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さて、どうしようか。荒れ果てた教室で僕は考えていた。
突然のデスゲーム
最初こそは混乱したが、もう読めている。
クラス屈指の秀才。テストはいつも学年一位。全国テストでは勿論一位。
僕は死にたくないからね。
先に推理をして、後を読む
まず最初に、このクラスは28人、そのうち2人が喰われ残りは26…
次の椅子の量は20になるだろう。
そして犠牲の6人は…
ドアを必死に叩いている滝沢と佐々木
後は腰を抜かしている松尾さんと
隅っこで泣いている小笠原さん
残り2人は適当にやれば何とかなるだろう。
「じゃあ2回目かいし〜♡」
ミチカの声が響く
軽快な音楽が鳴る
それに沿って僕は歩く
音がした。何かで人を殴る、鈍い音
「ああああああああああああああ!!!!」
石田さんが泣いて蹌踉めく
頭部からは血が出ている
______前には杉原さん
おそらく手に持ってる漢字辞典で殴ったのだろう
2人は家族ぐるみの遊びをするほど仲が良かったのに
友情は自分の命となればすぐ崩れるんだな。
ピタリと音楽が止み
一斉に椅子に座る
僕の予想通り
ドアを必死に叩いている滝沢と佐々木
後は腰を抜かしている松尾さんと
隅っこで泣いている小笠原さん
と
コレは予想外だったが…殴られた石田さんと、殴った杉原さんが座れなかった
ミチカはいただきます♡と言わんばかりに食べ始める
あいつらが悲鳴をあげ喰われてく
バリッ
ボリッ
クチャ
グシャ
次回へ続く♡10