テラーノベル
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⚠ 注 意 事 項 ⚠
/このお話は御本人様に関係ないです。
/nmmn注意
/knkzです。地雷の方、夢主の方はお戻りください。
/ファンの方々、御本人様には迷惑のないようお願いいたします。
/アンチコメ、迷惑コメントなどは一切受け付けておりません。
これを承知の上どうぞ。
「葛葉、朝だよ」
「んぅ……」
「はぁ…もう仕事行っちゃうからね」
その声を最後に、部屋が静まり返る。
「あさ…」
まだ眠い目を擦りながら鎖を引きずり、階段を下りてリビングへ向かった。机の上にはトーストとコーンスープがおいてあり、隣に紙が置かれている。『夕方には戻るから、それまでテレビとか見ていい子でいてね。』
(テレビ…)
リモコンを探しだし、テレビを付ける。勿論まだニュース番組ばかりだ。最近の事件を把握し、朝御飯を食べながら撮り溜めしてあった映画を見た。
「暇だな…」
鎖を持ち、ソファーから立ち上がって部屋を探索する。二階建ての一軒家で、結構新しいめだ。
(ここが玄関で…ここは…物置へやか。)
大体の間取りを把握し、玄関の前に座り込む。
(早く帰ってこねぇかな)
冷たいフローリングに埃は一切落ちていない。壁に頭をもたらせながら帰ってくるのをじっと待った。
「ただいま…って、こんなところいちゃ風邪引いちゃうでしょ」
ぼーっと放心状態でいる間に帰ってきたようだ。
「逃げようとしてたの?」
俺を抱き上げながら質問した。ゆるゆると頭をふり、叶の首に抱きつく。
「じゃあ寂しかったの?」
質問には答えず、ぎゅっと抱き締める手に力を込めた。何も言わずに背中をさすられ、ソファーへ移る。
「着替えてくるから待ってて」
ソファーに下ろされ、鎖はソファーの足にくくりつけられた。叶の服をきて、踞って横になる。尻尾を握りながら睡魔に身を任せた。
着替えて戻ると、葛葉がソファーの上で丸まって寝ていた。
(え、くそ可愛い)
スマホを取り出し、連写する。「一人が寂しくて玄関で待ってるとか、可愛すぎる~…」
葛葉を抱っこし、ソファーに座る。胸にぴっとりと寄りかかってすやすやと眠る祐を抱き締めた。
「細いなぁ…」
服越しに腰を触る。殆ど肉は付いていない。擽ったかったのか、葛葉が目を覚ました。
「叶……?俺寝ちゃって…た……ぁ」
「寝てていいよ。起こしてごめんね」
頭を撫でると、また頭を胸に寄せた。
「叶……すき……」
驚いて葛葉を見るが、目を瞑って寝ていた。なんとなく悪戯したくなり、服の前を少し外す。まだ勃っていない乳首を優しく触ると、葛葉の顔が分かりやすく変わった。
「寝てるときに襲われて…乳首もう勃ってきてるよ?♡」
わざと耳元で囁くと、顔を真っ赤に染めた。
「赤くぷっくり腫れて、下も大きくなってんじゃん♡」
いちいち情報を囁いて伝えると、我慢できなくなったのか、僕の膝から下りてソファーの上で踞った。
「お尻の方がよかった?」
前に手を伸ばし、ボタンを全て外す。白くて滑らかな肌が露になり、微かに紅く染まっている。つぷ…と指を一本入れると、面白い程にビクビクと体が跳ねた。
「きゅうきゅう締まってるじゃん。一本だけで気持ちよくなれちゃうの?」
耳は真っ赤に染まり、うなじまで赤くなっている。前立腺をコリッと刺激すると、声が漏れた。
「ぁッ♡、ふッ…///」
唇を噛んで、必死に声を押さえている。
「葛葉はここ大好きだもんね」
容赦なく手を震わせ、振動を前立腺に与えると呆気なく精液が飛び出た。
「ッ~~~////か、なッ♡ぇ”..//やめッ♡」
「何言ってるかわからないよ?」
指を二本に増やし、イったばかりの前立腺を強く押したり、擦ったりと責めあげた。
「やぁ”ッ..♡う”ぁッッ〜〜〜〜♡♡///」
強い快楽によがる葛葉が可愛くて、ついヒートアップして指が止まらない。葛葉の喘ぎと、とろけた顔は僕を煽るのに十分だ。何回かイかせ、ぐったりとして後ろがとろとろになったタイミングで自身の勃ち上がったものを当てる。
「へぁッ..///む、無理ッ..♡はいらなッ、」
「大丈夫大丈夫、」
どうせなら顔を見ようと、葛葉の足を持ってひっくり返す。紅く染まった、色白で可愛い顔がとろとろに蕩けている。顔を近づけキスをし、歯列をなぞり、弱い上顎を中心的になぞる。
「優しくするから」
仕上げとばかりに、唇を舐めた。ゆっくりと挿れる。半分に入った辺りで中が締まり始めた。
「まだ半分しか入ってないからもうちょっと力抜いてよ」
