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あおい『あおはッ…あおはしんちゃんの事信じてたのにッッ…』
そう怒鳴る声が近所に響き渡る
そしてわけも分からず困惑する君
しんどうじ「ちょッ、あまり大きな声出さないで」
あおい『もういいよ…しんちゃんはあおの事もう…好きじゃないんでしょッ』ポロポロ
しんどうじ「はぁ…あおいちゃんは知ってるでしょ?俺が女遊びが酷い男って。それでも好きって言ってたじゃん。」
そう、彼は女遊びが酷い男だ
だけどあおはそれでも彼がすきだったから付き合いたかっただけ
だけど彼女が居るんだったら彼女だけを見ててよ…
そう思った挙句口に出してしまった
もう嫌われてもなんでもいいやッ
あおい『だけどッ…グスン 彼女が居るんだったら彼女だけ見ててよ…』
しんどうじ「はぁ?なんだよそれ…けどこんな俺と付き合ったあおいちゃんもどうかしてるよ。彼女だけ見てて欲しいって言われても嫉妬とかして女同士の揉め事になったらめんどいしな」
あおい『なにそれ…あおがどんだけ苦しい思いしたと思ってるんだよッッッ』
しんどうじ「はぁ…もうめんどい。あおいちゃんも所詮幼なじみでしょ。そもそも幼なじみと付き合う事自体無理なんだよ。それはあおいちゃんも分かってるでしょ。」
あおい『そう…だね。もう別れよ。』
しんどうじ「は?そんな事言ってねえーじゃん」
あおい『女遊び酷い男は彼女が居てもやるんだね。なら付き合えません。別れます。』
しんどうじ「ま、待ってよ!」
・・・
雛子「え、なにそれ…」
あおい『もうどうしたらいいのかな…』ぷくぅ
ぷちぷち「んーじゃあしんどうじさんを騙す?」
雛子「けどどうやって?」
ぷちぷち「知らんけど、まあ、嫉妬させる?w」
あおい『あおと同じじゃん』
ぷちぷち「w」
この人達はあおの友達
しんちゃんの友達でもあるけど…
ここ数日間彼が何やってて何を考えてるのか分からなくなってしまっている
付き合ってた時は何考えてるか、何やっているか、知りたかったし分かっていた。
だけど多分彼は『女遊び』をしているだろう
皆、彼の人柄に引かれて付き合っているのだろう。
って何考えてるんだろう。
彼は女遊びが酷いそれでも、好きだったから、大好きだったから。
そんな彼に酷く怒鳴りつけてしまった事を深く後悔している。
彼が言ったみたいに『幼なじみ』同士の恋なんて、続くはず無いもんね。
・・・
雛子「あおいちゃん!」
あおい『ん?どうしたの?』
あれから数日後
彼と会わないまま高校卒業の日が近づいてきた
電話越しで雛子ちゃんがあおの名前を呼ぶ声が辺りに響き渡っている
そこで、彼の話が入ってきた
そこで聞いた話は彼は女遊びが酷くなっていったから『退学処分』を下された
雛子「それで…明日しか来れないみたいで、しんどうじさんが明日どうしても会いたいから放課後いいかって…」
あおい『え、、?まあ、うん。いいけど。付き合うのは無理だよ、』
雛子「分かってるよw」
退学処分…か
悲しいけど、辛い・苦しい思いを振り払い、今度ぷっちー・雛子ちゃん・あおの3人でお出かけしようって話に入った
雛子「んーじゃあプール行きたい!」
あおい『えー?wあおナンパされちゃーう。』
雛子「いや、あおいちゃんナンパされないから安心して、雛子がナンパされちゃうかもー」
あおい『雛子ちゃん酷ッw』
・・・
思ったよりノベル難しいw