんなときでも同じ境遇にあったラウールのことを気にかけている。
今くらい、自分のことに集中すればいいのに…
🖤「大丈夫みたいだよ?連絡してみたけど、結構楽観的。楽しんでるみたい」
❤️「そっか」
🖤「阿部ちゃんと岩本くんが付き添ったみたいだし」
❤️「じゃあ、安心かな?」
ふふっと笑って、ソファの背もたれに伸びをした。
上着を脱いだ胸元は、仰け反ったことでより強調される。引っ張られた生地が、その形を象ってなんとも艶かしい。
柔らかそうに弛むそれに、思わず目を奪われた。
🖤「…舘さん、それ、ちゃんと戻るよね?」
不安なのは舘さん本人なのに、見慣れぬ恋人の姿に本音が漏れる。
❤️「…戻らなかったら?」
🖤「…舘さんが心配」
❤️「目黒は、これ、嫌?」
🖤「どんな舘さんでも、好きです」
❤️「良かった…」
そう言って、伏し目がちに寄りかかってくるから…
❤️「…ん、」
柔らかな舘さんの唇にキスをした。
❤️「…ね、目黒」
🖤「何?舘さん」
❤️「困ったことがあって…」
🖤「え!何?!」
❤️「胸がね、服に擦れて…」
🖤「…え?」
❤️「ずっと、刺激されてて…っ」
よく見ると、服の上からでもわかるほど、胸の突起が布を押し上げている。
🖤「な!!?いつから…こんな」
❤️「ずっとだってば。…収録中も、…っ今も、また、立っちゃって…。少しの刺激で、こんなになる…」
ーーそれで、浮かない顔をしていたのか…!
こんな恍惚な顔、皆の前ではできないから、ぐっと堪えていたのだろう。
🖤「早く言ってくれたら…!」
ラウールはサラシを巻いたことで、衣服の擦れは免れていたのか…。
もっと早く気づくべきだった…!
❤️「…っ目黒、ごめん…。触って?」
申し訳なさそうに、胸元のボタンに手をかけながら強請ってくる、舘さんの破壊力がエグすぎて頭がクラクラする。
🖤「…っ。何で謝るの?舘さんのお願いなら、いくらでも」
そっと、はち切れそうな舘さんの胸に手を沿わせる。
❤️「んっ…!」
触れただけでも強い刺激になるのか、肩をぴくんと震わせる。
🖤「どうして欲しい?」
❤️「もっと、ちゃんと触って?服の上からじゃ、なくて…」
そう言って、シャツのボタンを外していく。
みぞおちの辺りまでボタンが外れると、白く柔らかく弛むそれが露わになった。
楽屋で遠目に見ていたのと違って、間近で見ると迫力も去ることながら、その美しさに息を飲んだ。
ラウールが綺麗だと歓喜していたのがよくわかる。
🖤「…舘さん、すごく、綺麗」
❤️「目黒、触って…?」
俯きながら催促してくる舘さんが、俺の手を取り自分の胸へと押しやる。
❤️「んっ…」
🖤「!柔らか…っ」
すっかり立ち上がった胸の飾りを、指の付け根で挟むように優しく揉みしだく。
❤️「っあ…ん …ぁ」
見下ろす態勢の俺からは、舘さんの表情が見えない。
🖤「舘さん、ちょっとごめん」
隣に座る舘さんの脚を掬いあげ、自分の膝へ座らせる。
真正面に舘さんの顔を捉えると、深いキスをした。
❤️「んっん、 ふ…」
押し付けられる形になった胸を、少し強めに揉みしだく。
❤️「あっ…はぁっ、ぁ」
色っぽく半開きになった唇からは、甘い、甘い声が漏れ響く。
🖤「舘さん、興奮してる…?」
❤️「んんっ…!ゎ…っかんない…っ」
🖤「ここに、キスしていい?」
胸の飾りに軽く爪を立て、舘さんの返事を待たずにそこへ唇を押し当てた。
❤️「っはぁっ♡ぁ…!」
口に含んで、舌で転がす。軽く歯を立て、少し強めに吸うと、びくびくと舘さんの腰が震えた。
🖤「ヤバい、舘さんエロすぎ…っ」
❤️「や…っあ、蓮っれ…んっ!」
🖤「気持ちいいの?…涼太?」
❤️「あ…っ♡ぅ、んんっん」
胸の愛撫を口で続けながら、そっと下腹部へ手をやると、窮屈そうに起ち上がる舘さんの自身。
