お前が憎い。

イギリス目線です。

ーーーーーーーキリトリーーーーーーー✂︎

『お前本当に日本か？』

今日はアメリカで世界会議だ。

いつもどうり俺は余裕を持って到着した。

次々に国達が集まっている

数分後会議が始まったが何人か遅刻するらしい。

本当に何やってるんだと思いながら話を聞く

そのまた数分後、イタリアとアメリカが入ってくる

イタリアが日本に抱きつく。

いつもどうりあわあわするのかなと思いきや冷静にイタリアに手を回す。

俺だけではないだろう。

その場にいたみんながびっくりしている

あんなに人との距離感がしっかりしている

日本に限ってそんな行動はしない

何かを察したのかサッと手を退かす。

しばらくの沈黙の後、イタリアが発した

『君、誰？』

その言葉に全員が納得しただろう。

明らかに日本ではない。

イタリアが発した後、日本が言い訳をするように言葉を並べる。

その後なんとか会議が続行された。

数十分後。会議が終了した。

俺はどうしても気になり、日本に話しかけた。

いつもどうりにこやかに微笑んで返事をして来た。

でも俺はこいつは日本ではないと確信した。

微笑んできたかと思えば

“目が笑っていない”

そして真っ赤で奥底にドス黒い何かがある闇みたいな目。

それにチラつく赤いピアス。

顔は似ているが別人だ。

そう思い俺は発した

『お前本当に日本か？』