めっちゃ捏造してます
付き合ってないです
季節感やばいです…
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rd視点
今日は12月22日
もうクリスマスということもあり、外はイルミネーションがキラキラとしている
俺の好きな人、みどりと一緒にコンビニに買い物に来てるよ
みどりがいきなり「抹茶ノ オカシ買イタイ!」ってLINEくるからびっくりしたけど結局来ちゃった…
ふと、隣にいるみどりの手に触れた
「え、冷たっっ!?」
ふと触れた手は俺が想像していた何倍も冷たくて、思わず大声をあげてしまった
「エ?テカ ウルサイ」
「ごめんwけど冷たすぎん?」
これは俺の感覚が間違ってるとかじゃないよね?
「ソンナ?ラダオクンガ 子供体温ナダケジャナイノ?」
まぁたしかに俺の手は冬になるとカイロって呼ばれて手だけ欲しいとかよく言われるけどさ!?
「それにしても冷たいんだけど、生きてる?w」
「マァ俺オバケダシ」
「そんな話もあったねw」
おばけ、ね
ふざけて笑い飛ばしてみたけど、彼がふわふわと幽霊のように飛んでったらどうしよう
不安になりこの冷たい手を暖かくしないとだめだと思いはじめた
「みどり!とりあえずこれ!」
そう言って俺が羽織ってた上着をみどりの方に掛ける
みどりは困惑したように、
「エ、ラダオ…??」
と言っているが気にせず
「ちょっとまってて!!」
そう言い残して、走っていく
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md視点
「ちょっとまってて!!」
そう言い残され、らだおくんは走っていく
「エェ?」
困惑しか残っていない頭の中、らだおくんの匂いがふわっと香る
あ、そういえばこの上着
上着を頬に擦り寄せ、暖まってみた
自分で暖かくするより、何倍も暖かい
心が落ち着きほっとしているとらだおくんがこちらに来ているのがみえた
心が穏やかになっているから、と自分に言い訳をして手を振ってみる
らだおくんはさらに急いで来てくれる
「おまたせ!はいこれ!」
そう言われ手渡されたのはココア
「俺ノタメニ…? 」
「だって寒そうだし!これであったかくして?」
缶を開けてふーふーと息をかけて飲む
あったかい
らだおくんのことが気になってちらっと見てみると微笑んでいた
恥ずかしくなってココアに集中してしまう
「ふふ、おいしい?」
折角買ってきてくれたのに感想もお礼も言わないのは失礼だと思って言葉を口にする
「ン、オイシイ。アリガト」
「どーいたしまして!」
らだおくんの方をもう一度見てみると、マフラーをしているとは言え、らだおくんの上着は俺が羽織っているから薄着で寒そう
ん、いいこと思いついた
「ラダオクン」
「なにー………!?」
ココアに触れて熱くなった手をらだおくんの頬にぴたっとくっつけた
「みどり…!?」
「ナニ」
「なにじゃないよ!!ありがとうだけど!」
そうらだおくんは叫ぶと、お互いさっきまで寒さで赤くなっていた頬は恥ずかしさからか違う意味で赤く染まっていた
「ン」
満足してもう一度ココアを飲む
びっくりしてくれて嬉しいな
「ねぇみどり」
「ン?」
「24日、覚悟しててくれない?」
え、なにこのびっくりする展開
ちなみに俺の好きな人はらだおくん
期待して、いいのかな
「ソレハ、期待シテイイヤツ?」
「いいやつ!」
1個、楽しみが増えちゃった
どちらともなく伸ばした手はお互いの指先を触れ、そのまま繋がれる
2人の顔はどっちも違う方向を向いているけれどどっちも幸せそうな、曇りひとつないような顔をしていた
コメント
4件
どうしてこんなに素敵なほっこりストーリーがうまれるの!?💖 最高にハートフルでによによしてます(*´︶`*) 短編いっぱいで幸せ…✨ 感謝です(●´ω`●)
連続投稿ありがとうございます🥹 冬っていうのがまた良い‼️ 2人ともすれ違ってるけど最終的には結ばれるって運命見えててすちです🤭 個人的にみどりくんの「期待していいやつ?」がとっても響きましたねん🎶 今回もさいこーでしたあ!!!