キスをして力が抜けたタイミングで一気に全て挿れきった。
「ッッ~~~~~//////♡♡」
奥を突かれた衝動で深く中イキしてしまった。
「玩具で突くことはあっても挿入は初めてだもんね」
いい子いい子と、頭を撫でて腰を動かし始めた。
「ひぁッ、♡あッ..//ひぅ、ッ♡♡」
段々と腰が早くなり、目の前がチカチカとしてきた。叶の息遣いも荒くなり、汗で濡れる髪の毛が色っぽい。
「っ…出すよ、葛葉」
「ぅあぁ”ッッ~~~~//////」
その声と同時に最奥に打ち付けられ、お腹の中にじんわりと熱が広がる。
「やぁッ♡動かしちゃ、らゃめッ…///」
イったばかりの敏感な粘膜に精液を塗りつけるように、何度か腰を動かす。ビクビクと体を震わせながら抜くのを待った。やっと無くなったとき、もうイかなくて済む安心感と、名残惜しさが残った。
「お風呂行こうか」
叶に抱き抱えられ、精液が垂れないようにプラグらしきもので蓋をされる。
「それッ、やだぁッ…♡//」
歩く振動が来るたび前立腺に当たるのだ。
「お風呂までだから我慢してね」
お風呂場に着き、足腰の立たなくなった俺は座らされた。
「は、はやくッ…」
プラグが床で押されて中が大変なことになっている。
「はぁッ..♡はぅ”ッ..///」
前屈みがちに叶が脱ぎ終わるのを待った。
「なんか犬みたい」
くすくすと笑われるが、そんな場合ではない。
「はいはい、今抜くから」
睨むと素直に承諾した。
「こっちにお尻向けて。そうそう」
お湯を適温にし、プラグを抜く。
「ふぁッ♡んっ…///」
抜けると中の精液がたらたらと太ももに垂れた。
「えろ……」
振り返ると、丁度スマホを構えて撮られた。
「よし、今掻き出すから力抜いてて」
なにかよし、なのか分からないが大人しく従う。無事掻き出し終わり、適当に体を洗った。
「…葛葉は今幸せ?」
湯船に浸かり、叶に背中を預ける。
「……嗚呼。ご飯もお腹一杯食べられて、寝床もふかふかで気持ちよくて、大好きな人と一日中居られるなんて幸せ以外ない」
叶の手で遊びながら答えた。
「じゃあ一緒にここに住まない?」
「……いいのか?」
「だって葛葉とずっと一緒に居たいし。ここからなら本社も近いでしょ?」
忘れかけていたが、そういえば俺ライバーだった。今は休止中だからいいのだが。
「じゃあ住む。葛葉とずっと一緒」
振り返って首に抱きつく。
「ありがと、葛葉。…そうだ、ピアスとピアッサー買ってきたよ。僕も新しく開けるからお揃いで付けようね」
この家に来て以来、楽しそうな笑い声がお風呂場に響いたのであった。
「行くよ?」
「……うん…」
パチンッという音がして、耳が微妙に重くなる。
「痛くないな…」
「でしょ?」
鏡を手渡され、ピアスを確認する。
「格好いい…」
「僕は新しく開けなくてもいっか。ここ外して……よし」
それぞれの誕生日石を交換して付けたピアス。
「なんか恋人っぽいっ」
「ぽいじゃなくて恋人ですー。安定するまで毎日消毒してあげるから」
こくりと頷き、ピアスを夢中になって見つめた。今日は新しい叶の服だ。クローゼットの中から新しいのが出てきたらしい。頭をバスタオルでわしゃわしゃと拭かれ、ドライヤーで乾かしてもらう。
(他の人にやって貰うって気持ちいい…)
心地よさに身を任せているうちに乾かし終えたようだ。
「晩ご飯一応マック買ってきたんだけどそれでいい?」
こくりと頷き、ソファーに寝そべって温めるのを待った。何度目かの温め終えた知らせを聞き、ようやくテーブルに運ばれてきた。
「何食べたいのか分からなかったから…取り敢えず人気なの買ってきた」
マックなんて食べるのは数年振りだ。魔界に居たときは勿論血だけ、人間界に着てもニートだから、外食は滅多になかった。
「…いただきます」
パクりと一口食べると、ジャンクフードの旨みが口に広がる。
「おいひい…」
本当に美味しそうに頬張る俺をにこにこと見つめていた。
「葛葉ー。もうそろそろ寝るよ」
「叶と一緒がいい」
「はいはい」
歯磨きを済ませ、二階に上がって叶の部屋に入る。
「明日仕事帰りに葛葉のアパート解約してくるよ。荷物も全部こっちに運ぶよう手配するね」
「ふふ、これでずっと僕と居られるね、」
「ん……///」
「ありがと」
布団に潜り、恋人の温もりを感じながら眠りについた。
「葛葉、いい加減起きなよ」
「ん……かなえ…」
「朝ごはん冷めちゃうよ」
だるい体を起こし、よろよろとしながら部屋を出て階段を降りる。
「危なっかしいな…」
後ろからおろおろとしながら叶が付いてきた。
