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テラーノベル(Teller Novel)
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🚨⚠️ツイ腐テ、ルクフロ、不穏、設定捏造あり、語彙力無し、トレジェイ、イデアズも後々描写します⚠️🚨

これでも良ければ読んでください(私は注意しましたからね、、後悔しても知りませんよ!!)



では、行ってらっしゃい!








フロイド

ただ、二人でしあわせになりたかった。

始まりは俺がNRCに入学した年の五月。その日は特にすることもなく欠伸をしながら廊下を歩いていた。すれ違ったのは太陽みたいにきらきらと輝く金色の髪とハンターグリーンの鋭い瞳を持った人間。その時は(きれーだけど関わったら面倒くさそうなやつ、、)ぐらいにしか思わなかった。

それからそいつ─ルークに追いかけられるようになってから、ルークの事で一杯になる俺の頭。ルークのことを考えるとどう形容すればいいのか分からない痛みが襲って来る。それが恋だと気付いたのはその年のホリデーの一ヶ月前で、「俺、ウミネコくんに恋してるみたいだわ」ってアズールとジェイドに言った。そしたら「やっと自覚したんですか」って呆れ笑いされたのを今でも覚えてる。それからルークを探して自分の気持ちを必死に言葉にすると、すんなりOKの返事をもらった。ルークは幸せそうな顔をしていた。

ルークとキスをしてそういう事をして、ぶつかって仲直りして。そうやって時を過ごすうちに、ルークは四年生になっていた。たまの休みを全て使ってルークは俺に会いに来てくれた。ジェイドも部屋に居ない独りの夜なんかは世界に俺一人だけが存在しているような、孤独があった。けれど、ルークとの思い出を記憶の棚から引っ張り出してくれば幸せな気持ちに満たされて眠りにつける。俺という人魚の愛はルークだけに向けられていた。

──なのにルークは居なくなった。未来を誓い合ったのに突然、「さようなら」というメッセージを残して。ルークを失いたくなかった俺は必死になって探した。あの陽光のような金色の髪を。俺を映すと甘く溶けるハンターグリーンの瞳を。声を、四肢を、帽子を─。でも、いくら探しても俺の愛しいひとは見つからなかった。アズールに頼んで探してもらっても全く情報が掴めず、マジカメなどのアカウントも消されていて連絡が取れなかった。水泡のように弾けて消えてしまったかのようだった。アズールやジェイドはきっと見つかる、何て言ってるけど俺の心には届かない。

俺は今日も愛する人を求めて、記憶の海へと潜る。

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