❤️「や……っ!」
腰を引いて逃げようとする舘さんを、ぐっと抱き寄せ、硬くなった俺の自身が当たるように座らせる。
❤️「ぁ…っ 蓮…の」
🖤「俺ももうガチガチなの。責任とってね?涼太」
舘さんを抱きかかえ、バスルームへ向かう。
お互いの服を剥ぎ取るように脱ぎ捨て、貪るようにキスをする。
シャワーを浴びながら、濡れた舘さんの肢体を撫で回した。
❤️「はぁっ…あ、はぁ…っぁ」
胸を擦りつけるように、舘さんは俺の首へ腕を回し善がる。
バスルームに甘い声が響いて、お互いの熱を更に高ぶらせた。
🖤「涼太…、涼太のナカ、挿れていい?」
❤️「ぅんっ…挿れて欲しい…っ蓮の、ココに挿れて…っ」
自分で後ろの蕾を開くように誘われ、俺の理性は完全に吹っ飛んだ。
壁に向かせると、腕を頭の上で押し付け、後ろから自身をその蕾へ充てがう。
❤️「ぁ…っ」
期待と不安の混じった横顔が、一層ソソる。
🖤「力、抜いてて…」
耳元で囁いて、ぐっと腰を押し進めた。
❤️「ひ…あっ!!く……っ♡んんんっっ」
解していないそこは、少しキツイ。
ゆっくりと腰を揺らしながら進めると、形を確認するように奥へ奥へと飲み込んでいく。
❤️「あっ!ぁ、あっ…!はぁ…っ」
🖤「っ涼太…気持ちいいの?」
❤️「んっ…!うんっ、気持ち、イィっ」
🖤「もっと、良くなって?」
前に回した手で胸の愛撫をしながら、もう一方で舘さんの自身を擦り上げる。
首筋に噛みつくようなキスをして、腰を激しく打ち付けた。
❤️「あ”っ アッ、あぁっ!やっ… ぁ」
強すぎる刺激に、矯声を上げながら冷たい壁に爪を立てる。
乱れて、壊れそうな舘さんが愛おしくて…
ケダモノのように欲望をぶつける。
❤️「れんっ…れ、んっ!ダメ、イきそ…っ」
🖤「俺も、イく…っ」
このままナカに出してやろうか…
―なんて、自分でも引いてしまう思考が一瞬頭を過って、自責の念に駆られた。
❤️「あっ!あ!ぁ い、くっ、いくッ……っ!」
🖤「イッて、涼太…っ」
❤️「―あっ……っ♡♡は、っッ」
舘さんが絶頂を迎える瞬間、自身を引き抜き、びくびくと痙攣する背中に熱を散らした。
🖤「あ”ー、これは心臓に悪い」
❤️「…ごめん」
🖤「いや、舘さんが謝ることないから」
行為の後、俺たちは湯船に浸かりながら向かい合っていた。
流石に男2人では狭いけど。
❤️「…目黒に迷惑かけた」
両手で顔を覆って、沈みそうになる舘さんの手首を掴んで顔を覗き込む。
🖤「迷惑なんて思わないで。俺の方こそ、無理させてごめん」
ちょっと酷い欲望が頭を過ったことが、そんなこと知る由もない舘さんに申し訳なくて。
❤️「俺が、誘ったんだし。…本当にごめん」
🖤「もう謝らないで?これ以上ごめんって言ったらもう一回するよ?」
❤️「ぅ…。ごめ…」
🖤「したいの?」
ぶんぶんと頭を振って否定してくる。
🖤「…それはそれで、ちょっと傷つくなー」
❤️「あ、違っ」
🖤「冗談 笑」
❤️「……目黒」
🖤「ん?」
❤️「…ありがとう」
身を乗り出した舘さんに、ちゅっと頬にキスされた。
🖤「……心臓に悪いって」
湯船で揺れる豊満な胸と、しおらしい舘さんの破壊力なんとかして…
結局そのまま、俺は舘さんの家に泊まった。
2人で抱き合うようにベッドで眠り、一時の幸せな時間を過ごした。
翌朝、先に目覚めた俺は、静かに寝息を立てる舘さんをそっと抱きしめた。
心地良い体温を感じながら、再び瞼が閉じそうになったとき、ふと、抱きしめている身体の感触に目を見開いた。
🖤「………戻ってる…!」
そこには、いつもの舘さんの姿があった。
🖤「戻ったよ!舘さんっ!!」
思わず強く抱きしめたら、驚いて舘さんが目を覚ました。
と、すぐにもう一度驚いて、2人で顔を見合わせると、お互いに抱き合って歓声を上げた。