「もう仕事行くからいい子で待っててね。帰りにケーキ買ってきてあげるから」
こくりと頷き、まだ眠い目を擦りながら玄関で見送った。そしてやっと違和感に気づいた。
(……あれ…首輪ない)
洗面所へ行き、顔を洗うついでに確認するが、やはり付いてなかった。叶の部屋に戻り、首輪を探す。
(ない…ここにもない…)
監禁されていた部屋に行くと、ベットの上に首輪が置いてあった。付けるのに苦戦しながらも、最終的に鏡を見ながら付けた。
(おっし、朝ごはん)
テレビを付け、ニュースを見ながら朝食を食べる。
「何しよう」
昨日撮り溜めした映画は見尽くしたし、たいして面白い番組もやっていない。
「ひまぁー」
大きめの声で呟くが、勿論返事はない。
「…少しくらいなら散歩行ってもバレないよな」
叶の部屋から、自分が着れそうなサイズがでかめの服を取り出す。
「よし、首まで隠れるニットなら首輪も見えないし」
早速玄関にあったサンダルを履いて玄関を開けた。
「ん~っ!久しぶりの外の空気っ〜〜〜〜↗」
胸一杯に空気を吸い、辺りをブラブラと探索する。
(あ、公園だ)
歩いて2分もしないうちに公園が見えた。遊具で小さい子達が遊び、ベンチや隅でお母さん達が喋っていた。犬の散歩に来ている人や、爺や婆もいる。
(ザ、日常って感じでほのぼのすんな…)
外にウキウキとしながら何時間か散歩をしているうちに、日が上ってきた。
(暑すぎんだろ…もうそろそろ戻ろう)
来た道を戻り、家に帰る。
「ただいまー……って誰もいないけど」
なんとなく言ってみたくなったのだ。サンダルを脱ぎ、服も着替えて証拠隠滅する。テレビを付け、昼間のロードショーを見た。
『年間の自殺者が増え続けているみたいですね?』
『はい。恋愛絡みで別れて自殺だったりとか、彼や彼女を愛するあまりーなんてのもあるみたいですね。』
『最近の若者は依存性が高いという調査結果も出てますしね。程ほどに愛し合えればいいんですけどねぇ』
『恋愛ほど人の感情を左右するものはないですよ。こればかりはどうしようもないですね。』
『そうですね。ありがとうございました。ということで次の—-』
(依存?)
あまり意味が分からない。
そのとき、まだ3時頃だと言うのに玄関の扉が開いた。
小走りで玄関へ行き、お出迎えする。
「おかえり」
「…ただいま」
なんだかいつもと違う気がする。
「首輪、付けたんだ」
「うん。無いと不安になるからな」
革で出来た首輪を大事そうに撫でる。
「………はぁ~……怒ろうと思ってたのに…」
外の匂いがするスーツのまま抱き締められる。
「葛葉、外出たでしょ」
「えっ」
「図星って感じだね」
(なんでバレた!?どうしよう、苦しいお仕置きされるっ)
「お仕置き、やだっ」
抱き締められていた腕を頑張って振りほどこうとするが、力が強くて無駄な抵抗に終わった。
「んー落ち着いて。お仕置きしないから」
頭を撫でて安心させられる。
「実はその首輪、GPS付いててさ。玄関を出るとスマホに通知くる仕組みなの」
首輪を指差しながら言った。
「僕が家出てから通知が来て正直焦ったよ。僕の事嫌いになっちゃったのかなって」
ぎゅっと、抱き締める力が強くなった。
「そっから全然仕事進まなくて、もう帰れって言われちゃって。命令…っていうか帰ってちゃんと休め、みたいな」
それほどまでにショックを受け、悩んでいたのかと反省する。
「ごめんなさい…」
「次からは一声かけてくれれば散歩も行っていいから」
抱き締めていた手が緩み、離れていく。
「ケーキ買ってきたよ。あとアパートも解約してきた。明日業者が来て運んでくれる」
「ありがと」
おでこにキスをされ、リビングに向かう叶に付いていった。
「もう首輪しなくてもいいのに」
「これないと叶に手放された感じしてやだ」
「一生手放さないつもりなんだけどな…」
背中に抱きつき、歩きにくいと言われてもやめなかった。
「そういえばなんでケーキ買ったの?」
夕飯を食べ終え、食後のケーキを食べながら質問する。
「んー、同棲記念?」
「なるほろ」
ケーキを頬張りながら納得した。
「そんなに頬張らなくてもケーキは逃げないよ」
笑いながら指摘された。
「なんか俺叶に甘えすぎててダメ人間になりそうなんだが…」
「なっちゃっていいよ。僕が面倒見る」
そんな格好いいことをさらっと言えちゃうのが凄いと思う。
「俺の彼氏今日も格好いい…」
沁々とそう思った。
next→♡500〜
コメント
11件
/ ぁ 、 好きです 。
依存していることを自覚してないの江戸すぎる、、天才か????